牝馬同士ながら現時点での力のぶつかり合いを見せてもらい、興奮できるレースでした。

優勝したソングラインは色々なことが重なってのG12勝目を手にしました。池添騎手がお手馬が他に出走意思を見せていたこと、ルメール騎手はスターズオンアースに決まっていたことなどがあり、戸崎騎手に白羽の矢が立ちました。3週連続で調教に跨った甲斐もあり、プランとは違うレースになったようですが、それが吉と出てソダシを頭差差したところがゴール。昨年の借りをキッチリ返す形になりました。当然次走は安田記念だと思いますが、戸崎騎手とのコンビで臨んで欲しいところです。

 2着は所長◎のソダシ。調教を見たときに太目ではなく、馬が牡馬のようになっているのを見て、ワンターンのマイル戦という好走条件のここは◎しか考えてませんでした。レーン騎手もソダシの手ごたえを確かめてゴーサインを出し、スターズオンアースを封じたものの、まさかインからソングラインが差してきて慌てて追いましたが勢いが相手の方が上でした。体調次第ですが、是非、安田記念に出走して欲しいです。

 3着はスターズオンアース。今回はスタートが決まり、当面の相手のソダシを前に見る絶好の展開。早仕掛けでソダシを捕まえに行きましたが、ゴール前は脚色が一緒でした。いきなりの距離短縮でG1で勝ち切るだけの他馬との能力の差が大きくなかったのかもしれません。4着以下とは1馬身以上の差があるだけに、今回は上位2頭を褒めるべきだと思います。

 

 

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