先週末16000円をキープできずに終わった日本の株式。
休んでいる間にアメリカの原油の備蓄が過去最高となり原油が下がり、円高トレンドなどを見れば上がる要素が見当たりません。
日銀のマイナス金利の本当の理由が明るみに出始め、「そんなことをやられたら海外の投資家は日本を見捨てる」とまで憤りを見せております。
今の日本の株式相場は外資がコントロールしているといっても過言ではありません。
日本の株か安定、株価上昇に残された道は自社株買いなのですが、未だに音頭を取る企業が見当たりません。
今、台湾企業に買収されかけているシャープも国営ファンドの革新支援機構に決まる可能性が高いと、当研究所は見ております。
しかしながら、これが命取りともなりかねません。
「やっぱり日本の基幹産業などはどうやっても外資の手には落ちない。」となれば、マネーゲームには利用されましても、本気で経営再建をしてあげようと考える投資家、外資はそっぽを向くでしょう。
台湾企業もソフトバンクへの表敬訪問?は勇み足でした。
魂胆がばれてしまいました(^^;
いずれにしましても、国内はシャープの情勢、海外は朝鮮半島、中東情勢には注意を払わなければならない1週間でしょう。
当研究所の株式部門は情報収集は続けておりますが、既報の通りお休み中。
こういう時の方が冷静に分析できるかの知れません。