サブプライムに沸いた昨年世界金融危機という中で、悪いながらも日本はまだまだ良い方だと言われる。なぜか?それはリーマンにしろ他のファンドにしろ自腹で日本に投資をしたファンドがほとんどないということ。「うちのファンドは本国に**兆円の資産がある。これを保証として資金の調達ができないか?」これに乗ったのが金融機関。実質国内の金融期間の資金を利用し展開したファンドで失敗すれば今回のように簡単に撤退の嵐。残された負の遺産はひとたまりもない。私から見れば「借り逃げ」で儲けた資金は本国へ、借財は投資を行った国に残し次の国へ。これが本当の「ハゲタカファンド」の手法だ。日本は金融機関は公的資金の注入、貸し渋りと貸しはがしでこの穴を埋めてします。そして埋まってしまえばまたそれを繰り返す。「組んで国民をいじめているの??」と言われても仕方がない。しかしながら、いよいよ横綱登場!!というか、自己資金をもって日本にやってくるファンドが私が知っているだけでも3つある。彼らはいたってドライ「日本に投資する資金を決め、ダメなら撤退、良ければさらに注入」と本当にシンプル。担当者も日本におき全権委任。彼らによって日本は再生されると私は見ています。