「商売」の定義を明文化してますか? | ファンマーケティングで1人起業家が年商3000万円になる方法 〜コミュニティビジネスからビジネス設計、出版ブランディングまで〜

ファンマーケティングで1人起業家が年商3000万円になる方法 〜コミュニティビジネスからビジネス設計、出版ブランディングまで〜

悦る商人“たなかつ”こと田中克成が、ファンマーケティングを活用して8ケタの商売を連続して起業するための『教え』を綴ってます。自分サイズの小さなコミュニティからはじめて、ファンを応援し、応援され、応援し合うコミュニティビジネスのはじめ方・考え方。



ある日、僕が販売していたカードゲームGIFTという商品を、師匠のオフィスに持っていき、


「このカードゲームを売るにはどうしたらいいですか?」


と尋ねました。


「そのカードゲームはどんな人の困りごとを解決するの?」


と尋ねられたので、僕は「今このカードゲームは企業でチームビルディングで使われているようです。ですから、企業さんのチーム作りに役に立ってもらえると思います」


と伝えました。


「なるほどね。では、チームビルディングといっても、リーダーシップの課題もあれば、コミュニケーションの課題もある。

 ダイバーシティー的な様々な価値観でチーム運営しているから、チームメンバーの価値観の共有という課題もあるよね。シンプルに目標達成というのもある。

 一言で、チームビルディングといっても、たくさんの課題があるけど、このカードゲームはその中の一体どの課題を解決することができるの?」


そう言われて、僕は頭を抱えてしまいました。


「チームビルディングに使えると言うことはわかっていますが、その中のどの課題を解決するのかは正直よく解りません」


「そうだよね。それが分かってたとしたら、『どうやれば売れますか?』という質問にはならないからね。もう一度聞くよ。

『商売の定義』って何だったっけ?」


「はい、商売とはお客様の困りごとの解決です」


「そうだったよね。だとすれば、このゲームの開発者であり、売り手でもある君自身が、お客様のどの困りごとを解決するかわかっていないわけだから、乱暴な言い方をすると、

このカードゲームは、売ってはいけない商品ってことになるよね」


ァァーーーーーンっ!!!!!!( ̄◇ ̄;;)



…つづきは下差しタップ。