今回はCBではなくて、カタナの記事を書きます。

お客さんの希望で、エンジンガードを付けたいとのこと。エンジンガードはいろんなメーカーのものがあって、金属のパイプ形状のガードや、樹脂のスライダー形状のものなどがあります。選んだのは、樹脂のスライダー形状のもので、ナイトロレーシングのリダクションキットという製品です。

 

これが製品です。左右の先端が樹脂で、その内側にアルミ製カラーがあり、貫通ボルトで取り付けます。

 

取り付け場所は、エンジン前側のハンガーボルトの部分です。純正のハンガーボルトと交換するかたちになります。

 

ハンガーボルトは、ナットを緩めても簡単には抜けてくれません。プラハンで少しずつ叩いて抜きます。

 

製品の貫通ボルトを通してみましたが、エンジンハンガーの穴と位置が合いません。

 

こういう時は無理に叩き込むことはしないで、エンジンハンガーボルトを少し緩めて、ボルトとハンガーの穴のガタ分で位置を合わせます。本当にちょっとしたガタ分ですが、するすると通すことができました。

 

貫通ボルトは左右の両端にねじが切ってあるので、左右均等な位置になるようにします。

 

樹脂のスライダーを取り付け、左右ともナットで締め付けます。片側に回り止めをしないとナットの締め付けができないのですが、1人では手が届かないので、2人で作業しました。

 

 

転倒した時は、金属パイプ製品の方がエンジン保護性能は高いかもしれませんが、この製品は、あまりごつくなく、さりげなく取り付けたい方に向いていると思います。