CB750Fのタコメーターの文字盤が割れてしまっているので、メーター屋さんに修理に出すことにしました。文字盤はなぜ割れてしまったのでしょうか?

 

メーターをメーターパネルから取り外そうとしましたが、びくともしません。どうやら、コーキング剤で固定されているようです。これが文字盤が割れてしまった原因です。

本来、メーターは純正のメータークッションで振動を吸収することになっていますが、コーキング剤でガチガチに固定されてしまったため、ほぼリジット固定になっていて、振動を吸収できずに割れてしまったのです。

グレーの物体がコーキング剤です。粘度がかなり高く、除去するのにも苦労しました。

 

岡山のクラフトビーさんで修理してもらったタコメーターです。

非常にきれいに出来上がっています。

 

これが純正のメータークッションです。まだ新品が手に入ります。

 

スピードメーターも同じ様に、コーキング剤で固定されていたので、純正のメータークッションに交換します。

 

スピードメーターを取り外すには、トリップノブを外す必要があります。トリップノブは2通りの付け方があって、小さいビスで固定されているものと、逆ねじのねじ込み式のものとがあります。

このメーターは小さいビスで固定するタイプでした。このビスを緩めるのには、精密ドライバーで緩めます。

精密ドライバーをしっかりと押さえつけて回さないと、プラス溝をなめてしまうので注意が必要です。このビスもまだ新品が手に入るので、なめ気味の時は交換しましょう。