6年生は入試まであと4ヶ月ちょっとですね。

この時期になるとそろそろ気になってくるのが「過去問」だと思います。

いつから始めればいいのか、どのようにやればいいのか。

 

塾によって、志望校別コースによっても、あるいは講師によっても言っていることが違ったりします。

特に新しい方からやるのか、古い方からやるのかという問題です。

過去問対策講座がある塾でも、どの年度をやるかが毎回バラバラだったりすることもあるので、いろいろと大変です。

 

 

いつから始めるのか?

 

本当に考えなければならないのは「いつから始めるか」ではなく、「いつまでに終わらせるか」なのです。

そこから逆算していけば必然的に予定は決まります。

志望校の難易度が高い人、あるいは難易度の高い学校を複数受ける人はやるべき過去問も多くなるので、今の時期から始めておかないと間に合わなくなるかもしれません。

 

まずは何年分やるかを考えましょう。

 

● 基本的に第一志望校は5~6年分をやります。

赤本なら1冊分ですね。(学校によっては5年分しかない)

同じ学校を複数日程で受験する予定の人は、前期日程・A日程(1日目午前)の過去問をやります。

 

● 第ニ志望校(併願校)は2~3年分をやります。

直近の2~3年分です。

第一志望校を複数回受験する場合はもっとやってもいいと思います。

最難関レベルの学校の場合は出来れば6年分やっておきたいです。

第三志望校以降は1~2年分やっておくといいと思いますが、入試直前にやってもかまいません。

 

● 前受け校は直前に1~2年分やっておけば十分です。

 

ここまでで、少ない人でも10年分くらいになっていると思います。

 

新しい方からやっても古い方からやってもかまいませんが、なるべく全教科同じ年度のものを順番にやっておきたいです。

バラバラだといつまで経っても合計点が出せません。

 

 

1年分を解くのにかかる時間が3科目なら約3時間、4科目なら約4時間、算国2日目もある学校なら約5時間です。

(丸つけや採点も含めて)

そこから間違い直しや解き直しをすると倍くらいの時間がかかることもあるので、やりすぎないのがコツです。

塾の過去問講座なら採点や解説までしてくれるかもしれませんが、それ以外の質問は受け付けて貰えない可能性が高いです。

わからないところはとりあえず冬休みまでそのままにしておきましょう。

 

家でやる場合、1日でまとめて1年分というのはなかなか時間が取れないと思います。

そこで、時間のある日に少しずつ、だいたい1週間で1年分というペースになるかと思います。

 

で、いつまでに終わらせるかというと冬休みが始まるまでです。

冬休みになると6年生は入試直前特訓が始まり、また朝から晩まで塾という生活になります。

(塾・コースによります)

となると、もう大晦日~三が日くらいしか空いている日はありませんし、当然その間も宿題があります。

ですから、冬休みが始まるまでに終わらせておかないと最後の年度まで解き切れなくなる可能性が高いです。

実際、冬休みに入ってからも時間があれば併願校の残りとか、2周目とかやりたいことはたくさん出てきます。

前受け校の過去問も直前にやることになるので、余裕を持たせておきたいですね。

 

冬休みが12月の第4週からなので、今からだと約16週あります。

週に1年分とすれば約16年分はこなせそうです。

しかし、まだ修学旅行、運動会、音楽会など学校行事が残っている人もいるかと思います。

祝日は塾の模試やイベント、中学校の文化祭や説明会などが入ったりするので、まとめてやるのは意外と難しいです。

 

10年分をやろうと思ったら10月中旬くらいからでも間に合います。

15年分以上ならもう始めないと間に合わなくなります。

 

最悪、睡眠を削るとか、塾や学校のない日にまとめてやればどうにかなりそうですが、そこまで間に合わなくなる人がまとめてできるかどうかと言われると疑わしいです。

 

 

過去問の目的

 

過去問を何のためにやるのでしょうか?

 

・入試傾向を知る

 

どの分野・単元が出るとか、出ないとかいうのは考えない方がいいと思います。

入試傾向というのはもっと単純に、試験時間、問題数、問題形式(選択、記述、作図、計算など)、配点(予想配点)、平均点などを知っておくということです。

学校によってかなり違いがあるので、たとえ前受け校でも1年分はやっておかないと、当日問題を見てびっくりするかもしれません。

 

分野・単元の出題傾向については塾がしっかり考えて授業のカリキュラムを組んでいますから、志望校別特訓のテキストをしっかりやり込めば大丈夫です。

 

 

・自分の実力を知る

 

現時点の実力でどれくらい点数が取れるのか、その年の合格最低点はどれくらいなのか、実際にやってみれば一目瞭然です。

そのためにはちゃんと時間を計って、少し厳しめに採点する必要があります。

まだ9月ですから、実際に合格した人でもこの時点では合格最低点に届かなかったという人の割合がけっこう高いです。

特に最初の1~2年分は慣れていないこともあって点数が取りづらいのです。

これからの4ヶ月で3科目合計で30~40点くらいは上がる可能性があります。

そのためにも今の時点で自分の実力をしっかり知っておく必要があるのです。

 

 

なるべく入試直前にやる方が本番の実力に近くなるので、その頃に最新の年度をやった方がいいという考え方があります。

それが「過去問は古い年度からやる」派です。

一方、難関レベルの受験生の中には6年分すら終わらない人もいたりします。

また、併願校の場合は6年分全部やる余裕がありません。

それなら少しでも直近の過去問に触れることで最新の傾向に慣れておこうという考え方もあります。

それが「過去問は新しい年度からやる」派です。

 

少なくとも志望校別コースの中では統一しておいて欲しいのですが、そうでない場合は各自で何とかするしかありません。

 

 

第一志望校と併願校のどちらから始めるか?

 

これもいろいろな考え方があります。

第一志望校の過去問は実力がついてくる11~12月にやりたいと考えるのであれば、今は練習も兼ねて併願校のものをやっておくべきです。

もし、今の時点で合格最低点を軽くクリアしているのであれば実力は十分だと判断していいと思います。

それ以上併願校の過去問をやる必要はありません。

併願校がたくさんある人は一番難易度の低いものから順にクリアしていけばいいと思います。

 

逆に、併願校で苦戦している人はもう一度併願校を考え直す必要があるかもしれません。

とりあえず2~3年分やってから考えましょう。

 

 

20年本について

 

20年本を全部やろうと思うと、1科目で20時間~40時間(灘・甲陽)かかります。

直近6年分は普通の赤本でやるとしても、1科目で14時間~28時間です。

併願校も含めて最難関校を3校受けるとしたらその3倍は必要になります。

それを逆算したら6月くらいから始めていないと間に合いません。

 

上位クラスでは10月くらいから国語や理科の授業を休む人の割合が増えてきますが、そういう人なら時間は十分とれるのでしょう。

 

塾では20年本はやらなくていいと言います。

というのも、志望校別特訓や最難関向けの特訓講座のテキストで古い過去問を扱っているからです。

いざ20年本を解き始めたら知っている問題(答えも覚えている)がたくさん出てきたりします。

当然、点数もかなり高く出るのであまり合否の判定にはなりません。

というより、勘違いしてしまう危険性もあります。

 

苦手単元の復習を考えるのであれば、塾のテキスト(単元別にまとまっている)をやり直した方が効果的です。

入試問題を解くスピード感(時間配分)に慣れる練習にはなると思います。

 

 

 

最後に

 

過去問はなるべく早く始めておいた方が良いとだけ言っておきます。

とりあえず志望順位の低い併願校のものを1年分やってみて、どれくらいのペースになるかを把握しておきましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

新学期生徒募集中

 

4年生・5年生

新年度に向けてクラスを上げたい方

成績を上げたい方

最難関校を目指している方

 

6年生

志望校に向けて最後の追い込みをしたい方

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希望者が多い場合は先着順とします。

原則として6年生を優先します。

 

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