偏差値60がどうしても取れなくて悩んでいるという人もいると思います。

偏差値60以上取っている人がどういう勉強をしているのか気になるのではないでしょうか。

そこで、いつも偏差値60台を取っている人にどんな勉強をしているのか聞いてみると、

「普通に勉強しているだけ」という答えが返ってくることが多いです。

 

それを聞いた偏差値50台の人はショックを受けるかもしれません。

うちの子も同じように勉強しているはずなのにどうして取れないのだろうと。

そして考えに考えた結果、たどり着く答えが…、

「きっと生まれつきの能力に差があるのだろう」という結論です。

そう考える理由は「そうとしか考えられない」からだそうです。

 

世の中には偏差値60が取れない偏差値50台の人と同じくらい、偏差値50台が取れない偏差値40台の人がいます。

その人たちも偏差値50が取れなくて悩んでいたりします。

偏差値50以上取っている人がどういう勉強をしているのか気になるのではないでしょうか。

そこで、いつも偏差値50台を取っている人にどんな勉強をしているのか聞いてみると、

「普通に勉強しているだけ」という答えが返ってくることが多いです。

 

それを聞いた偏差値40台の人はショックを受けるかもしれません。

うちの子も同じように勉強しているはずなのにどうして取れないのだろうと。

そして考えに考えた結果、たどり着く答えが…、

「きっと生まれつきの能力に差があるのだろう」という結論です。

そう考える理由は「そうとしか考えられない」からだそうです。

 

 

そのような誤った考えにたどり着いてしまったことを否定するつもりはありませんが、どこに問題があるのか考えてみましょう。

 

 

「普通」って何?

 

例えば、偏差値40台の人でも偏差値50台を目指して頑張っている人がたくさんいます。

塾の宿題を毎週2回ずつやって、返却されたテストの直しなんかもやっています。

それくらいの量をやろうと思ったら、一日あたりの平均で1~2時間くらいの勉強時間は必要だと思います。

それをずっと続けている人にとってはそれが「普通」なのです。

 

では、偏差値50台の人はどうなのかというと、塾では中間のクラス帯になるかと思います。

つまり、下位クラスに比べて宿題範囲が多くなります。

単純に問題数で比較すると1.5倍~2倍くらいの量になるかと思います。

難易度も上がるので、勉強時間で考えると1日あたり平均2~3時間くらいにはなるかと思います。

他の人がどれくらい勉強しているかはよくわからないので、その人にとってはそれが「普通」なのです。

おそらく同じクラス帯の人は同じくらいの勉強量だと考えていいでしょう。

その人から見て偏差値40台の人はどうして同じように勉強をしていて成績が取れないのだろうということになりますし、偏差値60台の人はどうして同じように勉強をしていてそんなに成績が取れるのだろうということになるわけです。

 

偏差値60台ともなると塾では上位クラス帯になります。

宿題範囲はテキスト全範囲となり、下位クラス帯と比べて2~3倍の問題量です。

さらに特訓講座を受講する人の割合も高くなります。

その宿題も合わせると、下位クラスの3~4倍の問題量をこなすことになります。

スピードは速くなりますが、問題の難易度も高くなるので一日あたりの平均勉強時間は5~6時間にもなったりします。

塾のある日はそんなに出来ませんから、土日や祝日をフルに使って勉強時間を稼いでいます。

傍から見ていると大変そうですが、そういう生活を何年も続けていますし、同じクラスの人たちも同じようにやっているので、彼らにとってはそれが「普通」なのです。

彼らからすれば、同じように勉強していて偏差値60が取れない人は「頭が悪いのでは?」と感じるかもしれません。

 

 

つまり、「普通」というのがそれぞれ自分を基準にしているので、話が全然嚙み合っていないわけなのです。

ですから、どのような勉強をしているか聞くときには、もっと具体的に何をどれくらいやっていて、どれくらいの時間を掛けているかをしっかり確認するべきです。

そのときにあまりしつこく聞くと相手もめんどくさくなって、「普通にやってる」とか投げやりな返事になることもあります。

あるいはあまり相手を褒めすぎると向こうも謙遜するので、「全然たいしたことない」とか言ってきたりします。

 

私が今まで見てきた限りでは、毎回偏差値60台をキープしている人の平均的な勉強量は以下の通りです。

通常授業:

・宿題は全範囲を最低2回、間違えたところはやり直し

・返却されたテストの間違えたところはやり直し

特訓講座:

・宿題は最低1回、間違いが多いときや苦手単元は2回

公開テスト対策:

・テストが近づいたら苦手単元を復習

・過去のテストの解き直し

 

授業が2コマある日は帰ってから2~3時間勉強

1コマの日は3~4時間

授業のない平日は5~6時間

授業のない土日祝は6~10時間

授業やイベントのある土日祝は3~4時間

 

平均すると1日あたり5~6時間

小3くらいから毎日(学年数×1時間)くらいの勉強を複数年継続

 

ここまでやっていれば偏差値60は安定して取れると思います。

勉強時間が少ない人はまず時間を増やしてみるといいと思います。

勉強時間は十分なのに結果が出ない人は、内容と時間配分を考えてみるべきだと思います。

 

そんなにやっていないけど偏差値60は取れているという人は別にそのままでもいいと思います。

 

偏差値60台で「ウチの子全然勉強しないんです」という保護者の相談を受けたことがあります。

話をよく聞いたら、1日平均4時間くらいしか勉強しなくて、すぐにテレビを見たりゲームをしたりする(15分程度)のだとか。

「普通」に灘に行きました。

 

普通という言葉に惑わされないようにしましょう。

 

 

 

 

 

 

 

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