近畿圏の2024年度(令和6年度)の中学入試まで2ヶ月を切っています。
受験生は最後の追い込みに入る時期です。
その一方で5年生以下はやや放置気味になりがちな季節です。
来年度は新6年生となる現5年生にとっては入試まであと14ヶ月です。
特に最難関レベルの学校を目指している人にとっては新6年生のスタートが重要となります。
現4年生にとっても新5年生のスタートは重要で、5年をどの位置でスタートするかで最難関に行けるかどうかが決まると言っても過言ではありません。
そんなことを言うと、現3年生にとっても新4年生のスタートは重要です。
4年生で上位のポジションをキープ出来れば5年生でも安定して上位に入れる可能性が高くなります。
というわけで、どの学年にとっても新年度スタートは重要だということです。
本当は毎回のクラス替えが重要なのですが、次のクラス替えの12月は締め日が過ぎているので今さら何も出来ませんから、新年度クラス替えが重要ということなのでしょう。
教育相談
この時期の塾は6年生が最優先になっているので、5年生以下は後回しにされがちです。
というのも、入試までの残り日数が優先度の基準となっているからです。
残り2ヶ月の6年生と残り14ヶ月の5年生を比較すると単純計算で7倍の差があります。
4年生と比較すると13倍になります。
それだけ6年生の優先順位が高くなっているということです。
これが来月になると、5年生の13倍、4年生の25倍になります。
特に6年生の授業を担当している講師、志望校別コースを担当している講師にとっては6年生のことしか考えられない状況になるわけです。
そんなタイミングで教育相談を申し込むとどうなるのでしょうか。
もちろんプロの塾講師ですから、受験学年でないからと手を抜くことはありません。
しかし、もう後がない状況の6年生とついつい比較してしまいがちです。
5年生で志望校の相談をしても、「まだ1年あるからどうにでもなる」みたいな空気は隠しきれません。
実際のところ、現状の6年生くらい真剣に勉強すれば1年で偏差値5~10ポイントくらい上がる可能性は十分あります。
残念ながら5年生でそこまで頑張っているのは一握りの上位層だけですし、それが出来ない人たちが教育相談に来るので、6年生に言っているのと同じことを同じテンションで語ったところで完全に空回りしてしまいます。
で、「来年度に向けて頑張りましょう」という無難なセリフに辿り着くわけです。
あまり具体的なアドバイスは期待できません。
6年生の授業のあとで5年生以下のクラスの授業をすると、ものすごい温度差を感じるものです。
さすがに今の時期の6年生だと下位クラスでもみんなかなり集中して授業を受けていますが、その緊張感が5年生以下のクラスでは皆無なのです。
おかげで講師は5年生以下のことはあまり考えることもなく6年生に集中できます。
ところが、5年生でも特に最難関レベルを目指している保護者はかなりテンションが高いです。
ここが勝負どころだとわかっているからでしょう。
そこで少しでも有利な流れを掴もうと、あるいは何とか逆境から抜け出そうと教育相談をしてくるわけです。
そこに現れるのが、6年生の教育相談を終えた後の「ちょっと息抜きに来ました」みたいな空気感を漂わせる講師だったりするとブチギレ案件になるわけです。
それは相談したタイミングと相手が悪かったとしか言いようがありませんが、落ち着いて話をすればちゃんと相談に乗ってくれると思います。
なるべく土日祝日など6年生のイベントのある日は避けて、平日の授業の合間の時間帯を狙うのがいいと思います。
冬休み以降は入試が終わるまで忙しい日々が続くので、相談するなら冬休みまでがいいでしょう。
説明会
この時期は進学説明会などのイベントが多くなります。
塾としては個別の教育相談を受けるよりもまとめて説明しておいた方が効率がいいということと、新年度の受講講座などに関する営業をかけるチャンスでもあります。
まずはその説明会に参加しておくといいと思います。
当日参加できなくてもWebで見ることが出来たりするかと思います。
最悪、資料だけでも貰っておけば自分で調べる手間は省けます。
新学年になると授業時間が増えたり、通塾日数が増えたりします。
特に新6年生だとやたらと講座やイベントが多くなります。
5年生までは取捨選択していたかと思いますが、6年生になるとかなり受講率も高くなり、必須となる講座も出てきます。
その辺が一番気になるところかと思います。
6年生で絶対外せないのが季節講習です。
年度の最初の季節講習が春休みの春期講習ですね。
5年生までの季節講習は通常授業の復習がメインなので、受講しない人もけっこういたりします。
しかし、6年生になると季節講習が志望校別になります。
最難関志望の場合は受講資格が必要となります。
内容的には復習といいながら、入試レベルの問題も扱うのでこれは受講しておかなければなりません。
6年生になると日曜特訓というのが始まります。
塾によって名称や内容は様々ですが、志望校別特訓が2月から始まる塾もあるので、その場合は必須と考えた方がいいでしょう。
それ以外に最難関志望向けの特訓講座がいろいろとあります。
どのレベルのものを受講するかが悩みどころです。
そこは塾で相談するのが一番ですが、最難関向けの進学説明会があるなら絶対に参加しましょう。
新年度から新しいシステムに変わる塾もあったりするので、あまり卒塾生のアドバイスを鵜吞みにするのはお勧めしません。
今何をするべきか
これは永遠のテーマですね。
答えは遠い昔から決まっています。
漢字2文字で表すと「復習」ですね。
ですが、教育相談に来る人の多くがいかにこの「復習」をせずに成績を上げられるかということばかり考えているように感じます。
それって「預金をせずに残高を増やす方法」と同じくらい難しいのです。
ちなみに検索しても答えは見つかりませんよ。
「1年で100万円貯めるには月にいくら貯めればいいですか?」
というのがありました。
(12で割れよ!)
塾の成績は毎週のテスト(復習テストなど)と毎月の実力テスト(公開テストなど)で決まります。
講座の受講資格は公開テストの順位や偏差値で決まることが多いと思います。
成績(偏差値)を上げたいという人は、この公開テストの点数を上げる必要があるわけです。
公開テストは塾で習った範囲から出題されます。
原則として小学校の学年で習う範囲内とされていますが、6年生になると入試で出題される範囲までに拡張されます。
テストの点数を上げるには、今まで塾で習った範囲を総復習するのが最も効果的です。
ただし、下位クラスの場合は基本レベルしか習っていません。
その場合は全範囲(基本レベル)を復習しても偏差値50台後半くらいが限界となります。
基本+応用で偏差値60くらいまで狙えます。
偏差値60越えを狙うなら基本~発展レベル、70以上を狙うなら特訓講座の全範囲までを復習する必要があります。
とりあえずは現学年のテキストをNo1から順に復習するのがいいでしょう。
偏差値50台前半を目指すならまずは基本レベルを1周。
偏差値50台後半を目指すならまずは基本レベルを1周、2周目で基本+応用。
偏差値60台前半を目指すなら基本+応用を2周、さらに応用+発展を1周、特訓講座を受講していたらそれも2周。
くらいの感じでいいと思います。
え?そんなに無理でしょ?
と思った人は、「2ヶ月で100万円貯めるには月にいくら貯めればいいですか?」を検索してください。
とりあえず算数1科目に絞れば出来ない量ではありません。
これから6年生が入試までに勉強する量を考えると、それよりは少ない量だと思います。
とりあえず算数1科目に絞れば出来ない量ではありません。
それで上位クラスに上がれますか?
と聞かれても、それはなかなか難しい話です。
というのも、上位クラスはそれくらいの勉強をやっているからです。
1年かけて3~4周くらいはやっていると思います。
そこに追いつくには彼らの3倍のスピードまたは時間が必要になります。
そこで、上位集団のちょっと後ろの手を抜いている集団に追いつけばいいと考えましょう。
彼らに気づかれてスパートをかけられないように、水面下でそっと静かに追いかけるのです。
そう思って水中に潜ると、そこで熾烈な戦いが繰り広げられていたりします。
来年度に向けて今から頑張る新規生徒を募集中です。
教育相談(電話相談、面談)、個別指導を希望される方はメッセージください。
処理速度を上げたい、成績を上げたい、クラスを上げたいという方、一度ご相談ください。
今までコロナの影響で授業は基本的にマンツーマンとしてきましたが、来年度に向けて現5年生以下はそれを解除することにしました。
それに伴い授業料も割安になります。
そのかわりマンツーマン保証はありません。
ただし、現6年生及びマンツーマン希望の方を優先します。
交渉次第では同じ授業料で授業時間を増やすことが可能です。
(毎週授業を受けられる方に限定します)
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