偏差値50を取るための戦略を考えていきましょう。

 

単純に考えれば、公開テストなどの実力テストで平均点を取ればいいということです。

逆に言えば、それ以上の欲を出さない限りそこまでハードな勉強をしなければならないということではないのです。

 

 

  あと何点?

 

偏差値50を目指している人というのは、偏差値50に届いていない人ということになります。

偏差値50未満の人の割合は全塾生の約50%です。

偏差値40台の人の割合は統計学的には全体の34%になります。

そのうち偏差値40台前半の割合が約14%、40台後半の割合が約20%です。

ということは、偏差値50を目指す人(偏差値50未満の人)の約68%が偏差値40台ということになります。

 

各教科を見た場合、それぞれ偏差値を10上げるためにはどれくらいの点数を取ればいいかというと、理論上は標準偏差の値に相当する点数を取ればいいということになります。

標準偏差は100点満点のテストの場合、だいたい15~20の間に収まります。

つまり、15~20点多くとれば偏差値は10ポイント上がるというわけです。

偏差値40台前半の科目なら、あと15~20点で偏差値50に届きます。

偏差値40台後半なら、あと8~10点で偏差値50に届きます。

 

3科の総合で考えた場合、約25点ほど多く取れれば3科の偏差値が10ポイント上がる計算になります。

 

あくまで理論上の値なので、実際に必要な点数は過去の自分の成績から逆算してみてください。

単純に平均点から自分の点数を引いて、その値を切り上げで整数にすれば必要な点数が出てきます。

 

算数なら1問あたり4~5点、その他科目は1問あたり2~5点くらいの配点なので、そこからあと何問正解出来ればいいか計算してみましょう。

偏差値40台前半ならあと4~5問で偏差値50に届くのではないかと思います。

 

 

  正答率の高い問題を解けるようになる

「あと4~5問を正解できるように」と言われても、それが簡単に出来ないから偏差値50に届かないわけです。

ですが、そこで諦めてしまったら永遠の40台です。

 

自分が正解出来なかった問題を分類してみましょう。

1.本当は出来ていたはずなのにミスをした

2.問題文をちゃんと読んでいなくて勘違いした

3.惜しい計算ミスをした

4.ど忘れした

5.ちょっと何言ってるかわからなかった

 

それらのうち、正答率の高い問題だけを復習しましょう。

 

目安となる正答率は60%です。

 

偏差値50なら全体の50%なので、正答率50%の問題を解けないといけないと思うかもしれません。

しかし、実際には多くの人がミスをします。

その結果として、正答率60%以上の問題をすべてノーミスで正解できると、それだけで平均点を超えることが多いのです。

 

また、偏差値40台の人でも、意外と正答率の低い問題を正解していたりすることがあります。

ということは、自分が間違えた問題のうち正答率が60%以上の問題を全部正解できるようになれば、だいたい偏差値50を超えるはずです。

 

逆に言えば、正答率が50%未満の問題は現時点では手をつけなくてもいいと言っても過言ではないでしょう。

つまり、難しい問題に手を付ける必要はないということです。

※偏差値50を超えてから考えましょう。

 

 

では、正答率60%の問題とはどのような問題なのかを考えてみましょう。

塾生全体で60%の人が正解している問題ということになります。

仮に偏差値50以上の人が全員正解していても50%にしかなりません。

ということは、偏差値40台でも正解者がいるということになります。

実際は、偏差値50台の人でもミスをしますから、偏差値40台の半数くらいの人は正解できるレベルの問題だと考えていいと思います。

正答率70%になると、偏差値40台の多くの人が正解している問題ということになります。

 

ということは、正答率60%というのは普段のテスト(復習テスト)でいうと、クラスの半分が解けるかどうかくらいの難易度と考えていいでしょう。

※下位クラス帯の場合

 

結局、普段からあと一歩というレベルの問題が解けないので、公開テストでもあと一歩なわけですね。

 

ですが、そのレベルの問題をやり込んでいけば偏差値50に届くということなのです。

 

 

 

  公開テスト対策

「実力テストなのだから普段の実力で受けるべき」と考えて、何も対策しない人がたまにいます。

偏差値50台になるとそんな人はほとんど見かけなくなるので、それが大きな差なのかもしれません。

 

具体的に何をすれば良いのかわからないという人も多いでしょう。

 

そこで、公開テストの出題範囲というのを考えてみましょう。

公開テストというのは「公開」というだけあって、塾外生でも受験出来るテストということになっています。

そのため、小学校の学年で習う範囲を超えないという暗黙のルールが存在します。

例えば、小4のテストには小5で習う単元や配当漢字などが出題されないことになっているということです。

ただし、小6のこの時期になると中学入試全範囲からの出題になります。

 

とは言っても、実際は小学校で習うレベルの簡単な問題はほとんど出題されず、塾で習った内容がメインとなります。

過去1年くらいで習った範囲が出題範囲と考えていいと思います。

塾によっては出題範囲があらかじめ発表されていますが、内容的にはけっこう範囲が広くて絞りにくいのではないかと思います。

 

偏差値50未満で下位クラス帯の人が普段の授業で習う範囲は「基礎レベル」になるかと思います。

基礎だけ勉強していたら当然ながら偏差値60とかは取れません。

しかし、偏差値50なら十分狙えるのです。

実際のところ、基礎だけ徹底的に復習すると偏差値50台後半くらいまでは届きます。

※ミスをしなかった場合です。

 

偏差値50台の人の多くは中間クラス帯に所属しているので、「基礎レベル」だけでなく「応用レベル」の問題もやり込んでいます。

それが全部出来れば偏差値60を超えるはずなのですが、実際は「基礎レベル」での取りこぼしやミスが多くてなかなか超えられない壁となっています。

 

 

まずは、前年度のテキスト1年分を引っ張り出してきましょう。

で、「基本レベル」の問題だけをひたすら解き直していきます。

講義1回分に30分かかるとして、1年で40~50講義ですから、1科目で約20~25時間は必要となります。

遅い人はその倍くらいかかるかもしれません。

とりあえず1科目だけに絞った場合、1日に2講義分くらい復習すれば約3週間でコンプリート出来ます。

3科目やろうと思ったらその3倍の時間が必要ですが、嬉しいことにもうすぐ夏休みです。

そこで一気にやってしまえば一気に学力がアップするはずです。

 

今年度新入塾の人の場合、とりあえず2月からの分を復習しましょう。

春期講習を受講した人はそのテキストも復習しましょう。

 

最近習った内容は基本的にテストに出題される可能性は低いです。

これは校舎(授業の曜日)による進度の違いや、習ったばかりで差が付きにくいという点を考慮しているからです。

逆に考えると、差が付きやすいのは習ってからだいぶ時間が経った単元です。

復習している人とそうでない人の差が偏差値50の壁を構成する主成分です。

 

 

ただし、1回復習しただけで全部出来るようになったらそもそも偏差値50に届かなくて悩むこともなかったでしょう。

1~2ヶ月も経つと復習した内容も忘れてくるので、定期的に復習を繰り返す必要があります。

 

偏差値50台で安定している人や偏差値60台の人は定期的に復習を繰り返しています。

もちろん彼らは応用レベルや発展レベル、特訓講座までやっているのでその量は膨大です。

下位クラス帯なら基礎レベルだけなので、かなり楽だと思います。

 

とは言え、偏差値50は学年の上位50%ですから、そんな簡単に出来るようになるわけではありません。

そのかわり、頑張ったら達成できる確率もかなり高いと考えることも出来ます。

 

 

やるかやらないかはあなた次第です。

 

 

 

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