毎月公開テストのたびに一喜一憂している人もいると思います。
かと思えば全然変わらないという人もいると思います。
今回は成績の上下が激しい人の原因を探ってみようと思います。
まずは子どもの言い訳ベスト5
・運が悪かった
・調子が悪かった
・うっかりミスした
・時間が足りなかった
・難しかった
今回は「運が悪かった」に注目してみましょう。
中学受験の世界では「運も実力の内」とよく言われます。
けっこう多くの人が勘違いするのですが、「運よく点数が取れたのも実力と見なしていい」ということではありません。
どちらかというと点数が悪かったのを「運」のせいにしている人に対する戒めなのです。
とはいえ、成績には運が左右することもあります。
努力だけでは越えられない壁というのも存在するのです。
運とは
子どもたちの言い分を聞いてみましょう。
どんなときが運が良くて、どんなときが運が悪いのか分類してみることで何かが見えてくるかもしれません。
運がいいとき
・たまたま知っている問題が出題され、正解した
・テスト前に復習した範囲の問題が出題され、正解した
・得意分野の問題が出題され、正解した
・苦手分野からの出題がなかった
・たまたま見直しをしたら間違いに気づいて正解できた
・適当に答えを書いたら当たった
・苦手な問題を飛ばしたが正答率が低い問題だった
・平均点が思ったより低くて偏差値が上がった
など
運が悪いとき
・苦手分野から出題され、解けなかった
・ど忘れして答えがわからなかった
・計算ミスをした、漢字を間違えた
・解答方法(解答欄、記号、単位など)を間違えた
・計算に時間が掛かかり過ぎて時間が足りなくなった
・復習していない範囲から出題され、解けなかった
・適当に答えを書いたが不正解だった
・引っ掛け問題に引っ掛かった
・思ったより平均点が高くて偏差値が下がった
・寝不足や疲労で朝から調子が悪かった、熱が出た
など
まとめると、
・出題範囲、および復習範囲に関する運
・ミスや見直しに関する運
・問題の取捨選択、時間配分に関する運
・適当に答えを書いたときの運
・平均点に関する運
・体調に関する運
といったところだと思います。
つまりそれらをうまくコントロールすることが「運をつかむ」ために必要なのではないかと考えることができます。
出題範囲に関する運
復習テストのような毎週行われるテストは出題範囲がわかっています。
しかし、公開テストのようないわゆる実力テストになると出題範囲がわからなくなります。
塾によっては出題範囲が公表されていたりもしますが、あまりに漠然としているので参考にならないという人もいます。
しかし、大原則として塾での既習範囲からの出題ということになっています。
6年生のこの時期になると中学受験の全範囲からの出題だったりもしますが、5年生以下なら基本的に小学校で習っていない範囲からは出題されないというルールになっています。
各科目で習う分野・単元はたくさんありますが、年間のテストを通してみると満遍なく全範囲から出題されていたりします。
また、入試でもよく出題される分野・単元からは比較的多く出題される傾向にあります。
理科、社会などは各分野からの出題割合が決められていたりします。
そこでみなさんは公開テストが近づくと出題範囲を予想したり、特定の分野・単元に絞って勉強したりするかと思います。
これがいわゆる「ヤマを張る」という勉強法ですね。
極めて確率的要素が高くなる勉強法で、結果は「アタリ」、「ハズレ」、「おしい」に分類されます。
予想が「アタリ」でなおかつ問題に正解出来れば「運が良かった」ということになります。
基本的にはずれるのが前提なので、「ハズレ」でも「運が悪かった」とは言い難いのですが、そこに費やした努力と時間が無駄になったから「運が悪かった」と考える人もいると思います。
「おしい」というのは分野が的中したけど違う単元だったとか、単元も的中したけど解けなかったなどというときに使われます。
ギャンブル依存症の人がよく使うフレーズです。
もしみなさんが「予想屋」を目指すのであれば、「必ず的中する予想屋」になる方法があります。
例えば競馬を考えてみましょう。
競馬は1着2着(あるいは1着2着3着)になる馬を予想するギャンブルです。
配当金は的中した人で分配するので、人気が高いと低配当、人気が低いと高配当になります。
必ず的中させたいというのであれば方法は1つしかありません。
それは全ての組み合わせを購入するという方法です。
当然、たくさんの掛け金が必要となりますが、それを上回る配当が出れば利益が出ます。
ちなみに「必ず的中する予想屋」はそれぞれの客に違う組み合わせを教えます。
そうすればそのうちどれかが当たります。
当たった人が報告に来たらそれで「的中しました」と言えるわけです。
合格実績と似たようなシステムですね。
そんなことを子ども相手にするのは予想屋ということで、コストを掛けてでもすべての組み合わせを購入する方法がおすすめです。
つまり、出題範囲をすべて復習すれば必ず的中するということです。
少なくとも過去1年くらいに塾で習った範囲が出題範囲になります。
1科目のテキスト1年分を復習しようと思ったら、1単元に1時間掛けたとして40~50時間掛かります。
3科目ならその3倍で120~150時間です。
1日に1時間復習するとしたら4~5ヶ月という計算になります
1日2時間なら2~3ヶ月です。
かなり長期計画になりますが、最初の1~2ヶ月は運よく復習した範囲が的中するかもしれません。
しかし、一通り復習が終われば的中するのは確実です。
問題はその間に最初の頃に復習した内容を忘れてしまう可能性があるということです。
それに対処する方法としては、定期的に復習を繰り返すことです。
そうすれば常に安定して好成績を取り続けることが可能となります。
学年上位層はだいたいみんなやってます。
ですから、テスト前だからと言って特別な対策をすることもなく、運に左右されることもないというわけですね。
つづく
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