各塾の合格実績も出揃ったところで、塾別合格者数をランキング形式でまとめてみました。
２月３日現在判明している分です。
（四谷大塚は未発表）
合格実績について
合格者数については各塾が発表する人数をそのまま集計しました。
合格実績に関する各塾の考え方は以下の通り。
（各塾のWebサイトからの抜粋）
浜学園
合格者数は浜学園グループの実績数です。公開学力テスト、合否判定テストおよび春期・夏期・冬期講習、各種イベントのみの参加者は一切合格者数に含まれておりません。
希学園関西
希学園における合格実績集計時の塾生の定義は「小6の12月まで定常授業を受講し続けた方」としています。
講習・テストのみの参加生などは塾生数には一切含みません。
馬渕教室
馬渕教育グループ在籍生の実績です。講習会、テストのみの生徒は含まれておりません。
日能研
みんながあけたドアの数
全国521校 26871名
能開センター
合格実績はワオ・コーポレーション全体の正会員のみの数値です。テスト・講習のみの参加者は一切含みません。
SAPIX
サピックス小学部では、内部生手続きを行い、継続的かつ2023年1月まで在籍した生徒のみを合格実績として掲載しております。
テスト生や各種講習生などは、実績に含んでおりません。
早稲田アカデミー
早稲田アカデミーグループ
（早稲田アカデミー・SPICA・早稲田アカデミー個別進学館・水戸アカデミー・QUARD・早稲田アカデミー海外校）
SPICA
※ 2022年度は在籍者の合格実績を発表
※ 灘中対策はSPICAと馬渕教室がタッグを組んでいます。
進学館
アップ教育企画の合格総数です。
成基学園
（株）成基に在籍した塾生のみの数字です。内部進学者を含みます。
最難関中合格者数ランキング（トップ５）
学校名の横の数字は学校発表の合格者数（追加合格は含まない）です。
各塾の合格者数の合計が学校発表の合格者数を上回ることがあります。
（首都圏からの合格者数の多い灘、西大和のみ７位まで。）
灘中学校281名
１位 92名 浜学園
２位 64名 希学園関西
３位 60名 馬渕教室
４位 52名 日能研
５位 50名 早稲田アカデミー
６位 32名 SPICA
７位 30名 SAPIX
甲陽学院中学校221名
１位 82名 浜学園
２位 57名 希学園関西
３位 36名 日能研
４位 28名 馬渕教室
５位 19名 進学館
東大寺学園中学校409名
１位 149名 浜学園
２位 112名 馬渕教室
３位 86名 希学園関西
４位 37名 日能研
５位 33名 能開センター
洛南高校附属中学校（男女合計）290名
１位 131名 浜学園 ※内部進学を含む
２位 60名 希学園関西 ※内部進学を含まない
３位 46名 馬渕教室
４位 45名 日能研
５位 23名 成基学園
女子合格者数90名
１位 31名 浜学園
２位 23名 希学園関西
３位 20名 馬渕教室
４位 5名 能開センター
（上記の塾のみ発表）
西大和学園中学校（全入試方式、男女合計）489名
１位 246名 浜学園
２位 143名 馬渕教室
３位 128名 希学園関西
４位 104名 日能研
５位 59名 能開センター
６位 58名 SAPIX
７位 46名 早稲田アカデミー
女子合格者数91名
１位 42名 浜学園
２位 23名 希学園関西
３位 21名 馬渕教室
（上記の塾のみ発表）
大阪星光学院中学校286名
１位 98名 浜学園
２位 66名 能開センター
３位 62名 馬渕教室
４位 32名 希学園関西
５位 28名 日能研
洛星中学校（前期・後期合計）309名
１位 104名 馬渕教室
２位 83名 浜学園
３位 46名 成基学園
４位 27名 希学園関西
５位 22名 日能研
神戸女学院中学校159名
１位 47名 浜学園
２位 45名 希学園関西
３位 27名 日能研
４位 14名 馬渕教室
５位 9名 SAPIX
四天王寺中学校447名
１位 118名 浜学園
２位 89名 馬渕教室
３位 78名 能開センター
４位 54名 日能研
５位 50名 希学園関西
医志コース82名
１位 32名 浜学園
２位 17名 希学園関西
３位 12名 能開センター
（上記の塾のみ発表）
追記
合格実績が一部2022年度のものになっていましたので修正しました。
大手塾の占有率
大手塾の明確な定義はありませんが、生徒数や教室数が多いものを大手塾と考えます。
近畿圏においては、
浜学園、日能研、馬渕教室、能開センター、希学園が生徒数、合格実績が多い塾です。
以下、この５つを大手塾とします。
※京都エリアにおいては成基学園がけっこう強く、会社の資本力では進学館（ベネッセ）が強いです。
灘中学校合格者281名のうち
大手塾合格者数合計 278名（99％）
進学館も含めると 287名（102％）
SAPIX、早稲田アカデミーを含めると 358名（127％）
甲陽学院中学校合格者221名のうち
大手塾合格者数合計 208名（94％）
進学館も含めると 287名（102％）
東大寺学園中学校合格者409名のうち
大手塾合格者数合計 435名（102％）
洛南高校附属中学校合格者290名のうち
大手塾合格者数合計 296名（102％）
同様に、
大阪星光 100%
西大和 139%
洛星 79%（成基学園を含めると94%）
神戸女学院 85%（進学館を含めると90%）
四天王寺 87%（進学館を含めると89%）
という結果になりました。
というわけで、これから塾を選ぼうと思っている人の参考になれば幸いです。
もちろん、合格者数の多い塾に入りさえすれば合格する可能性が高くなるということではありません。
どこの塾から受験しても、受験校のレベルが変わるわけではありません。
ただし、合格者数の多い塾ほど対策講座などが充実していたりもします。
といっても、受講資格があったりするので必ず受講できるとは限りません。
希望する講座がどの校舎で実施されるのかをよく調べた上で、通いやすいと思う塾を選ぶといいと思います。
授業料は授業時間数に比例します。
最難関を目指すとなると、どこの塾でもそれなりの金額が必要になるかと思います。
合格者占有率が100％を超えるのは、複数の塾に在籍している人がいるからです。
大手塾以外からは合格できないということではありません。
生徒募集中です。
気になる方はメッセージください。