最近の漫画やアニメの世界では”異世界転生”というのが流行っているらしいです。

 

私が子どもの頃は”スポ根”でした。

弱い主人公が非科学的で根性論的な特訓をして物理学的にありえない身体能力を身につけていくというストーリーです。

今の時代なら即アウトの厳しい鬼コーチの特訓、今の時代ならSNSで炎上しそうな意地悪なライバル、今の時代なら粘着とかメンヘラとかウザいとか言われそうな熱い仲間の助けを借りて、ちょっとインフレすぎるのではと思うくらい強くなっていきます。

それが高度成長期からバブルにかけての昭和時代だったのでしょう。

 

平成になると様子が変わってきます。

生まれつき特殊能力を持った主人公が進化したり、覚醒したり、そもそも最初から人間でなかったりします。

ある日突然特殊能力を手に入れたり、急にスカウトされたり、とんとん拍子に出世していくのです。

 

そして令和になって”異世界転生”ですよ。

もう、現世を諦めてしまったのでしょうか?

親ガチャでハズレを引いたとか言っている人に、ガチャを引いたのは親の方だよと教えてあげたいです。

 

異世界に転生したら今とは違う世界の主人公になるわけです。

それが勇者だったり、令嬢だったり、魔法使いだったり、スライムだったり、現役JKだったりします。

そこで今までの負けを取り返すというストーリーになっているわけですね。

 

 

それはさておき、

中学受験の世界でもそのような考え方が少しずつ浸透しています。

それを紹介しましょう。

 

 

  パラレルワールド

いわゆる並行世界というものですね。

今の世界とよく似ているのですが、どこかが少し違っています。

 

例えば、この世界では最難関校の合格可能性A判定偏差値が60だとすると、違う世界ではそれが55だったり、あるいは65だったりするかもしれません。

 

あるいは、3人に1人が最難関校に行ける世界だったり、87.9%が難関校に行ける世界があったりするわけです。

 

 

 

そうすると、みんなこう考えます。

もし、今の実力のままでも別のパラレルワールドに行けば楽に最難関校に行けるかもしれない。

あるいは、

パラレルワールドに行けば何もしなくてもいい成績が取れて、上のクラスに上がれるかもしれない。

 

そうすれば今の現状を打破して、夢が実現するかもしれない。

 

と、思うわけです。

 

ではどうやってパラレルワールドに行くのか、それが”異世界転生”なのです。

 

 

もうみなさんは何のことかわかっていると思いますが、このまま話を続けますね。

 

 

  異世界転生

異世界転生をするにはタイミングが重要です。

違う世界では時間の進み方が違うことがあるのです。

 

つまり、今塾で習っている範囲が異世界では未来だったり過去だったりするのです。

そのタイミングを間違うと、同じ時間を2度生きることになったり、その時間を飛ばしたまま生きていくことになります。

この時間の歪が後に影響してくることもあるのです。

 

一般的には年度の始まる2月がおすすめですが、それを逃した人は今月がチャンスとなります。

というのも、夏休みに入ると夏期講習が始まるわけですが、内容的には今まで習った内容の復習になります。

ですから、そこで少しでも差を埋めることが出来ます。

受験学年の場合はこれが最後のチャンスですね。

 

異世界に転生する方法としては、一度希望する世界に出向いて入国の許可をもらわなければなりません。

夏休みに間に合わせようと思ったら、今月中には夢の国への切符を手に入れておきたいところです。

で、許可が下りたらさっさと転生しましょう。

夏まで待つ必要はありません。

早くその世界に馴染まなければならないのです。

馴染めなかったら転生は失敗に終わるかもしれません。

 

 

 

  異世界転生したら成績が下がった

 

より高いレベルを目指して転生する人は注意が必要です。

志望校のA判定偏差値が今の塾よりも低い世界に転生する場合です。

 

偏差値というのはその世界の中心を50として、そこからどれくらい離れているかを表す数値です。

ですから、志望校のA判定偏差値が低く出ている世界ほど、その平均レベルは高いということになります。

今の世界からその世界に転生しても、自分の実力がすぐに変わるわけではありません。

つまり、今の世界で志望校のA判定偏差値に届いていない人は、新しい世界でも志望校のA判定偏差値に届かない可能性が極めて高くなります。

ということは、数値だけで見た場合に今の世界での偏差値より低い偏差値を取る可能性が高くなるということです。

しかし、周りはレベルの高い勇者ばかりですから、その中で揉まれていくうちにどんどんレベルが上がっていく可能性もあります。

そういう環境の方がやる気が出るという人にはおすすめです。

 

 

逆に、今の世界が厳しすぎるので、もう少し平和でのんびりした世界に行きたい場合は状況が逆になります。

志望校のA判定偏差値は今よりも高い数値になりますが、転生した先では自分の偏差値も高く出るわけです。

だからといって、今まで届いていなかったものが急に届くようになるわけではありません。

で、その緩い世界では比較的簡単に上のクラスに上がれるかもしれません。

しかし、その世界でも上のクラスになるほど厳しくなるので、同じ志望校を目指している限りは楽になるとは考えない方がいいと思います。

もしのんびりした世界に染まってしまうと、少しずつ成績も下がっていく危険性があります。

気づいたら転生する前と同じような偏差値に近づいていくかもしれません。

 

村人の中に勇者が入ればヒーローになれるかもしれませんが、村人と同じレベルになってしまうとただのモブキャラです。

 

 

塾内で転生する方法もあります。

同じ塾でも校舎が違えば別世界です。

人数が多いところは競争も激しく、人数の少ないところはのんびりしています。

自分の適性にあったところに転生すると、マンネリ化した状態を脱却できる可能性があります。

どうしたらいいかは村の長老に聞いてみましょう。

※村の長老がモブキャラの場合は決まりきったセリフしかいいません。

 

 

 

 

 

 

転生するというのはつまり、生まれ変わるということです。

環境を変えるだけではなく、自分も変わる覚悟がなければ結末は変わりません。

迷っている人はすぐに入塾テストを受けに行きましょう。

それに合格できなければその話はなかったことになります。

 

あとはカリキュラムをよく見比べて、タイミングを決めましょう。

校舎を移籍する場合は講義ナンバーを調整しましょう。

 

 

相談を希望される方はまずメッセージをください。