ピグマリオンというのをご存じでしょうか?
え?アメーバピグにそんなゲームあったっけ?
なんて思っている人はいませんか?
ピグライフとか、ピグワールドとか、ピグアイランドとか、ピグカフェとか、ピグブレイブとかありましたね。
ピグマリオン効果とは、教育心理学における心理的行動の1つで、教師の期待によって学習者の成績が向上する現象のことだそうです。
ピグマリオン効果とは逆のゴーレム効果なんていうのもあります。
960年代の研究なので、実験方法についてはいろいろ批判があります。
教師が特定の生徒を高く評価するのは依怙贔屓にあたるとか、それによって周囲から反感を買うなどの問題もあります。
時としては過剰な期待によりプレッシャーと感じたり、不正につながる危険性もあります。
塾においては講師からの声掛けがモチベーションに繋がることもあり、なるべく自分の子に声掛けをしてほしいと願っている保護者も多いのではないでしょうか。
そこでとっておきの裏技を紹介しましょう。
その方法とは「教育相談」です。
この時期だからこそ教育相談がもたらす多大な効果を期待できるのです。
教育相談
ベテラン塾講師でも2月中はまだクラス全体の様子を見ながら、授業のペースや授業レベルを調整しています。
そのときターゲットになる生徒を何名か決めるのです。
つまり、その子たちが全員理解していたら先に進み、理解できていなかったらもう一度説明するとか、黒板を写し終えていたら板書をすすめるとか、そういうペースメーカーになる生徒のことです。
学力や処理速度でいうと平均より少し下くらいの子たちに合わせます。
それ以外に、授業を進めやすくするために生徒に質問したりするときも、期待した答えをしてくれそうな子を選びます。
特にうるさい子や要注意人物はすでにチェックしていると思います。
で、基本的に目立たない子はまだはっきり認識できていないと思います。
目立たないというのは、点数でいうと平均点付近ですね。
比較的おとなしくて、授業もまじめに聞いていて、ノートもちゃんと取っている子はいい意味で目立たないのです。
それゆえに何かを注意されることもありません。
ノートチェックでも「よくできました」くらいのコメントしかもらえないかもしれません。
何も問題がないわけですからそれでいいのですが、保護者からすると何か気にかけて欲しいわけです。
そこで目立つような悪いことをせずに注目を集める方法が教育相談なのです。
最初に教育相談をした生徒というのは強く印象に残ります。
教育相談後は何となく親近感を持つものです。
特にまだクラス全体が把握できていない時期だからこそ、そういうつながりができた子には目が行くようになります。
保護者と顔を合わせているので、しっかり面倒を見ておかないといけないという気持ちになります。
ノートのコメントも少し丁寧になります。
タイミング
塾に電話するか、教室に行ったときに事務所で申し込みましょう。
これは必ず三者面談で申し込んでください。
保護者だけだとまだお子さんの顔と結びつかない可能性があります。
タイミングとしては、公開テストなどの結果が返ってきてからです。
何も資料がないとどこか要点をつかめない話だけで終わってしまいます。
まずは結果をみて、そこからどうしたらいいかという話をするのがいいでしょう。
時間は授業終了後が理想的です。
少なくとも授業の前には担当講師に教育相談の連絡が行っていなければなりません。
というのも、まだ顔と名前が一致しない時期です。
授業前の相談だと、まだ誰なのかよくわかっていない可能性があります。
顔は覚えていても、授業中の態度とかノートとかテストの点数とかまでは覚えていない可能性が高いです。
そんな状態で相談をして、「うちの子は授業中どんな様子ですか?」なんて聞かれたら”知らんけど”の連発です。
正直に「よくわかりません」なんて言う講師はいないと思いますが、言ったところで話は何も進みません。
というわけで、せめて教育相談の前に授業を1回入れておきたいのです。
そんな講師の心理を利用するわけですね。
きっと教育相談前の授業のときはものすごく注目してくれるはずです。
そんなことあるの?っていうくらい理想的な講師を演じてくれるかもしれません。
各教科の講師に教育相談を申し込めば完璧ですね。
さあ、誰が最初に申し込むか、早い者勝ちです。
