毎年この時期になると話題になりますね。

お世話になった塾の先生にお礼がしたい、と。

で、何を持っていったらいいでしょうか?

と私に聞いてくる人もいます。

 

私もかつては大手塾で講師をしていましたので、その辺の裏事情も交えてお話ししましょう。

 

大手塾はお礼の類をお断りしているところが多いです。

「お礼はご遠慮ください」などと丁寧に張り紙までしていることもあります。

特に金品(現金、商品券など)はまず受け取ってもらえません。

(闇の部分にはあえて触れません)

 

それでもどうしてもお礼の品を持っていきたいという場合には、菓子折りなどを持っていくのが無難ですね。

塾としては一旦はお断りするのですが、それでもと言われたときは断るとかえって失礼になるので受け取りましょうなんていうマニュアルがあったりします。

基本的に食べ物の類は受け取ってもらえます。

 

大手塾の場合、酒類は避けた方がいいですね。

お酒が好きな先生も多いですが、教室で飲むわけにもいかないですし、授業が終わったら飲んでしまう人もいます。

 

 

しかし、それが目当ての先生に渡せるかどうか、あるいはちゃんと届くかどうかはわかりません。

 

というのも、この時期になると年度末で授業が終わりになります。

新年度の授業が始まるまで数日間休みをとる講師も多いのです。

また、新年度が始まると担当校舎が変わったりするので、その教室にはもう来ないかもしれません。

5年生以下の授業が残っている先生しかその教室にはいないのです。

特に志望校別特訓の担当講師は志望校別特訓のときしかその教室に行かなかったりします。

入試が終わってしまうと、しばらくは見かけることもないかもしれません。

 

塾によっては教室長などの役職についている先生がいつもの教室にいるかもしれません。

しかし、新年度が始まると移動になってしまう可能性もあります。

 

ですから、なかなか目当ての先生に会うのは難しいと思います。

そこで、教室の職員さんに手渡すことになるのです。

 

問題はそれが先生のところに届くかどうかですね。

 

日持ちしないスイーツなどはまず届きません。

次に先生たちが教室に来るまで持たないかもしれないので、教室スタッフがおいしく頂いてしまいます。

特に人気の高いおいしいスイーツも先生たちの口にはなかなか届きません。

 

運よくその場に居合わせた先生にはおすそわけ?が来るのですが、いつ来るかわからない先生のために残して置いたりはしません。

2月になったらもう何も残っていないのです。

 

かといって、2月に入ったら全然知らない先生ばかりだったりすることもあります。

事前に職員さんとかに聞いて、目当ての先生がいつ来るか、どこの教室に入るのかを聞いておくといいかもしれません。

 

 

なるべく多くの先生に届いて欲しいというのであれば、なるべく袋入りとかで小分けできるものがお勧めです。

開封したら早めに食べきらないといけないものはすぐになくなります。

 

先生たちにもいろいろ複雑な人間関係があります。

教室の職員さんたちからあまり好かれていない先生には何も届きません。

若手の先生たちも後回しになります。

まずは職員さんたち全員に行き届いて、先生たちにも残るくらいの量があるといいですね。

逆にお菓子が余るほどある場合には、若手の先生たちがおみやげを持たされるパターンですね。

 

 

女子の場合はバレンタインデーにチョコレートを持っていくなんていうのがあります。

それも好きな先生がどの教室にいるか事前に調べておかないとなかなか会えません。

受験が終わって暇になるのか、手作りのチョコレートを持ってくる生徒がいます。

義理チョコというより、ネバネバした謎の茶色の物体(ギリギリチョコ)を持って来る子もいます。

「先生にもあげる」とか言いながら袋から取り出したものをそのまま渡すのはやめましょう。

 

 

今年の合格祝賀会はどうなるのでしょうか?

なかなか難しそうですね。