近畿圏の統一入試日・解禁日まで残り2ヶ月とちょっとになりました。

通常の授業、志望校別特訓の宿題に加えて過去問もやらなければなりません。

とにかく時間が足りないと感じる今日この頃ではないでしょうか。

 

そんなときに塾でよく言われるのは「子どもの体調管理をしてください」ではないでしょうか。

つまり、あまり余計なことはしないでくださいということなのです。

特に無茶な学習計画を立てたりとか・・・。

 

ですが、そう言われると気になるものです。

風邪とか、新型コロナとか、インフルエンザにかかったらどうしようとか、

学校を休んだ方がいいのかとか、塾も休んだ方がいいのかとか。

 

今年に限って言えば体調不良で学校を休むというのは受け入れられやすいと思います。

まさか学校を休んで受験勉強をしているなどとは思われないでしょう。

※ 出席日数にうるさい兵庫県の私立中学の場合はどうなのか断言はできませんが、正当な理由がある場合はそれを書けば大丈夫です。

 

今、一番心配なのは熱を出すことです。

急に熱を出して病院に行こうと思っても、なかなか受け付けてもらえません。

府県・市町村などの案内によれば、

 

・学校や会社を休み外出を控える。

・毎日、体温を測定して記録しておく。

・安易に複数の医療機関を受診することはお控えください。

・新型コロナウイルス感染症以外の病気が心配な人は、まずは、かかりつけ医などに電話でご相談ください。

・小児については、小児科医による診察が望ましく、新型コロナ受診相談センターやかかりつけ小児医療機関に電話などでご相談ください。

 

などと書かれています。

病院に行くことは感染していても、感染していなくてもリスクが高いということです。

 

というわけで、ちょっとでも熱があるとか、体調不良のときは学校を休んで外出を控えるというのがいいかもしれません。

学校は休んで、塾には行くなんていうのは論外です。

特に熱があったら塾も休みましょう。

最悪、周りに感染させたり、弱っている状態でさらに別のウィルスをもらったりしたら大変です。

元気になっても、大事をとって2~3日は休んでおいた方がいいでしょう。

とにかく家でおとなしく勉強しているのが一番です。

まさか「学校を仮病でサボって家で溜まっている過去問をやっているに違いない」なんて思われることはないでしょう。

 

※ 学校をサボって勉強しろと言っているわけではありません。

※ 学校を休んで勉強してはいけないと言っているわけでもありません。

※ あくまでも体調管理を最優先で、各ご家庭で責任を持って判断してください。

 

 

PCR検査

 

PCR検査を受けたいなんていう人もいるかもしれません

しかし、現在のところ帰国者、接触者、医療機関が認めた者(有症者)以外、無症状の場合は費用が自己負担になります。

だいたい2~3万くらいかかります。

 

一方でPCR検査を受けたくないという人も多いと思います。

陽性が出た場合のリスクが大きいからですね。

学校は1人でも感染者が出たら休校ですし、感染者は治癒するまで出席停止、濃厚接触者は陰性でも2週間自宅待機になります。

当然、家族は濃厚接触者ですし、それで陽性が出れば会社とかも大変な騒ぎになります。

熱が出ていたらむやみに検査を受けずにとりあえず自宅療養という人が多いのではないでしょうか。

 

最近、寒くなってきて風邪が流行りやすい季節になってきました。

ふつうの風邪(いわゆるふつうのコロナ)やインフルエンザも流行りやすい時期ですから、みんな熱を出さないように気をつけているかと思います。

インフルエンザは今のところ全国で32件(10月26日~11月1日)しか出ていません。

昨年の同時期で4682人ですから前年比0.6%です。

現時点ではほとんど心配する必要はなさそうですね。

 

 

「PCR検査が誰でも無料になったらいいのに」という人がいますが、それはやめておいた方がいいと思います。

今の日本の感染状況では大量に検査するとかえって大変なことになるのです。

現時点での日本の感染者数は累計で約11万人です。

累計ですから現在感染している人はもっと少ないかもしれませんし、検査を受けていないだけでもっと多いのかもしれませんが、単純に累計で計算するとだいたい1000人に1くらいの割合で感染しているということになります。

 

PCR検査の感度は70~80%、特異度は99%と言われています。

感度というのは実際に感染している人が陽性になる割合です。

感染者が100人検査を受けると、70~80人が陽性になるということです。

そして20~30人が陰性ということになってしまいます。これが偽陰性です。

 

特異度とは感染していない人が検査を受けたとき、正しく陰性と出る人の割合です。

感染していない人が100人検査を受けたら、99人が陰性となります。

しかし、1人が陽性と出てしまいます。これが偽陽性です。

 

かなり精度が高そうな気もしますが、ちょっと計算してみましょう。

例えば無症状の人が1万人検査を受けたとしましょう。

そのうち1000人に1人が本当に感染しているとします。

1万人のうち感染者は10人、無感染者は9990人です。

感染者10人のうち7~8人が「陽性」と出ます。

2~3人が偽陰性です。

ところが、無感染者9990人のうちの99%、9890人が「陰性」と出ます。

そして偽陽性が100人になります。

トータルで1万人中107人(約1%)が陽性になってしまうのです。

つまり、実際の10倍以上の陽性率ということです。

これは大変ですね。

 

大阪府の場合、府全体で25万人以上検査して13000人以上陽性が出ていますから、約5%くらいの陽性率です。

偽陽性が1%いたとしても4%くらいの陽性率で、偽陰性が25%とすれば5%の陽性率になります。

これは症状のある人、帰国者、濃厚接触者などに限定して検査を行っているからで、理論的にはかなり実際の感染者数に近い値が出ていることになります。

 

大阪府民882万人が全員PCR検査を受けると、偽陽性が8万8200人くらい出てしまう計算になります。

国民全員が受けたら120万人の偽陽性ですよ。

陰性と出る人が1億1800万人くらいいても、陽性者と濃厚接触の疑いのある人はかなりの数になります。

みんな2週間の自宅待機です。

そのかわり一気に収束しそうですね。

検査費用が1人2万円として、2兆4000億円かかります。

すべて国が負担したとしても、その分税金や健康保険料が上がると思うので国民1人あたり2万円以上の負担になると思います。

毎日10万人が検査を受けたとして、すべての検査が終わるまでに1200日かかります。

100万人ずつでも120日です。

 

 

※ 現在の日本国内の感染者数の割合が低いのでこういうことになります。

※ 実際の感染者数の割合が十分に高くなると偽陽性は誤差と言えるようになります。

 

 

新型コロナに関する情報は厚生労働省へ