中学入試の合格・不合格を決めるのは誰でしょうか?

シンプルに考えてください。

中学校の先生でしょうか?

 

厳密に言うと入試のシステムによって微妙に異なります。

例えば、私立小学校などの指定校推薦の場合、私立の内部進学の場合を考えてみましょう。

あらかじめ推薦枠が決まっていて、その人数分だけ小学校から推薦された場合、中学校側には選択権はありません。

推薦された生徒をそのまま受け入れるだけです。

拒否権はないのかというとまた学問の自由だとかいう議論が出てきてしまいますが、よっぽど問題でもない限りは合格になります。

その場合、推薦する生徒を決めるのは小学校側ということになります。

純粋に学内模試等の点数や順位だけで推薦を決めるというのであれば小学校側に選択権はありません。

しかし、生活態度、委員会活動、部活動、あるいは面接など教師の主観で点数がつけられる場合は学校に決定権があると考えていいと思います。

 

一般入試の場合はどうでしょうか?

受験生の合格・不合格は学校が決められるのでしょうか?

合格発表というのがあるくらいですから、学校から受験生に対して合格・不合格が告げられます。

しかし、個々の受験生に対して誰を合格にするか、不合格にするかというのは学校には決定権がありません。

学校が決定するのはあくまでも合格最低点なのです。

もちろん何名を合格にするかは学校が決められます。

各教科の合計点の高い順に並べて、上から何人までを合格にしようと決めた時点で合格最低点が決まります。

その順位を無視して、特定の生徒を合格にしたり、不合格にしたりすると公平性というものが失われます。

私立中学であれば法的に問題はないのかもしれませんが、バレたら信用を失うかもしれません。

どうしても合格させないといけない受験生(例えば創業者の孫とか)がいる場合、最悪その子の点数までを合格にするという手を使うこともあるかもしれません。

複数日程がある学校なら後ろで調整してしまえば済む話です。

しかし、それでも難しい場合はどうするのでしょうか?

今までに聞いたことがある話では、そういう子はかなり早い段階から塾に通わせて、塾の先生と相談しながら普通に合格できる実力をつけさせるか、違う学校を受験させるというケースもあるようです。

わざわざそのタイミングに合わせて共学化したのではないかという学校もあります。

怪しい操作があったかどうかは、塾のデータを見ていてもわかることがあります。

明らかにその年だけ難易度が下がっていると思われる結果になったりするのです。

 

中には教職員のご子息にはあらかじめ加点するという学校もあります。

それだけだと不公平感があるので、在校生の兄弟でも加点があったりします。

経営母体のお寺からの推薦があると加点になるという学校もあります。

その他、いろいろな方法で加点される場合があります。

しかし、それはあくまでも加点であって、それでも合格最低点に届かなければ不合格になりますから、学校に決定権はないのです。

学校はその受験生の持ち点と合格最低点を比較して、合格・不合格を判定しているだけなのです。

 

 

塾のクラス替えはどうでしょうか?

誰が決めているのでしょうか?

教室の責任者?本部?

クラス替えの線引きをするのはおそらく各校舎の責任者でしょう。

しかし、それは生徒を点数順に並べて上から何人という基準を決めるだけで、特定の生徒のクラスを上げたりすることはできません。

※ 生徒側(保護者)が希望する場合、クラスを下げることは可能です。

もちろん、塾にも闇はあります。

どうしても上のクラスに置いておくわけにいかない生徒がいる場合、その子の点数の上でラインを引くことがあります。

巻沿いを食らってクラス落ちしたり、上がり損ねる生徒がいることもないとは言い切れません。

とはいっても、さすがにクラスの人数というのも考えなければなりませんから、成績が優秀な子を意図的に降ろすということは不可能なのです。

例えそれがカンニングであっても確たる証拠を提示できなければ塾は何もできないのです。

 

というわけで、学校も塾も個々の生徒の合格・不合格を意図的に決定することはできないのです。

では誰が合格・不合格を決めるのでしょうか?

 

合格・不合格は合計点数によってのみ決定します。

ということは点数をつける人に決定権があるのでしょうか?

 

ではテストの点数は誰が決めるのでしょうか?

これは学校や塾の先生ではありません。

答案用紙に点数をつけるのは先生かもしれませんが、やはり勝手に点数をつけるわけにはいかないのです。

テストの採点は採点基準に従って行われます。

配点も決められています。

もちろん部分点がある場合にはその基準が決められているのです。

正解なら○、不正解・無解答なら×、部分点なら△(減点)という明確なルールに従って採点が行われます。

採点者は丸つけをして、得点を合計して、得点欄に記入するだけなのです。

したがって、その点数は採点者がそのときの気分とかで決めているわけではないのです。

 

 

ここまで書いたらもう誰でもわかると思います。

 

テストの点数を決めるのは誰なのか?

そして、

合格・不合格を決めるのは誰なのか?

 

誰がその主導権を握っているのでしょうか?

 

 

というわけで、

要はテストのときに解答欄に正解を書けば必ず点数がもらえるわけです。

そして各教科の合計点が合格最低点を越えていれば必ず合格できるのです。

で、ちゃんと入学手続きを取れば必ず入学できるのです。

塾のクラス替えなら、その基準点を越えていれば上のクラスになるのです。

 

当たり前と言えば当たり前の話なのですが、それを正しく理解していなければなりません。

だとしたら合格するためには何が必要なのかも自ずとわかるはずです。

 

「どうにかなりませんか?」って言われても誰にもどうしようもありません。

むしろそれはこっちのセリフです。

何とか合格点を取れるように、どうにかできませんか?

 

大手塾ともなれば1人でも多く合格できるように考えて独自のテキストを作り、授業をしているのです。

そして、毎週決められた宿題範囲からテストに出題しているのです。

それをしっかり積み上げていけば合格できるようなシステムがあるのです。

あとはみなさんの努力次第です。

どうにかなりませんか?

 

 

 

 

そろそろ来年度に向けて生徒募集を始めます。

新年度のスタートダッシュを決めるには、新年度になる前から準備していなければなりません。

いつ頃から始めたらいいでしょうか?って聞いてくる人はだいたい出遅れている感じです。

最難関を目指す人なら早い人で小3くらいからいろいろ動き始めています。

というわけでまずは教育相談を受け付けます。

お気軽にメッセージ下さい。