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表題の通りに
「旧六研@ウッズマン用リプロダクション・カートリッジ」は
発売中で、販売価格は「12発入り@5400円税込み」です。

弊社在庫は残5セットのみ、お早めにご注文下さい。
個人様からのオーダーをベースに24セットのみ製作したものです。

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現況で取り扱いを承れるのは弊社ダイレクトもしくは、弊社製品を取り扱いいただいているモデルガン販売専門店のみです。
なお弊社メールアドレスは:hobby_fix@msn.com です。
弊社がアメリカにて保有するS&WのM29-2 6.5 inch barrelを撃っている動画です。アリゾナ州のとある射撃場での発射をスマホで撮影。
スマホで動画が開けない方は下記のURLからご覧ください。

実際には純正木製グリップのままで撃つと手がもたないので、パックマイヤーラバーグリップと交換しています。
撃っているのは44Magの240gr弾頭を1400ft/sで吹っ飛ばすファクトリーロード弾。
弊社ではこの個体を3Dキャプチャにて撮影取材し精密な外観データを作成しています。


さて、以下からが今回更新したブログの本題です。

熟慮の結果、下記の通りに製品案を掲示いたします。
本案にて事前予約を最低150セット@生産量50%の受注があれば製品化を行いたいと思います。

基本は樹脂製M29モデルガンの樹脂部分を交換して銃刀法規制適合の亜鉛合金金属製モデルガンに組み替えるコンパチキットでの販売です。

以前に弊社がガスガン外装キットで販売していた製品金型を、弊社がアメリカで所有するM29-2を基に3D計測したデータと重ね、最新のマシニング加工を金型に施して改良・製品化する商品です。
以下に掲げた商品内容に納得した方のみ予約を行ってください。

現況で予約を承れるのは弊社ダイレクトもしくは、弊社製品を取り扱いいただいているモデルガン販売専門店のみです。
なお弊社メールアドレスは:hobby_fix@msn.com です。
予約意思をお持ちの方は、販売店様もしくは弊社メールアドレスまでご連絡ください。

製品化されるのはS&W・M29-2 44マグナム 6.5インチモデル(亜鉛合金製金属モデルガン組換キット)
撃発可能な構造になるので、フレームバレル基部及びシリンダーには銃刀法規制に則った鋼鉄製インサートを鋳込んでの製品になります。
希望者には有料でのサービス提供ですが、組換え作業依頼も別途に承ります。

キット内容は
1:フレーム・バレル6.5インチ
2:シリンダー
3:サイドプレート
4:ヨーク
5:サムピース(サムピースは現状では不確定)
の主要部品2点に構成部品を含む亜鉛合金製の銃腔閉塞仕様&総て金メッキ仕上げの5点(もしくは4点)セット。
(もしも、弊社でサムピースを製作するならば実銃M29-2その物を計測したデータでの再現を致します。)

予価定価は¥65,000円(税別・現況で価格は未決)

現状、業界の金属モデルガン流通量を考えると、次回以降生産の目途が立たないので初回限定(凡そ300セット程度)の発売になると思われます。基本的に流通経路は現状の弊社取り扱い販売店と弊社の直売になると考えています。
(販売を希望されるモデルガン専門店で正規屋号を持っておられる玩具小売店様は弊社までご相談ください。)

メインフレーム改良点は以下の通り。
インナーシャーシはメカニック部分を樹脂製品内蔵の部品をそのまま流用しますが、グリップ部分の下側シャーシは使いません。ハンマーピンとトリガーピンの強度に配慮するとメカ部シャーシの使用は避けられない構造の製品です。(M29-2のリアル形状ハンマー&トリガーは後日改めてZEKEで製品化の可否を本体購入者の希望を取って別途に検討します。)

フレームのバレルピンも実物29-2を計測した正確位置へ金型を彫って再現します。

フレーム&サイドプレートはZEKE製になるので、3スクリュー中央のネジ位置を正確なポイントへ変更し、サイドプレート外周のデータは実物29-2から3D計測し正確に再現します。このため、樹脂製M29本体と弊社製サイドプレート部品の互換性は全くありません。
(樹脂製用亜鉛サイドプレートの中央スクリュー穴は、フレームに真鍮製ネジブッシュを打ち込むため、故意に前方へネジ位置がずらされています。)
サイドプレートの刻印も実物をスキャナーでスキャンし、正確&シャープな打刻印を製作し、プレス追加作業で打ち込みます。

樹脂純正フレームは実物M29グリップを装着するとフレーム後部と実物グリップのラインが全く合致しないという弱点があります。
この為、フレーム後部(銃を握る手のひらが当たるライン)ラインを全面的に修正するのと、フレームグリップ部前面の滑り止めグループのラインも加工で彫り込みます。(弊社米国で保有の実物M29-2はフレーム前後に滑り止めラインが彫られています。)

フレーム本体のトリガーガード内周はサイドプレート形状等にも合わせ出来る限りの形状修正を施します。(因みに本物はフレーム左右でシンメトリー形状にはなっておらず、どこまで再現できるか検討中です。画像は実物計測の立体データ編集画面です。)

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シリンダーは29-2を3D計測したカウンターボアモデル、シリンダ後部もリコイルシールドとの隙間が少ない部分も正確に再現。

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写真は実物M29-2です。

シリンダーのチャンバーは実物ダミーカート44スペシャルが装填可能なサイズで製作いたします。残念ですが、44マグナムフルサイズのチャンバーは法規制内では再現できません。(実物44マグナム空薬莢は装填可能!)なお、カートは純正の弾頭部を外し装填いたします。

金メッキに際して特殊な方法は採用できません。弊社デティクティブと同じ方法での金メッキを施します。

バレルフロントサイト部分も実物29-2を3D計測し、実物6.5インチ専用のサイト形状をモデルガンとして初めて再現します。
(レッドランプは純正部品を差替えての流用になります。)
実物6.5インチ及び、8-3/8インチや4インチ等の各種バレルは銃身長照準線長さが違う為、フロントサイト高さや、各種ランプ形状が異なっています。

以上、最上のM29-2 6.5 inchが実現の運びになると良いですね。

私自身もモデルガン大好きなので、本商品が実現されるのを皆さま同様に願っています。
千葉県では毎年6月頃に猟銃をまとめて廃棄する行事があります。それに合わせて狩猟や射撃をやめてしまう射手の方々がいらっしゃいます。

今年の弊社は4~50丁くらいの猟銃を廃棄する予定ですが、始末するにはちょっと惜しいライフル銃の廃棄依頼があったので、ちょっと在庫しておこうと思った1丁を写真で紹介いたします。

銃は「ウベルティ M1873 オクタゴンバレル」
(純正のウィンチェスターではありません。)

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適合実包は「357Mag」なので、ライフルとしては珍しい弾を使うヤツですね。

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弊社では猟銃の廃棄処分依頼も承っております。
巷では銃砲検査の季節ですので、更新せずに処分を考えておられる所持者の方はご相談ください。

弊社は銃砲製造販売許認可のほか、古物商許可、模造けん銃製造届等、身近にある銃や銃玩具等を扱う総ての許認可を公安委員会から承認されている銃器の事業所です。
その後、弊社と取引のある販売店様等とも色々な話を致しまして、販売が見込める数量とコストを勘案して下記の様な企画案としました。

SMG規格の金属モデルガンに変換するコンパチキットとして

1:バレル&フレーム
 (6.5インチがメイン、8-3/8&4インチバレルも金型有り。)
2:シリンダー
3:ヨーク
4:サイドプレート

の5点部品内容で、樹脂HWモデルガンをSMG規格金属モデルガンにするコンバージョンキットで、定価6万円前後(税別)にて企画しますが、勝算が無ければ潔く本企画は撤退です。

添付画像は弊社がアメリカにて保有するM29-2を3Dキャプチャにて立体データ化したものです。
これから金型を興すであろう「シリンダー・ヨーク・サイドプレート」に関して、似てる似てないの議論を挟む余地は全くありません。個人のイメージを持ってきての議論は全く無意味です。

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フレームはサイドプレート形状に合わせてトリガーガードの内側形状を多少いじりますが、外輪郭形状はマスターが無いので変更出来ません。フレーム内部はシャーシ等を一切使わずにフレーム内部形状はモデルガン形状に改変いたします。

画像に掲載してはいますが、ハンマーとトリガーは当初のキットには入れません。(後日にディアゴスティーニ商法で発売するかどうかです。)

フレームとサイドプレートを勘合させるラインは、金型を頼らずにマシニング加工にて合致させますが、金メッキを施す際に研磨でラインの角面が多少ダレるでしょう。
これが不満であるならば、法規制に沿って金メッキが必定の金属モデルガンは製作不可能となります。

以上の内容で今しばらく検討を行ってみます。
他にご意見有れば重ねてお聞かせください。

【3/30追記】
1点朗報があります。
44Spカートは弾頭が付いた状態でWA製44ブラックホークに装填できたとの事を、本企画支援のお客様から聞きました。
このWA製44BHシリンダーが規制の規格通りにできていたのであれば、c-Tec社が作っていた44Spダミーカートが装填できるチャンバーを持つシリンダーサイズになるかもしれません。
ついこの間の事ですが、お世話になってる鋳造会社さんから久しぶりに連絡が有って、預かっている金型を引き上げてほしいとの連絡がありました。

弊社の名作?である亜鉛製のガバメントやデティクティブや64式等を思い浮かべたのですが、ふと?考えるとエアガン系外装部品の金型がたくさん有った事を思い出しました。

写真はその時の製品の一つ「タナカガスガン・M29-6.5in用」です。

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弊社の部品はフレーム&バレルのみなのですが、フレーム&バレルに法規制に沿ったインサートを鋳込む金型に直して、不足している部品の金型を興せば発火可能な「金属製M29モデルガン」の4インチ・6.5インチ・8-3/8インチの三種類が製作可能である事に気が付きました。

弊社の不足部品は
ヨーク、サイドプレート、トリガー&ハンマー、サムピース、シリンダー、シリンダーストップ、リバウンドブロック、グリップ位でしょうか?

但し、金属製モデルガンの需要量を考えて生産量とコストで見合う定価額は6万円代後半(税別)くらいと思います。
なお、この価格でもグリップは樹脂製で木製グリップはオプションになるのではないかと・・・。

この手合いのモデルガンを愛好される方々にお聞きしたいのですが、このような価格でも「金属製M29モデルガン」は欲しいと思いますか?是非ご意見をお聞かせください。

なお、弊社がアメリカにて保有するM29は、カウンターボアシリンダーのM29-2ですので、もしもの際は?どうぞご期待ください。

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追記2019-3-23
やはり皆様の反応が良いですね。
現実的な線まで作業量を落とすとすれば、フレーム&バレル以外は金属シリンダー&ヨークに金属サイドプレートの金型のみを新規に興して「タナカ樹脂M29モデルガン互換の法規制に沿ったインサートを鋳込んだ金色の発火式@金属モデルガンキット」にしてしまう?という比較的実現可能なボーダーラインにする方法もあります。もちろん不正競争防止法に関わる、新商品の保護期間3年を経過しているので、この形態でも問題はありません。
(ただし個人的にはタナカ製のハンマーだけは何とかしたいと思っています。)

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追記2019-3-25
写真は弊社のM29ガスガンキットを実物型取りシリコン型の上に置いて撮影したものです。
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巷でよく言われる「トリガーガードが変な形をしている?」というのは大きな間違いでして、ゴム型に乗せて比較しても全く違和感のない物です。トリガーガードが変?なのではなく、トリガーが変?なので、錯覚から起こる違和感なのです。
この亜鉛フレームは中々よくできているのであります。

先に基本線を申し上げておきますと「金型流用企画」以外での製品化は正直に言って有りません。内部構造はモデルガンとしての骨格に修正できますが、外観についてはこの金型を興した時の放電マスターが現存していませんので、マスターを再製作するまでのコストを掛けて新規モデルガン製作は、金型代を全く回収できるとは思えないからです。
この線を外れて過大な要望をされてもご期待には沿えないと思われます。

ナショナルマッチのトリガーだなんて題名には書いていますが、M1911A1の初期に採用されていた、削出しタイプトリガーのシュー部分をUPでスマホ撮影した物です。

コルトでは1920年代半ばから1944年頃までこの形状のトリガーを45オート全般に採用していました。

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曲面の湾曲面に綺麗なチェッカリングが施されていますが、3D-CAD/CAMでの制御が無ければ、ここまで綺麗に彫れません。

実物は金型を押し付けて模様を施す「ナーリング」という工法を採用していますが、僅か数十個では金型を使うコストは掛けられません(^^;。

それでも制御用の3D-CAD/CAMは600万円位するのですが、長年使ってきて、ようやく元を取っているのかもしれませんね。
先日に旧六研・GM2期CP・BLK改やAR18CP・BLK改のブログ記事を掲載しましたが、それを見たお客様から六研・ウッズマンの修理と実物グリップの装着をご依頼されました。

写真がその現物です。
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先ず修理依頼の内容は、ディスコネクターの機能回復でした。
この点はトリガーバーとシアーの接触面の調整を行い、難しいことは無かったのですが、今回は実物グリップの装着依頼が難関でした。

写真のグリップはコルト社純正の3rdモデル用実物グリップを加工したもので、サードパーティ製グリップではありません。

写真は加工後のグリップ背面を撮影し、白くなった部分がフライス加工を施した部分になります。
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弊社では簡単な加工用治具を作成しましたが、ネジでグリップを治具固定してのフライス加工なので、出来上がりも旧六研・ウッズマンにピッタリ収まり、グリップスクリューの固定だけで、ガタも全くありません。上下左右とも基準は「ねじ穴」を基本にすれば、グリップ背面のリブ角度はフレーム本体にある穴角度とドンピシャなので、ノギスでも計測確認は簡単に行えます。
モデルガンの機能はキチンと全部動く事と、ヤスリや彫刻刀で彫った痕も無い事で、見栄えの良いプロの仕事で納めさせていただきました。

詳しい内容は省きますが、ご自身で実物グリップ装着にチャレンジされる方にとって、グリップ背面の加工後写真は特に貴重だと思います。

お客様からはこのウッズマンに使う復刻版カートリッジのご用命もいただきました。
弊社から、ウッズマン専用復刻版カートリッジを¥5000円(税別・12発入り)程度で20セット限定での発売予定です。

カートリッジは本個体の付属品を計測し、最新のNC加工機で復刻するものです。

旧六研・ウッズマンのオーナー様は、どうぞ忘れずにご予約下さい。

ようやくM1911系の生産が終わりましたので、現在は戦前ナショナルマッチ(WW2戦前)とPre'70GCNMの2系統の部品関係製造をボチボチ始めています。

先ずは、実物「戦前ナショナルマッチ」広告記事の画像引用からご覧ください。
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弊社製作のスティーブンス・リアサイトは超希少な実物を実際に計測し、玩具銃として初めて構造含めて完全再現のスティーブンス・リアサイトです
実物広告記事のリアサイト説明と弊社製スティーブンス・リアサイトの作動動画をご覧いただけば、御納得頂けるでしょう。
(以前のブログで「スティーブンス・リアサイト動画」を掲載しております。

動画は、弊社製スティーブンス・リアサイトを実際に動かしている映像で、サイト部品は既に全数量完成しております。

今回のブログ記事で皆様に御提案するのは「シュオーツ・セフティ」をこれから生産する戦前ナショナルマッチに搭載するかどうかをお尋ねいたします。

実際に戦前ナショナルマッチには下記URLで見られる様に、シュオーツ・セフティの有無しが双方とも存在いたします。

シュオーツ・セフティ無し
シュオーツ・セフティ有り

弊社が製作する戦前ナショナルマッチに「シュオーツ・セフティ」は必要でしょうか?当然ながら有無での販売価格は異なります。

参考までに
スティーブンス・リアサイトの無い「M1911系」が35万円(税別)程度でした。
これに、「スチーブンスサイト」のみを加えるか?、併せて「シュオーツセフティ」も装備するのか?

是非とも、ご購入を予定される皆様に、ご意見いただきたく存じます。