またご無沙汰してしまった。
てか近頃、音は採っても書き出した時点で飽きてしまうってのが続いている。
集中力が続かないのね。
誰に何のために書いているのか分からないからだと思うけど。笑
そんなこんなで、書き掛け途中投げ出しシリーズ蔵出し。
その時々でコレをネタに書こうと思い立ったキッカケが必ずあるんですが、そんな旬もとっくに過ぎ去ってますのでご了承ください。
ということで、
昨年末に朝の情報番組で取り上げられるくらいに話題になったこのネタを今日はお題に。
数年前から日本でも頻繁に話題になるようになった、海外で「シティポップ」と呼ばれるカテゴリーというか、現象というか。
私はインターネットの普及に伴って生まれた恩恵だと思ってたり。
2年ほど前にシティポップをネタにした際にも書いた気がするけれど、YouTubeなどで紐付けされるサムネに釣られてクリックしたりして、普段聴かない音楽、自分からは手を出さない興味を持たない音楽などに触れる機会が増え、その結果、新たな出会いや発見をするってのね。
ネット以前はラジオやテレビ、街中など、何処かしらで耳にした音楽を店頭で買う、または借りる、という行為をしないと聴くことが出来なかった。
あとは情報誌や人伝てに情報を得てとか、店頭でジャケ買いとか。
それが今や気軽にいつでも何処でもクリック一つ、しかも無料で聴ける時代。
わざわざ買ってまで聴かない音楽、自分の行動範囲では耳(目)にする事のない音楽などにも偶然出会えたり、言い出したらキリが無いほどに音楽に出会う環境が一気に様変わりした。
その結果、海外でそれまで出会う事もなかった日本の音楽を耳にし、その中でも洋楽の影響をモロに受けていた70-80年代のポップスが発掘されたってのが一つ。
シティポップとして海外で評価されている音源を聴くと、当時日本でヒットした曲が同じく海外でもウケているという訳では無い事に気付く。
↑の記事の中にもあったけれど、例えば、竹内まりあなら「純愛ラプソディ」や「シングルアゲイン」「駅」とか、いろいろ代表曲がある中、海外では圧倒的に「Plastic Love」であり、杏里なら「オリビアを聴きながら」ではなく「Remember Summer Day」。
今回ネタにする松原みきも資生堂のCMありきなタイアップ曲「ニートな午後3時」の日本人が好むキャッチーさでは無く、今回の「真夜中のドア〜Stay with Me」である。
どれも分かりやすく共通したグルーヴがありますよね。
DJが音ネタとして使いやすい曲って理由だけでは無いと思う。
ちなみに、こういった現象を知らない人がテレビの情報番組や↑の記事の内容を鵜呑みにすると、、、
韓国人DJが「Plastic Love」を掛けた事から日本で当時ニューミュージックなんて呼ばれていた曲が今再び注目されるようになり、インドネシアで日本のアニソン等を歌うYouTuber "Rainych" が「真夜中のドア」をカヴァーしたのを機に世界中で大ヒットしてるらしい、、、
なんて受け取っちゃう人が多い気がするけど、それらはあくまでアジア圏で一般的に広く認知されたキッカケの一つであり、例えば今回の「真夜中のドア」も "Rainych" がカヴァーする随分前から代表的なシティポップの曲として既に発掘されテーブルに並んでましたからね。。。
まぁ、それに乗っかって再販を決めた日本のレコード会社と広告代理店が販促プロモーションとしてこれらの流れを都合良く利用したストーリーを作り、それをただ各メディアが一斉に流しているだけなんだろうけど。
あとはアニメやファッションなどのクールジャパン絡みで日本のポップカルチャーに興味を持った人がその延長って感じかな、サムネの力ってのも大きい。
そんなサムネの一つ、ジャケ写。
1979年にリリースされたデビューシングル。
翌年リリースされた1stアルバムにはシングル盤とは異なるverが収録された。
松原みき | 真夜中のドア ~ Stay with Me (1979)
作詞:三浦徳子
作曲/編曲:林哲司
レコーディングメンバーは、、、
松原正樹(g)、後藤次利(b)、林立夫(ds)、渋井博(key)、穴井忠臣(per)、Jake H. Concepcion (sax) という蒼々たる面子。
しかしこれだけ話題になるとエライもんで「日立サウンドブレイク」の映像を上げてくれる人が出てくる。w(゚o゚)w オオー!
当時はまだMTV開局前、アッチで噂のPVってのが唯一流れたこの深夜番組。
まだまだ高価だったビデオデッキを手に入れ、番組を観ながら録画ボタンに指を掛け、、、そんな感じで録画して大切に保管していた40年モノのテープをデジタルへ変換しネットに上げ、、、なんて流れを想像するだけでも泣けてくる。^^
松原みき | 真夜中のドア ~ Stay with Me(from the Japanese MTV "HITACHI Sound Break")
この当時彼女はまだ19歳。
作曲した林哲司さん曰く、レコード会社のディレクターからの発注内容は
「思いっきり洋楽っぽくしてくれ」だったらしい。
レコーディングで初めて彼女の声を聴いて、こんなに色っぽく唄うとは、、、と驚いたとか。
改めてプロフィールを確認すると、、、
大阪は岸和田生まれの堺育ちってことで、泉州のオラオラだんじり娘かと思えば
お母さんがジャズ歌手だったらしく、3歳からピアノを始め音楽にまみれた幼少期を過ごしたとの事だけど、中高とプール女学院に通っていたみたいで、、、中々のお嬢さんですよね。
そんな学生時代にロックバンドを組んで京都のライブハウス磔磔に出演(堺から京都に通うって結構な距離あるけどな。。。)、高3で歌手になることを決めて単身上京との事だが、これも杉並の女子大付属高校へと転入先を決めてる辺り、やっぱりちゃんとしてる。^^
上京してからは米軍キャンプで歌い、六本木の「バードランド」にて飛び入りで歌ったのがデビューのキッカケに繋がったそうな。
そんな経験から10代とはいえ、人(特にオッサン)を魅了する術を既に身につけていたのかもしれませんね。
当時はジャズクラブに入り浸ってた人なんて偏屈なオッサンだらけだった筈で。
個人的にはピッチの危うさですら魅力に変えてしまうものを持っていた気がします。
PS.
林哲司氏がこれらの現象を語るインタビューというか
ブームに乗っかって改めて企画された自身のコンプリート盤発売のプロモーション記事が興味深い。
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なんて、前置きが長くなりましたが、シングル盤の音源を元に音を採ってみます。
*あくまでギターで採ったギター目線での解釈です。鍵盤目線ではまた解釈が異なると思いますので予めご了承ください。
松原みき | 真夜中のドア ~ Stay with Me (Single Ver.)
[Intro]
| BbM7 | A7(b13) | Am7 | Dm7 |
| Gm7 | Bb/C |
[Interlude]
| F F6 - F | F7 F6 | F F6 - F | F7 F6 |
[A]
| Gm | Gm | FM7 | FM7 |
| Gm | Gm | FM7 | FM7 |
[B]
| Gm A7(b13) | Dm7 | BbM7 F/A | Gm7 Bb/C |
| Gm A7(b13) | Dm7 | BbM7 F/A || 2/4 Gm7 || 4/4 Bb/C |
| Bb/C |
[C]
| BbM7 | BbM7 | Am7 | A7(b13) |
| Dm DmM7 | Dm7 Dm6 | Gm7 | Bb/C |
| BbM7 | BbM7 | Am7 | A7(b13) |
| Dm DmM7 | Dm7 Dm6 | Gm7 | Bb/C |
[Interlude]
[A]
[B]
[C2]
| BbM7 | BbM7 | Am7 | A7(b13) |
| Dm DmM7 | Dm7 Dm6 | Gm7 | Bb/C |
| BbM7 | BbM7 | Am7 | A7(b13) |
| Dm DmM7 | Dm7 Dm6 | Gm7 | Bb/C |
| Db/Eb (Eb) |
[Bridge] *Sax Solo
| C#M7 | Cm7 | Bbm7 | AbM7 |
| C#M7 | Cm7 | Bbm7 | Bb/C |
| Bb/C |
[C]
[C] *Outro
x Repeat to Fadeout
ex.
BbM7= 6x776x, 6x8765, x13231, x-13-12-10-10-10
A7(b13)= A7aug= 5x566x, x02021
Am7= 5x5555, 57558(5), x02010, x02013
Dm7= x57565, xx0211
Gm7= 35336(3), 3x3333, x-10-12-10-11-10, x-10-12-10-11-13
Bb/C= 8x876(6), x3333x, x3x331
F= x-8-10-10-10-(8), 133211
F6= x877xx, 131231
F7= x878xx, 13124(1)
松原みき & 松田聖子 | 真夜中のドア ~ Stay with Me(レッツゴーヤング、1981)
中森明菜 | 真夜中のドア ~ Stay with Me
稲垣潤一 & Gille | 真夜中のドア ~ Stay with Me
岩崎宏美 with 八神純子 | 真夜中のドア ~ Stay with Me
今井優子 | 真夜中のドア ~ Stay with Me
チャランポランタン | 真夜中のドア ~ Stay with Me
Ms.OOJA | 真夜中のドア ~ Stay with Me (Live, 2020)
Carole Bayer Sager | It’s the Falling in Love (1978)
Micheal Jackson | It’s the Falling in Love (1979)




