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Press On.

趣味のギターや好きな音楽に偏った雑記デス。

「大豆田とわ子と三人の元夫」

とうとう今日で最終回か。。。

 

 

あ、ドラマの話ね。^^

 

坂元裕二ファンとしては、まさかの連ドラ復帰に放送前からカナリ楽しみにしていた。

それだけに相当ハードル上がっていたんだが、そんな勝手な期待を毎週ちゃんと上回ってくれる見事な裏切り。

 

様々な分野のクリエイター達が織り成す相乗効果で生まれた作品ってのは、やはり心を揺さぶる。

TBSから関テレへと転職した一人の女性プロデューサーから生まれたこの企画。

関テレ制作でも船頭次第でこんなドラマが作れるなんてね。笑

 

 

 

 

劇伴も良くて、話題のエンディングテーマは実は劇伴のサンプリングから生まれてたり。

 

STUTS & 松たか子 with 3exes | Presence (Sample Breakdown)

 

STUTS & 松たか子 with 3exes | Presence (feat. KID FRESINO)

 

 

 

 

 

でも、個人的には挿入歌として用いられているこの曲↓を推したい。

 

坂東祐大  | All The Same (feat. Gretchen Parlato, BIGYUKI) from the Sooundtrack「大豆田とわ子と三人の元夫」

 

 

 

 

劇伴を担当した坂東祐大さんは若いのにオッサン好みというか何というか。笑

ロバートグラスパー辺りが演りそうなこの手のジャズバラードのトレンドも上手く消化している。

 

 

しかしBIGYUKIは分かるが、グレッチェンパーラトに歌わせるセンスが素晴らしいね。

その辺の経緯を訊いてみたい。

 

詩は坂元裕二氏の書き下ろし、LEO今井氏が英語に訳す。

と言うことで英語が分かる人は気付いてると思いますが、歌詞はもちろん本編とリンクしています。

かごめととわ子の詞と言っても良いかもしれない。

ちなみに、ライナーノーツには坂元氏オリジナルの日本語歌詞が掲載されているらしい。

 

ピアノ+シンベがBIGYUKI、他、須川崇志(b)、石若駿(ds)、

弦などのオケは坂東率いる "Ensemble FOVE" (他の劇伴や劇中の効果音も多々担当)

 

 

 

 

NY界隈ではもう何年も前から既にある手法で「○○みたいだね」と言われてしまうかもしれないけれど、日本では初めて耳にする人も多いと思う。

特に若い人ね。

 

そんな若い人達にこの手の曲が受け入れられるならば、今の日本でも希望が生まれそうな。^^

 

 

 


 

PS.

坂東祐大さんは放送直前まで編集に貼り付いて映像を観ながら選曲もやったらしく(通常、シーン毎にハマる劇伴曲を選ぶ「選曲家」と呼ばれる別の人がいる)、必要ならばその場で新たに作曲したりして一人が一貫してそこまでやってくれるとそりゃブレないわ、、、というクダリがエンディング曲を作ったSTUTSさんとの対談で語られていて興味深い。

最終回から三週間経っても尚、こんな対談が出てくるほど注目されたって事でもありますな。

 

 



 

 

 

 


 




 

 

 

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さてさて

 

前回ネタにした松原みき「真夜中のドア 〜 Stay with Me」の流れから、、、

 

 

 

 

予告通り、今日はこの曲をネタに。

 

Carole Bayer Sager | It’s the Falling in Love (1978)

 

 

 

 

「キャロル・ベイヤー・セイガー」

この懐かしい名前を覚えている人がどれくらいいるだろう。

 

バートバカラックの元奥さんって言うと「あー」なんて思い出す人もいるか。

 

 

彼女を知らなくてもバカラックと共に彼女が作った曲は多くの人が知っている筈。

 

例えば、、、

映画「007 私を愛したスパイ」のテーマ、カーリーサイモン「Nobody Does It Better

映画「ミスターアーサー」のテーマ、クリストファークロス「Best That You Can Do

映画「ラブINニューヨーク」のテーマ、ロッドスチュワート「That's What Friends Are For

この曲は後にディオンヌワーウィックが、feat.エルトンジョン, グラディスナイト & スティーヴィーワンダーという面子でカヴァーして大ヒットしたver の方が知ってる人多いカモ。

 

他、マイケルマクドナルドと共作でドゥービーの「How Do the Fools Survive?」とかね。

 

 

 

 

 

 

3枚しか出していないアルバムの中

1978年にリリースされた2ndアルバムに収録されている。

 

Carole Bayer Sager | ...too (1978)

 

 

 

 

 

 

この曲はデヴィッドフォスターと共作。

ストリングスアレンジもフォスターによるもの。

 

バッキングヴォーカルは、マイケルマクドナルドとビルチャンプリン

 

その他、レコーディングメンバーは、、、

David Hungate(b), Ed Greene(ds), Steve Lukather(g), David Foster(key), Steve Forman(per)

といった当時の売れっ子たち。

 

 

このフォスターチームはこの曲ともう一曲だけだが、

他、JarryHeyチームとか、諸々そんな面子がズラリと並ぶ

 

 

 

 

 

 

 

 

そんなこんなで改めて採るとまたいろいろと気付かせて貰えた。

*あくまでギターで採ったギター目線での解釈です。鍵盤目線ではまた解釈が異なると思いますので予めご了承ください。

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[Intro]

| BbM7    | Gm7    | FM7    | Dm7 - F/C - BbM7 - F/A    |

| BbM7    | Gm7    | FM7    | Dm7 - F/C - BbM7 - Bb/C    |

 

[Interlude]

| F    Fsus4 - F     | F    Fsus4 - F     | F    Fsus4 - F     | F    Fsus4 - F     (*kime)  |

 

[A]

| Eb/F    | Eb/F    (*kime)    | BbM7    | BbM7 - Am7 - EbM7 - Dm7    |

| Eb/F    | Eb/F    (*kime)    | BbM7    | BbM7 - Am7 - EbM7 - Dm7    |

 

[B]

| Cm7    | Gm7    | Dm7    | Am7    |

| Em7    | DM7    | Gm7    | Bb/C - Gb/Ab - Ab/Eb - Bb/F    |

 

[C]

| BbM7    | Gm7    (Bb/C)    | FM7    | Dm7 - F/C - BbM7 - F/A    |

| BbM7    | Gm7    (Bb/C)    | FM7    | Dm7 - F/C - BbM7 - Bb/C    |

 

[Interlude]

 

[A]

 

[B]

 

[C2]

| BbM7    | Gm7    (Bb/C)    | FM7    | Dm7 - F/C - BbM7 - F/A    |

| BbM7    | Gm7    (Bb/C)    | FM7    | Dm7 - F/C - BbM7 - F/A    |

 

[Bridge]

| BbM7    | Gm7    | FM7    | Dm7 - F/C - BbM7 - F/A    |

| BbM7    | Gm7    | FM7    | Dm7 - F/C - BbM7 - F/A    |

| Em7- G/D - CM7 - G/B    | (*Key= 1 Step Up)

 

[C2] *Outro

| CM7    | Am7   | GM7    | Em7 - G/D - CM7 - G/B    |

| CM7    | Am7   | GM7    | Em7 - G/D - CM7 - G/B    |

| CM7    | Am7   | GM7    | Em7 - G/D - CM7 - G/B    |

| CM7    | Am7   | GM7    | Em7 - G/D - CM7 - G/B    |

x Repeat to Fadeout

 

 

 

ex.

BbM7= 6x776x, 6x8765, x13231, x-13-12-10-10-10

Gm7= 35336(3), 353333, 3x3333, x-10-12-10-11-10

FM7= x8(7)555, x-8-10-9-10-8, 1x221x, 1x3210

Dm7= x57565, x5356x, 10-(12)-10-10-10-10, xx0211

F/C= 8-x-10-10-10-x, x33211

F/A= 5x356x, 5xx565, x03211

Bb/C= 8x876(6), x3333x, x3x331

F= x-8-10-10-10-(8), x(8)(7)565, 133211

Fsus4= x-8-10-10-11-x, x(8)(7)566, 131311

Eb/F= x8888x, xx3343

Am7= 5x5555, 575555, 57558(5), x02010

EbM7= x6(5)333, x68786

Cm7= x35343, x3134x, 8x8888

Em7= x79787, x7578x, 020030

DM7= x57675, x5(4)222, 10-x-12-11-10-9, 10-x-11-11-10-x

Gb/Ab= 4x432(2)

Ab/Eb= x66544

Bb/F= x88766

G/D= 10-x-12-12-12-x, x55433

CM7= 8x998x, 8-x-10-9-8-7, x35453, x32000

G/B= 7x578x, 7xx787, x20030

GM7= x-10-(9)-7-7-7, x-10-12-11-12-10, 3x443x, 3x5432, 320002

 

 

 

 

 

 

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*(*kime)と表記してる箇所は、本来コード譜なら1節だけ音符で記されたりするんだけど

音を聴いてもらえれば一目ならぬ一聴瞭然、単に「キメ」です。

「決めフレーズ」が入るって事ね。^^

 

 

*↑に「ex」として使いそうなヴォイシング例を挙げましたけど、好きに押さえてください。

 

 

*分数コードに慣れていない人は、まず出来るだけシンプル且つ柔軟な頭にする事から。

 

今回の場合、CとかDとか既に知っているメジャーコードのルート音が置き換わるだけであったり、そのメジャーコードのトライアド+ベース音だったりするだけですから。

 

また、そんなコードチェンジに慣れていない人は、共通の音であったり共通の指であったりを見つけ、出来るだけ効率良くチェンジ出来る省エネポジションを見つける事ですね。

 

ギターという楽器は同じ音が出るポジションが複数あります。

それを利用して2つ3つ異なるポジションの引き出しを持つべきですね、そうするとプレイの幅が大きく広がります。

 

 

でも敢えて使いたいヴォイシングや動かしたいトップノートがある場合はそれを優先し、あくまで「音優先」で。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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最も有名なカヴァーというか、同じチームがクインシープロデュースの元で録ったのがこのヴァージョンで、、、
 

Michael Jackson | It’s the Falling in Love (1979)

 

 

 

デヴィッドフォスターがそのまま参加するものの

レコーディングメンバーはもちろんクインシーお抱えミュージシャンとなります。

 

バッキングヴォーカルに、パティオースティン

ベースは、ルイスジョンソン (from Brothers Johnson)

ドラムは、JRことジョンロビンソン (from Rufas)

ギターに、ワウワウワトソンとマーロヘンダーソン

他、ピアノ、ローズなどシンセ以外の鍵盤が、グレッグフィリンゲインズ

そしてホーンセクションはもちろん、JerryHey率いる "The Seawind Horns"

などなど、他、いつものお約束メンバー

 

当然ながらフォスター臭は抑えられ、良い意味でイナタさが増す。笑

ジェリーヘイとワウワウワトソンは偉大だ。

 

 

 

 

言うまでもなく、1979年リリースのこのアルバム収録

 

Michael Jackson | Off the Wall (1979)

 

 

 

 
 
 
 
同じく79年にジョージデュークプロデュースでディーディーがカヴァー。

 

Dee Dee Bridgewater | It's the Falling in Love (from the Album “Bad for Me”, 1979)

 

 

グレッグフィリンゲインズやジェリーヘイが、MJ verから引き続き参加

ギターは、ローランドバティスタ

ベースが、アルフォンソジョンソン

ドラムが、リッキーローソン

など、あの界隈デス。^^

 

 

 

 

 

翌80年には、ディオンヌワーウィックもカヴァーする。

 

Dionne Warwick | It's the Falling in Love (from the Album “No Night So Long”, 1980)

 
 
スティーヴバッキンガムというナッシュビルを拠点に活動するギタリストがプロデュース。
(少なくとも20のゴールドディスクと12のプラチナディスクを生み、4つのグラミーを受賞している)
 
ゆえに、他のヴァージョンとはメンツがガラリと変わる。
オルガンに、アイザックヘイズが参加してたりね。
 
ちなみにホーンセクションは、タワーオブパワー。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
同時期にリリースされた三者三様のカヴァー。(珍しく、全てオリジナルKeyのまま)
 
アレンジはもちろん、この当時の個性的なミュージシャン達のプレイや解釈は面白い。
その背景にあったであろう諸々なんかも想像しつつ、いろいろ楽しめマス。^^
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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"It's the fallin' in love, That's makin' me high"

"It's the bein' in love, That makes me cry, cry, cry..."

 
「恋に落ちる事、それは私を舞い上がらせる」
「愛する事、それは私を泣かせる...」
 
 
奇しくも冒頭の「大豆田とわ子と三人の元夫」にも通じるテーマですな。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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PS.
「大豆田とわ子と三人の元夫」、略して「まめ夫」
 
最終回、二回観た。
その感想を書き出すとキリが無いので1シーンだけ残す。
 
 
坂元裕二脚本、お約束アイテム「手紙」にまつわるシーン
 
亡くなった母親の遺品の中から、昔観たのであろう数々の映画の半券と共に宛名まで書いたけど出さなかった封をしていない手紙が出てきて、確認すると内容がラブレターで驚く。
で、宛先の住所を頼りに会いに行くと、、、というクダリ。
 
これまで父親の浮気が原因で離婚したんだと思い込んでいたけれど、そんな単純な話では無く互いにどうしようも無かった事実に気付いた娘。
 
 
その後、父親とのシーン。
テーブルに出しっぱなしにしていた映画の半券に気付く父親
 
 
「羊達の沈黙」1991年6月26日11:00なんていう開演時間や場所も当然ハッキリと記されている...
 
娘「あ、それゴミ」と手を出して奪おうとする。
 
父「昔、観に行ったな、、、1人で」
 
父「5分で寝たな、羊が出てくる前に寝ちゃったよ」
 
 
 
最高デス。笑
 
話の本質に触れる前の枕みたいなもんだけど
こんな何気無い会話一つ、分かる人だけが楽しめるドラマでした。^^