このシリーズ、長くなりました。^^;
さて、オーロラ決戦の最終夜です。
まぁ、結果は、惨敗だったんですケド!
その日、明日帰るので、ホテルロビーにあるパソコンと
プリンターで、明日のフライトのオンラインチェックイン
をしようとしていたわたしに、声をかけてきた人がいま
した。
なんか酔っぱらってる感じのオッチャンでした。
そのオッチャンを何とかかわし、作業を続けていたら、
今度は若い女性が話しかけてきたんです。
わたしがアエロフロートの画面を見ていたのをみて、
どこから来たのか聞いてきました。
わたしは、日本出身で、オーロラを見に来たけど、まだ
見れてないと答えました。
そしたら、そのおねーさん、すごくびっくりしてました。
な、なぜ?
そしたら、なんとそのおねーさん、「昨夜(正確には同じ日
の深夜)1時頃に、ここから30キロくらい行った郊外の
お友達の家で綺麗なオーロラみえたよ」というではありま
せんか!
え!ムルマンスクの市街地はめっちゃ曇ってましたけど?
と言ったら、その郊外は晴れてたと・・・。
後、市街地は明るいから、オーロラを見るのは難しいとも
言いました。
それを聞いて、気落ちしているわたしを見たそのおねーさん
は、急に電話を取り出して、わたしに、「もし今夜、オーロラ
が出るようだったら、その友達の家にオーロラを見に行く?」
と聞いてきたんです!
は?え?(頭に?がいっぱい灯ってるわたくしでした・・・。)
なんでも、そのおねーさん、昨年フィンランドに行ったときに、
フィンランドにオーロラみにきている(必死の)日本人の話を
聞いたそうで、「ここにもいた!(笑)」的にびっくりしたそうです。
えーえー、2連敗していたので、そりゃ、わたくしも必死ですわ。^^;
で、わたしにオーロラをみせてあげたいと、その場でお友達に
電話をかけてくれたのです。
そしたら、まだ今日は見える兆候がないとのことで、兆候が
見えたら、お友達の方からその女性(ジェーナさん)に電話を
してくれるということになりました。
そして、もし友達から電話があって、見られるようなら一緒に
行こうと誘ってくれて、電話番号の交換をしました。
実はそのおねーさんの待ち合わせの相手は、さっきわたしを
からかいに来てた酔っ払いのオッチャンというオチがつきました。^^;
オーロラの話を二人でしていたら、そのオッチャンも入ってきて、
二人が知り合いだということに気が付きました。
その二人は、これからフィンランド式サウナに行くとのことで、
サウナにも誘ってくれたのですが、わたしはオーロラ決戦の
ために辞退し(って、サウナに行く準備なんてしてないし!)、
準備万端の上、午後10時半過ぎに部屋を出たのでした。
装備は、-40度にも耐えられるとお墨付きのカナダ製コート
に、下着はもちろんヒートテック!
そして、セーターを2枚重ね着しました。
下は、ジーンズの下に、先日お友達が日本から来たときに
プレゼントしてくれた厚手のモモヒキ(?)に、ヒートテックの
靴下です。
そして、中に毛がある長いブーツを履いています。
そして、お腹と足の裏にカイロを張りました。
カイロも、同じお友達がくれたものです。マジ助かりました~!
そして、持参した魔法瓶に熱々のお茶を詰めました。
そして、いざ、決戦!ということで、ホテルの横にある公園の
3階建ての小さな見晴らし台に独り上り、待機しました。
これがですねー。こんだけ装備しても、マジ寒いんですよ!
その時の気温は、予報によればー25度。
息がかかった髪の毛があっという間に凍って、白くなりました。
あまりの寒さに耐えられず、30分後位には一旦撤退。
部屋に戻って、持ってきただけの服を着込み、カイロも背中と
首筋に追加し、再度出陣しました。
このお蔭で、だいぶマシになったんですが、やはり、数十分
してくると、徐々に限界が近づいてきます。
どこが一番寒いって、ずっと立っているからか、足が寒い!
カイロ張ってあるのに、足の感覚がだんだん麻痺してくるんです。
「オーロラさーん、寒いから早くでてー!」とひとりごちながら、
ひたすら待ちましたが、出てくれません。
そうこうしている内に、深夜12時半になり、二度目の限界が・・・。
耐えきれず、ホテル1階に避難し、熱々のお茶をすすっていた
ところに、ジェーナさんから電話が入りました。
「みんな待ってるけど、今夜はオーロラはでそうにない」と
お友達から電話が入ったそうです。
そして、(またしても)「テルラサにご飯食べに来たから、一緒に
どうですか?」とお誘いを受けたので、行くことにしました。
本当は、諦めきれず、深夜1時半までは何としてもがんばる
予定でいたのですが、そうやって電話してくれたそちらとの
ご縁を大切にしたかったので、思いきっていくことにしました。
そして、3人(ジェーナさんと、酔っ払いのオッチャンとわたし)で、
一緒にテルラサで夜食を食べました。
そのオッチャンにご馳走になってしまいました。。。^^;
でも、そのオッチャン、ウォッカを奨めるので、がんばって飲み
ましたよ!
実はそのオッチャンは、初めに会ったときに名刺をくれたので、
オーロラ決戦の前にネットで検索してたのですが、ジェーナさん
も言ってたけど、地元では大きな会社の部長さんでした。
ジェーナさんには最後別れるときに、連絡先ということで、名刺
をもらいましたが、20代後半か30代前半と思われる彼女は、
別の会社の「副社長」という肩書きの女性でした。
このお二人、わたしがオーロラ見るために、2時間も寒い外で
待機していた話を聞いて、「あんた、クレージー?」と苦笑いして
ました・・・(当たり前か)。
でも、そこまでしても見れなかったのを気にしてくれて、そのお店
を出た後で、「オーロラがみえるかもしれないから○○に行って
みない?」と深夜のドライブに誘ってくれました。
運転は、お酒飲まないというジェーナさんです。
そして連れて行ってくれたのは、ガイドブックには載っていない、
女性の銅像のある海が良く見える場所でした。 ↓
↑ この女性は、船に乗り込んで海に出て行った旦那さんが
帰るのを待っている女性の像だそうです。
ちなみに、場所は、アリョーシャのある丘を越えて、海の方に
下っていったところにあり、女性が見ている方向には海があり
ます。
そして、そのドライブの帰りに、以前の記事に書いたように、
中国人グループがアリョーシャの方から坂をホテルに向かって
いるのが見えたのでした。
ちなみに、その二人が言うには、1月末から2月は、毎日の
ようにオーロラが見えるそうです。
だから、その時期にまたムルマンスクに来たらと言われました。
そしたら、オッチャンが持ってる郊外のダーチャ(別荘)に
オーロラ見に行こうと。
でも、よく聞いたら、オッチャンのダーチャがある場所が、
閉鎖都市なんですけど・・・。^^;;;
ソ連時代にも、閉鎖都市がありましたが、現在のロシアにも、
軍事や産業的に大事なところは、閉鎖都市(許可証がある人
しか入れない)がいくつもあります。
ちなみに、今はオープンなウラジオストクも、ソ連時代は、
閉鎖都市だったんですよね。
軍事の大事な町を持つムルマンスクにもいくつも閉鎖都市が
あるようで、オッチャンのダーチャがあるのは、その1つでした。
正直、閉鎖都市にはとても興味がありますが、そんなところに
外国人が入って面倒なことになったらイヤなので、連れて行って
もらうなら、ジェーナさんのお友達の家があるところの方がいい
なぁ・・・・。
ジェーナさんは、わたしがそこまでがんばってもオーロラをみれ
なかったのを気にしてくれて、実はその後も何度も連絡をくれて
います。
夕方の飛行機だとたまたま言ったのを覚えてくれていて、
ムルマンスクの空港にいたとき電話してくれて、そして、帰って
来た後も、肺炎になったわたしを気にして、何度か連絡をくれて
います。
はー、こういう素敵な出会いがあるから、一人旅ってやみつきに
なっちゃうのよね~♪
(まぁ、一歩間違えるとかなり危険なので、くれぐれも気を付けて
くださいって、わたしに言われたくないか。^^;)。
もう一度ムルマンスクでオーロラにチャレンジしたいところですが、
正直、帰国までもう残りわずかなので、行けるかどうか、かなり
難しいところです。
凍ってるバイカル湖にも行きたいし~、飛び地のカリーニングラード
にもまだ行ってない! TT
はてさて、どうなることやら・・・。
ここで終わると思わせといて、最終日につづきまーす。^^;
