ムルマンスクいってきた!(10) | 今日もロシア日和

今日もロシア日和

3月にロシアにきました。
ロシアで感じたことなどを備忘録代わりにつらつらと記録しようと思います。

このシリーズ、長くなりました。^^;


さて、オーロラ決戦の最終夜です。

まぁ、結果は、惨敗だったんですケド!


その日、明日帰るので、ホテルロビーにあるパソコンと

プリンターで、明日のフライトのオンラインチェックイン

をしようとしていたわたしに、声をかけてきた人がいま

した。


なんか酔っぱらってる感じのオッチャンでした。


そのオッチャンを何とかかわし、作業を続けていたら、

今度は若い女性が話しかけてきたんです。


わたしがアエロフロートの画面を見ていたのをみて、

どこから来たのか聞いてきました。


わたしは、日本出身で、オーロラを見に来たけど、まだ

見れてないと答えました。


そしたら、そのおねーさん、すごくびっくりしてました。


な、なぜ?


そしたら、なんとそのおねーさん、「昨夜(正確には同じ日

の深夜)1時頃に、ここから30キロくらい行った郊外の

お友達の家で綺麗なオーロラみえたよ」というではありま

せんか!


え!ムルマンスクの市街地はめっちゃ曇ってましたけど?


と言ったら、その郊外は晴れてたと・・・。

後、市街地は明るいから、オーロラを見るのは難しいとも

言いました。


それを聞いて、気落ちしているわたしを見たそのおねーさん

は、急に電話を取り出して、わたしに、「もし今夜、オーロラ

が出るようだったら、その友達の家にオーロラを見に行く?」

と聞いてきたんです!


は?え?(頭に?がいっぱい灯ってるわたくしでした・・・。)


なんでも、そのおねーさん、昨年フィンランドに行ったときに、

フィンランドにオーロラみにきている(必死の)日本人の話を

聞いたそうで、「ここにもいた!(笑)」的にびっくりしたそうです。


えーえー、2連敗していたので、そりゃ、わたくしも必死ですわ。^^;


で、わたしにオーロラをみせてあげたいと、その場でお友達に

電話をかけてくれたのです。


そしたら、まだ今日は見える兆候がないとのことで、兆候が

見えたら、お友達の方からその女性(ジェーナさん)に電話を

してくれるということになりました。


そして、もし友達から電話があって、見られるようなら一緒に

行こうと誘ってくれて、電話番号の交換をしました。



実はそのおねーさんの待ち合わせの相手は、さっきわたしを

からかいに来てた酔っ払いのオッチャンというオチがつきました。^^;


オーロラの話を二人でしていたら、そのオッチャンも入ってきて、

二人が知り合いだということに気が付きました。


その二人は、これからフィンランド式サウナに行くとのことで、

サウナにも誘ってくれたのですが、わたしはオーロラ決戦の

ために辞退し(って、サウナに行く準備なんてしてないし!)、

準備万端の上、午後10時半過ぎに部屋を出たのでした。


装備は、-40度にも耐えられるとお墨付きのカナダ製コート

に、下着はもちろんヒートテック!

そして、セーターを2枚重ね着しました。

下は、ジーンズの下に、先日お友達が日本から来たときに

プレゼントしてくれた厚手のモモヒキ(?)に、ヒートテックの

靴下です。

そして、中に毛がある長いブーツを履いています。


そして、お腹と足の裏にカイロを張りました。

カイロも、同じお友達がくれたものです。マジ助かりました~!


そして、持参した魔法瓶に熱々のお茶を詰めました。


そして、いざ、決戦!ということで、ホテルの横にある公園の

3階建ての小さな見晴らし台に独り上り、待機しました。


これがですねー。こんだけ装備しても、マジ寒いんですよ!

その時の気温は、予報によればー25度。


息がかかった髪の毛があっという間に凍って、白くなりました。


あまりの寒さに耐えられず、30分後位には一旦撤退。

部屋に戻って、持ってきただけの服を着込み、カイロも背中と

首筋に追加し、再度出陣しました。


このお蔭で、だいぶマシになったんですが、やはり、数十分

してくると、徐々に限界が近づいてきます。


どこが一番寒いって、ずっと立っているからか、足が寒い!

カイロ張ってあるのに、足の感覚がだんだん麻痺してくるんです。


「オーロラさーん、寒いから早くでてー!」とひとりごちながら、

ひたすら待ちましたが、出てくれません。


そうこうしている内に、深夜12時半になり、二度目の限界が・・・。

耐えきれず、ホテル1階に避難し、熱々のお茶をすすっていた

ところに、ジェーナさんから電話が入りました。


「みんな待ってるけど、今夜はオーロラはでそうにない」と

お友達から電話が入ったそうです。


そして、(またしても)「テルラサにご飯食べに来たから、一緒に

どうですか?」とお誘いを受けたので、行くことにしました。


本当は、諦めきれず、深夜1時半までは何としてもがんばる

予定でいたのですが、そうやって電話してくれたそちらとの

ご縁を大切にしたかったので、思いきっていくことにしました。


そして、3人(ジェーナさんと、酔っ払いのオッチャンとわたし)で、

一緒にテルラサで夜食を食べました。

そのオッチャンにご馳走になってしまいました。。。^^;


でも、そのオッチャン、ウォッカを奨めるので、がんばって飲み

ましたよ!



実はそのオッチャンは、初めに会ったときに名刺をくれたので、

オーロラ決戦の前にネットで検索してたのですが、ジェーナさん

も言ってたけど、地元では大きな会社の部長さんでした。


ジェーナさんには最後別れるときに、連絡先ということで、名刺

をもらいましたが、20代後半か30代前半と思われる彼女は、

別の会社の「副社長」という肩書きの女性でした。



このお二人、わたしがオーロラ見るために、2時間も寒い外で

待機していた話を聞いて、「あんた、クレージー?」と苦笑いして

ました・・・(当たり前か)。


でも、そこまでしても見れなかったのを気にしてくれて、そのお店

を出た後で、「オーロラがみえるかもしれないから○○に行って

みない?」と深夜のドライブに誘ってくれました。

運転は、お酒飲まないというジェーナさんです。


そして連れて行ってくれたのは、ガイドブックには載っていない、

女性の銅像のある海が良く見える場所でした。 ↓




↑ この女性は、船に乗り込んで海に出て行った旦那さんが

帰るのを待っている女性の像だそうです。


ちなみに、場所は、アリョーシャのある丘を越えて、海の方に

下っていったところにあり、女性が見ている方向には海があり

ます。



そして、そのドライブの帰りに、以前の記事に書いたように、

中国人グループがアリョーシャの方から坂をホテルに向かって

いるのが見えたのでした。



ちなみに、その二人が言うには、1月末から2月は、毎日の

ようにオーロラが見えるそうです。


だから、その時期にまたムルマンスクに来たらと言われました。


そしたら、オッチャンが持ってる郊外のダーチャ(別荘)に

オーロラ見に行こうと。


でも、よく聞いたら、オッチャンのダーチャがある場所が、

閉鎖都市なんですけど・・・。^^;;;


ソ連時代にも、閉鎖都市がありましたが、現在のロシアにも、

軍事や産業的に大事なところは、閉鎖都市(許可証がある人

しか入れない)がいくつもあります。


ちなみに、今はオープンなウラジオストクも、ソ連時代は、

閉鎖都市だったんですよね。


軍事の大事な町を持つムルマンスクにもいくつも閉鎖都市が

あるようで、オッチャンのダーチャがあるのは、その1つでした。


正直、閉鎖都市にはとても興味がありますが、そんなところに

外国人が入って面倒なことになったらイヤなので、連れて行って

もらうなら、ジェーナさんのお友達の家があるところの方がいい

なぁ・・・・。


ジェーナさんは、わたしがそこまでがんばってもオーロラをみれ

なかったのを気にしてくれて、実はその後も何度も連絡をくれて

います。

夕方の飛行機だとたまたま言ったのを覚えてくれていて、

ムルマンスクの空港にいたとき電話してくれて、そして、帰って

来た後も、肺炎になったわたしを気にして、何度か連絡をくれて

います。


はー、こういう素敵な出会いがあるから、一人旅ってやみつきに

なっちゃうのよね~♪

(まぁ、一歩間違えるとかなり危険なので、くれぐれも気を付けて

くださいって、わたしに言われたくないか。^^;)。



もう一度ムルマンスクでオーロラにチャレンジしたいところですが、

正直、帰国までもう残りわずかなので、行けるかどうか、かなり

難しいところです。



凍ってるバイカル湖にも行きたいし~、飛び地のカリーニングラード

にもまだ行ってない! TT


はてさて、どうなることやら・・・。



ここで終わると思わせといて、最終日につづきまーす。^^;