娘の通う小学校で、下駄箱に置いてある上靴に画鋲を入れられる事件がありました。
(他学年でした)
学校としては臨時で全校集会をして、全学年で学活の時間にして先生から話があったらしい。
小学校からはメール連絡で簡単な経緯が書かれており、ご家庭でも話題に上がったら親子で話し合ってみてくださいとのことでした。
娘を学童に迎えに行くと、いつもその日の学校や学童であったことを色々話してくれるので、この日はさっそく画鋲事件のことを話してきました。
画鋲って知ってる?
壁に刺したりして使うやろ?
先がめっちゃとがってて危ないやつ。
あれが靴に入ってたっていう大事件があってさー!
気付かずに履いてたら怪我するよなぁ。
でも下駄箱あたりでは画鋲使うような場所ないのに、なんであんなとこに置いてたんやろうな。
などなど。
どうも話を聞いていると、娘の頭の中には「イジワルをしてやるつもりでわざと画鋲を入れる人がいる」ということ自体が想定されておらず、間違えて入ってしまったとしか考えていませんでした。
画鋲は低学年は担任の先生が厳重に管理していて、子供が勝手に触れないそうです。
中学年以降は、係活動や委員会のポスターを貼ったりも画鋲を児童が使ってできるらしく、そういう活動で使った画鋲が間違えて下駄箱に来てしまって、それが靴に入ってしまったと娘は思っているようでした。
「5、6年生になったら、うっかり画鋲を置き忘れてとかはしないと思うし、1、2年生は勝手に画鋲触れへんし、3、4年生が使った画鋲かなと思うんよ 」
と推理していました
いやいや、これはもう昔からある古典的な「イジメ」やでと思うのですが、娘の中に故意に人を傷付けようとするという考え方が本当に全くないんだなぁと改めて実感しました。
幼いうちは「イジワル」って、叩くとか、足を踏むとか、嫌なことを言ってくるとか、やめてって言ってることをしつこくやったり言ったり、みたいな目に見えて分かりやすい行為。
だんだん大きくなってくると、本人に嫌なことを言うのではなく陰口になったり、今回の画鋲のように間接的に嫌なことをしたり、持ち物を隠したりなど、誰がやっているかなど分かりにくいものになってきますよね。
でも本当に娘は思考が平和すぎるのか、まだ幼すぎるのか、そういうことをして快感を覚えるとか、楽しいと思う人がいるとことがまだ分からないようでした。
加害者にならならなさそうだけど、自分がされていても気づかなそう…