ある日、娘が読んでいた本に「ノイローゼ」「ヒステリー」という言葉が出てきたのですが、意味が分からなかったようで、自分の国語辞典を出してきて調べていました。
(ひらがなが読めて、かつ知らない言葉を色々調べたがった保育園年長頃にこれを購入しました。
最初は辞書としてよりも、コラムを読むのが楽しかったようです。)
辞書のルールは大まかには理解しているのですが、見つけられない時もあります。
今回も「お母さーん、見つからないから一緒に探して」と呼ばれて一緒に見たのですが、私が見ても載っていませんでした。
よく考えれば、ノイローゼやヒステリーって子供には馴染みのない言葉かな。
最近この辞書に載っていない言葉を調べることも増えてきたので、掲載語句の多い新しい辞書に買い替え時期なのかもしれません。
いや、調べようとする言葉が偏っているからかな。
次のステップとしては、どのあたりがいいのか、また娘と本屋へリサーチに行ってみようと思います。
さて今は、娘の辞典に載っていない言葉は私の持っている辞典で調べています。
そこで、
ノイローゼ
→神経症、神経衰弱、ヒステリーなど。
ヒステリー
→かっとなって感情の押えがきかず泣いたり怒ったりする状態
と書いてあるのを読んで、
「◯◯くんのお母さんみたいなこと?」と何とも答えにくい質問が…
こちらの奥さんのこと…。
お隣さんなので色々聞こえてしまいます。
申し訳ないですが、まさにヒステリーという言葉がぴったりの状況です。
娘には分かり易い例が身近にあり、この言葉をすぐ覚えてしまったと思いますが、ふわふわかチクチクかで言うと、チクチク言葉になるから、誰かに対して使うのはオススメしないよと話しました。
娘も、
「うん、私がもし◯◯ちゃんのお母さんってヒステリーやねって言われたら嫌な気持ちになるから、使わないようにする。」
と言っていたので、むやみに多用しないかなと思います。
さて、お隣は、奥さんも旦那さんも家の外での人当たりは非常にいいので、保育園や小学生での評判も悪くなく、かつ旦那さんは地域や学校、保育園の◯◯委員などの面倒な役も引き受けるし、地域でも夫婦とも好印象で通っています。
のですが、お客さんが来たりして玄関先で朗らかに話しておられる声が聞こえると、娘は「今は普通にしゃべってはるわ。◯◯ちゃんと◯◯くんにも普通にしゃべったら言うこと聞くと思うけどなぁ。」とポツンと言います。
とにかく平日の夕方〜22時まで、土日はパパがいないとカオス、大バトル。
耳を塞ぎたくなる言葉の乱発…。
聞き耳を立てるわけではないけれど、隣だし声も大きいので、どうしても、窓を閉めていても毎日聞こえてくる子供の地団駄?暴れる音と泣き叫ぶ声、奥さんの金切り声。
聞いているこちらがしんどくなるので、隣家のバトル勃発後は、我が家は大声で親子で宿題の音読タイムにしたり、ピアノタイムにしたり、晩ごはん時だと大きめの音で楽しい音楽を流したり、お風呂タイムにしているのですが、あれを毎日言われている子供たちの今後が、他人ながら気がかりなくらいです。
子供たちが暴れるから奥さんがキーキーなるのか、奥さんがすぐキレるから子供たちが暴れるようになっていくのか…
我が家の夫が家にいる時は、卵が先か鶏が先か…親子関係ってどっちなんだろうねという話になります。
(夫の過去の暴れん坊は棚に上げています…)
私の母が家にいるタイミングでお隣さんのバトルが始まることもあるのですが(大雨の日に娘が習い事のため一人で下校などの場合のみ、さすがに習い事の往復が危ないし、急遽習い事が中止になったりする際の連絡手段がないということで、たまに母が娘のフォローに来てくれます)、
「奥さんもともとキレやすいタイプなのかもしれないけど、旦那さんもモラっぽいにおいを感じるし、旦那さんにチクチク注意されないように奥さんは旦那さんがいない時間にやり終えないといけないことがたくさんあって、子供に言うことを聞かせるの必死になりすぎちゃうんじゃないかな?」
との見解です。
たしかに、そう言われてみれば、奥さんが子供にキレているポイントを聞いていると(聞こえてしまう)と、
・旦那さんが仕事から帰ってくるまでに大人のごはんができていないといけない(のに子供があれこれ余計なことをして作業が進まない!)
・家の掃除、整頓できていないといけない(のに、子供がごはんをこぼす、すぐ散らかす、風呂上がりにちゃんと拭かずに歩いて床が濡れる!)
・最後にお風呂に入る旦那さんがいるので、子供とお風呂に入った後もきれいじゃないといけない(のに、妹ちゃんがお風呂でおしっこしちゃった!とか、風呂上がりにオムツ履くのが嫌だと言っているうちに脱衣所で出ちゃった!また掃除しなあかんやんか!その間静かに待ってられるんか、待てへんやろーあんたらはー!とか。←まだ3歳。出ちゃうことあるよね。)
・子供達のやるべきこと(公文などやらせています)がきっちり終えていないといけない
(のに、テレビやタブレット、ゲームをやめない!)
・お兄ちゃん(旦那さんはお兄ちゃんを溺愛しており文武両道の自慢の息子にしたいようで、かなり勉強と運動に熱を入れており、旦那さんルールのルーティンがあるらしいです)のトレーニングや食生活のルールを守らせないといけない
(のに、子供たちはすぐジュースやおやつを欲しがるし、身体づくりに配慮した食事は残す!)
ようなのですが、子供たちなんて毎日そんな大人の都合で動いてくれるわけもなく。
母に言われてみて気付いたのですが、たしかに奥さんは、旦那さんが帰ってきた時に「なんで今日はできてないの?」と言われないよう必死な感じ。
旦那さんは決して人前で声は荒げないけど、屁理屈っぽくて、決まっているルールなどが守られないことに対してはなぜできないか原因分析?追及?されます。
仕事や◯◯委員とかの立場では、そうやって細かく分析したり見直したりすることは有益で、頼りになる人という存在なのかもしれませんが、家の中の事にもあれだったら…私なら疲れる…1日でも一緒にも過ごせないわ…
お兄ちゃんと妹ちゃんも、お父さんに何かを感じているのか、お父さんがいる時間はめちゃくちゃ良い子で泣きわめくところは見聞きしたことがありません。
もちろん奥さんもキーキーならない。
旦那さんがいる日や時間帯は仲良し平和な家族に見えます。
でも実は、奥さんがすごく気を遣って平和になってるたけなのかもしれません。
たぶん私と娘の暮らしぶりを見たら、お隣の奥さん卒倒すると思います笑
我が家もとても仲良しと言えるような家族ではありませんが、服などを汚すこと、部屋が散らかっていることなどに関しての許容度は私と夫で大差ないので、そこに関しては気を遣わず気楽に暮らせています。
ま、スマホやゲームに関しては、許容度が桁違いにずれていて揉める原因ですが