小学生になってから、月に1回、地域のクリーン活動に参加しています。


小学生を連れた親子〜シルバーの方まで、きれいにしたいという気持ちがある様々な方が参加されています。



私が娘を連れて参加している理由は単純で、私が参加したいから。

(基本的に私と娘の2人暮らしなので、娘を置いていくことはできない)


私は子供時代から生き物や環境について興味があり、年齢に応じて色んな活動に顔を出してきました。


結局仕事としては全く別の世界のものを選んだ上、早朝から深夜に及んだり休日祝日年末年始も仕事が入る職種なので、社会人になってからはそういう活動に参加する余裕がなかったのですが、今は子育て中ということで、仕事も少しは配慮してもらえるおかげで土日休みも増えました。



このクリーン活動、集合場所となる公園のゴミを拾うだけでなく、川や湖の岸辺に打ち上げられているゴミも丁寧に回収しています。

(時には水に入ったもするため、未就学児連れは参加できなかったのです)


ゴミだけでなく、貝や鳥の死骸などに出会うこともあり、娘も興味をもって参加できています。


回収するゴミも、ペットボトル、空き缶、ビニール片、カップ麺の容器だけでなく、漁に使ったであろうロープ、釣り道具の一部、何十年と漂っていたと思われる古い古いデザインのゴミ、ザルやツボ、茶碗などの陶器類の欠片、水流で角が丸くなったガラス、長靴、サンダルやスニーカー、古タイヤなど、多岐に渡ります。



娘は泥汚れを気にしないので、ずいずい踏み込み、宝探し感覚で、「こんなものも見つけたー!」と毎回楽しそうです。



今の時点で、こういうゴミを捨てると環境がどうこう…将来的に人間が…地球が…と、私から娘に細々したことを言う機会にはしていません。


とりあえず自分で色々見つけて拾うことで、娘が何かを感じたり、記憶に残るだろうと思っていて、それで充分かなと。



少なくとも実際に活動するようになって、

「こんなゴミがあったら、これは鳥が間違えて食べてしまいそうやわ。これは脚が絡んだらもう飛べへんよなぁ。」

「こんなん魚が口に入れたら死んでしまうで。これの中身が水にこぼれてるってことやんな、こんなんで汚れた水は魚も泳ぎたくないでぇ。」

など、今興味がある切り口からの感想は出ています。


「きれいになるし、鳥たちのためにもなるし、色々見つかっておもしろいやん」

と、なにかご褒美がもらえるわけでもないのに、休日の朝から集まって活動することに疑問を感じず、毎回楽しそうに参加できていることも意味があるかな。



いつかもっと掘り下げることになるかもしれないし、ただの作文ネタになるかもしれませんが、習い事などとかぶらない限り、我が家のペースで参加していこうと思っています。