小学校と学童生活、親子ともども合わない人はいるものの、仲良くできる親子も少しでき、まぁまぁ楽しめているかな〜

と思っていたら、先日トラブルが…。



図工の時間に、各自家から空き箱、卵パック、ボタン、割り箸、リボン(お菓子の袋についてたもののようにあくまでゴミの再利用)、容器の蓋などを持って来て、工作をする日がありました。


担任の先生は1ヶ月以上前から、この日にこういう工作をするので、お家の不要で工作に使ってもいいものを集めて置いておいてくださいと連絡をくれていたので、どこのお家も、けっこうバラエティに富んだ材料を集め、子供たちが学校に持ってきていたようです。



娘も、前日にずらーっとリビングに廃材を並べ、一生懸命選んで持っていきました。


工作のお題は自由やねん、私は動物を色々作るんや〜と楽しみに登校した娘でしたが、学童にお迎えに行くと、どよーんとした顔…。


仕事中に学校から着信があったのは、これか…。

(会議中で出られませんでした)



娘から話を聞くと、「お母さんが買ってくれたリボン、片方短くなっちゃった…」とのことでした。


どういうことや?とよく分からなかったのですが、その後担任の先生と連絡が取れて聞いていると、


工作の時間、廃材を各家庭で用意してもらったので、お家によっては、少しの箱とペットボトルの蓋程度しか持たせてもらえなかった子もいたそうです。


先生も、そういう子のために廃材をある程度クラスに持っていってくれていたそうですが、クラスの人数も多いし、使いたい材料がもらえるとは限らないですよね。


娘の後ろの席の子が、ほとんど材料を持ってこれなかったらしく、先生の用意したものも使いながら作っていたそうですが、お家からモールやリボンを持たせてもらっている子を見て、自分も使いたくなったけど、なかった。


眼の前の娘のポニーテールにはヒラヒラの長いリボンがついていた。


で、それを後ろからハサミでチョンと欲しい長さだけ切って工作に使ったそうです。




娘は、リボンが切られたことに全く気付いていなくて、工作の休憩時間に他のお友達としゃべっていると「あれ、リボンもっと長くなかった?え、長さ違うで?」と友達が気付いて、そこから先生にも伝わり、まさかと思いながら後ろの子の工作を先生が見たら、どう見ても同じリボンと思われる切れ端がボンドで付いていたそうです。


それでようやく娘は自分のリボンが切られたことを理解し、大泣き。



後ろの子も、リボン使いたかったけど、なかったし…切って使った、とすぐ認めたらしいけど…

他人の髪についてるリボンを切って使おうという発想がおそろしい…!


先生からも、他の人の物を傷つけることはダメだし、しかもハサミで後ろからなんて、そのときもし娘が急に立ったり振り返ったりしていたら首や顔にケガをしていたかもしれないし、ハサミは人も傷つける危ないもので、そんなものを人に向けてはいけないと、強く注意してくれたそうです。


先生からは、目が行き届いてなかったことをひたすら謝られましたが、あんなたくさんの人数子供がいて、あっちこっちから先生!先生!と呼ばれる中で、何でもかんでも見張り続けるのは無理でしょう。


相手の子は、その場では謝罪して反省していたようですが、そういうことができてしまう思考が怖すぎる。


怒りとかより、恐怖です。




娘は自分が気づかなかったからリボンが切られてしまったと思って落ち込んでいたようですが、何も悪いことはしていない、リボンがこうなっちゃったことは悲しいけど、娘のせいではないし、娘が謝ることじゃないよと伝えました。


娘のリボンは近所の店で購入したもので、幸いすぐに買い直すことができるものでした。


同じものを買い直すか、別のお気に入りを探すか聞いてみると、気に入っていたから同じものをまた使いたいとのことで、数日後に無事購入できて、今もそのリボンで登校しています。


片方切られたリボンは、逆側も同じ長さに切って、ぬいぐるみのオシャレ道具の1つとなり、ごっこ遊びで楽しんでいます。




小学校生活、ほんとに色んな子がいる…。


想像をとび超えてくる無気力