3歳にもなると、ご近所の方やお出かけ先などでお菓子をもらう機会が増えてきました。
みなさん、良かれと思ってくれているので、無下に断るのも…と思い、受け取るかどうか娘に任せています。
(全く知らない人からは受け取らないようには伝えています)
普段は砂糖なし育児なので、私がお菓子を買い与えることはしていませんが、人からもらった時はオッケーにしています。
(といっても、いつも甘すぎるとか変な味がするとか言って、結局ほとんどお菓子を食べていません。)
先日は、グミをもらいました。
砂糖の固まりだし、食べさせたくなかったのですが…
いつまでも親がお菓子を防ぎ続けることはできないし、むしろ、添加物まみれのお菓子も、シンプルな素材で作られたお菓子も両方経験させた上で、娘が自分で本当においしい物を選ぶ力を付けられることが大事だと思い、「食べたらだめ」とは言わず、娘の様子を見ていました。
娘は袋を開けたいと言うので、
「開けて、どんなものが入ってるか確認してみよう」
と、袋を渡しました。
グミは見るのも触るのも初めて。
甘い香りもするし、食べたいと言うかなぁ~なんて思いながら見ていると、
つまんで、ぷにぷにの触感を楽しんだら満足したようで、
「なんか、においが変。
もういらないわ。」
と言って、袋を返されました。
どうやら人工的な香料がお気に召さなかったようで、おいしそうだとは思わなかったみたいです。
グミも食べることなく、あっさり終わりました。
ぐずった時やお出かけ時にお菓子を与える人が増えてくる1、2歳頃、砂糖なし育児という少数派を貫くのはちょっと大変かも…と思っていた時期がありました。
が、その時期に親が頑張れば、いつの間にか、子供自身が人工的な匂いや甘さに惑わされないように育っていて、子供に判断を委ねても大丈夫でした。
びっくり。
親の判断で「お菓子を食べたらだめ!」と言うのではなく、子供の判断力を信じて任せていくことは、小さなことかもしれないけど、娘と信頼関係を築く上でもポイントになってくると思うので、今後も続けたいなと思います。
ちなみに、グミのぷにぷに触感から粘土を思い出したらしく、その後は粘土遊びが始まりました 。