先週はウイングロードのフロントスピーカーを交換していました。

 

今まではパイオニアのコアキシャルタイプのTS-F1740を使用していたが、音像や定位に不満が出てきたのでセパレートタイプのスピーカーに交換してみました。

 

↓ドアスピーカーをコアキシャルのTS-F1740からセパレートのTS-F1720Sに交換、

 

↓ツイーターとネットワークはTS-C06Aの物を取り付けました。

どちらも古い中古品を手に入れて自分で組付けました。尚、今まで付けていたチューンナップツィーターは撤去。(純正のツイーター取り付け位置には何もつけてません)

 

 

デバイディングネットワークについて

 

TS-F1720S付属のネットワーク

ツイーター用に-12dbローカット回路あり、ウーハー用はハイカット回路は無し。

※ ツイーター用に3段階調節出来るアッテネーター付き。

 

TS-C06A付属のネットワーク

ツイーター用には12db/octローカット回路とウーハー用にもハイカット用のチョークが付いていた。ウーハー回路にはコンデンサが付いてなかったので恐らく6db/octで、クロスオーバー周波数は素子の定数からおよそ3.5~4Khzと思われる。

※ ツイーター用のアッテネーターは無し

 

 

最初はドア内装を外すのが面倒だったので、ドアスピーカーのTF-S1740はそのままにしてTS-C06A用のツイーターを付けてみた。両スピーカーはハイカット回路が付いているTS-C06Aのネットワークを介して接続。

取り付け後二時間ばかり聴いてみたが、クロスオーバー周波数辺りにピークが出来ているみたいで少しうるさく感じた。

 

次に、手抜きはやめにして、ドアスピーカーをコアキシャル型のTF-S1740からセパレート型のTS-F1720Sのウーハーに交換してみた。するとクロスオーバー周波数辺りのピークが消えて厚みのある聞きやすい音が出てきました。

 

ただ、音像というか定位がイマイチなのは変わらなかったので、試しにスピーカー配線のプラスマイナスを逆にして接続して位相を替えてみたところ定位がとても良くなりました。具体的にはギボシ端子とスピーカ―電線を使って変換ケーブルを自作してヘッドユニットとネットワーク間のスピーカーラインに挿入した。

当初の定位の問題はスピーカー交換よりも位相が関係していたようです。但しスピーカー交換により自分好みの音になったので無駄ではなかったです。今回の出費は中古のスピーカー代程度で合計で8000円ほど。

 

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備忘録としてドア内装を外したときのメモを。

 

ドアロックの飾りリングを外すときは写真のようにリングの内周の隙間に内装外しを入れると比較的簡単に外れる。反対に外周側から攻めると爪を折る可能性大です。

 

そしてこの車の内装外し作業のキモは何といってもスイッチパネル外しです。

スイッチパネルはオレンジの矢印のところのクリップで固定されているので、まず赤い矢印のところに内装外しを差し込んで上に持ち上げながら、オレンジのところに内装外しを入れてクリップをひとつづつ外していく。スイッチパネル手元側のラインを中心軸にして上に回転させるようにして外してゆく感じ。

 

後は、タッピングビス2本を外し、スイッチ配線のカプラーを外し、内装のクリップをバチバチと外し、内装を上側に持ち上げればドアから外すことが出来ます。