第112回医師国家試験と第111回歯科医師国家試験の合格発表が14時にあった。
如何だったかな?桜は満開になったかな?それとも早々散ってしまって葉桜になってしまったかな?勿論、個人的には全ての受験生の桜が満開になったことを期待したいが…。それはなかなか難しい話である…。
真の合格率はさておいて、第112回医師国家試験の合格率は90.1%、第111回歯科医師国家試験の合格率は64.5%だった。前者は例年合格率が90%以上と言う理由もあり、合格率は例年並みと言えるだろう。新卒だけを見れば93.7%で、やはり新卒の受験者の強さは抜きん出ていると言えるだろう。しかし、既卒と合わせても合格率が90.1%と言うことは既卒の受験生もかなり頑張ったのではないだろうか。後者は例年合格率が63~70%程度で推移していると言う理由もあるので例年並みと言いたいところだが、やはり国家試験が難化している所為かは分からないが、合格率が非常に低いと言う印象を非常に強く感じた。しかし、新卒の受験生の合格率だけを見れば77.9%と決して低いわけではない。恐らく、既卒の受験生にとってはこの国家試験はかなりの難関なのだろう。
合格した受験生諸君、まずはおめでとう!!登録を済ませ、これから研修医となって社会人としての人生が始まる。勿論、これから幾多もの困難にぶつかっていくことになるだろうが、最終的には全ては自分の為になると思って頑張ってもらいたい。
逆に今年の国家試験では合格が叶わなかった受験生も決してめげずに来年の国家試験の合格に向けて頑張ってもらいたい。健闘を祈る!