とある勉強会で 米欧回覧実記を読むことになりました。
これは明治四年に岩倉具視を団長に、伊藤博文やら、大久保利通やら、木戸孝允やら、明治政府の中心人物が2年にわたって欧米諸国を視察した記録です。
政府の重責にあるほぼ全員が2年間日本を留守にする!というすごい決断で、残ったのは大隈重信、西郷隆盛等々。ちなみに ”自分らがいない間に勝手なことをするな”という誓約書にサインさせたそうですが、その間に暦も変えるし、学制や徴兵制度もこの間に決まったらしい。
それにしても驚くべきことはみんな若い。最年長の岩倉具視が47歳、伊藤博文に至っては31歳。
改めて若い力による明治維新だったことを思います・・・