初春、尊敬する高校の先輩の書展に伺ってきました。
古今和歌集の新春の歌
”新しき 年の始めに かくしこそ 千歳をかねて たのしよをつめ”
恥ずかしながら変体仮名は全く読めませんでしたので、一字一字解説していただきながら、鑑賞してきました。
それにしても 書道という日本の文化、墨の濃淡、墨と余白のバランス、表装の美しさ、奥深いです。もっと勉強しておけばよかった・・・
ほかの方の作品で与謝野晶子の短歌
劫初(ごうしょ)より造り営む殿堂にわれも黄金の釘一つ打つ
これまたは恥ずかしながら、今までこの短歌、知りませんでした。
与謝野晶子の精神性の高さが伝わってきます。
とてもとても黄金の釘は打てませんが、この志は見習いたいと思いました。