グローバル人材って | 公認会計士 野田弘子の会計と経営の話し

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手前みそですが・・・


元リクルート米国社長、現在グローあるキャリアコンサルタントの伊庭野基明氏と グローバル人材について対談させていただきました。


http://www.kk2.ne.jp/kk2library/videobrowser/contents/globalwork.html


といっても 単に私の外資時代の経験についてお話ししたものです。でも、伊庭野氏から ”それこそが まさに グローバル体験です!”とおっしゃっていただいたので・・・


今から20年以上前になりますが(!早っ!)

なにせ 留学も海外で働いたこともないのに、いきなり “今日から上司は外国人” という状況になってしまったのですから、それはそれは 大変な思いをしました。


なにせ がんばっているからいいというもんじゃないし、(察するってないし)

忙しいっていてもわからないし (データを見せつけるしかない)

忙しくても休むし (家族優先)

英語がわからないし(初めてビジネスで英語を使うし・・・それに相手はアメリカ人でなくてイギリス人。今までは英語じゃなくて米語を習ってたのね・・・)


いろいろいろいろ ありました。怒鳴りあったこともあったし、ひどいことを言われてこともあったし・・・・

正直、何度辞めようと思ったかわからない。


でも、グローバルってそういうことだと思います。かっこいい話じゃないはずです。

お互い文化も育ちも違う人間同士がいかに共通の認識をもてるか?ではないでしょうか?時間がかかるし、紆余曲折、誤解と理解の繰り返しではないでしょうか?


最後、転職するころは疲れ果ててたんですけれど、最後にわかりあえたような気がします。


私が最後まで反対していた新しい会計システムを導入することになり、

その準備が大変だったんですが、担当の男性陣は何もやらない(できない?)。で、辞めることが決まっていたのですが、私ができるだけのことをしました。

そしたらそのイギリス人上司は“なんであんなに反対してたのに、お前がプロジェクトをするんだ?”とかブツブツ言ってたんですが、転職した後に 

”どうしてもランチを一緒にしよう”と言って連絡してくれたんです。

それは本当にうれしかった思い出です。