ローマからブルガリアの首都ソフィアに来ています。
ソフィア大学で開催されている第18回ボディサイコセラビー学会のメインスピーカーとしてツェンコヴァ先生が登壇。
招待講演の先生のお供で日本からの私達も会場に入れていただいたというわけです。
会場は歴史と風格を感じさせるソフィア大学。
学会のオープニングイベントには、太鼓の演奏に続き、なんとなんと!!!
ブルガリアンボイス♪
コスミックヴォイセズ合唱団の演奏を聴くことができました。
コスミック・ヴォイセズ合唱団の生演奏は、ブルガリアでもめったに聞くことができないとツェンコヴァ先生がおっしゃるほどの貴重なライブとのこと。
美しいハーモニー。
宇宙的ともいえる神秘的な歌声。
人の営みを感じさせる生きた表現力。
そしてひとりずつ異なる民族衣装。
、
いやぁ、この歌声を聞けたのは私の人生の至福でありました。
私の席からは写真撮影が難しかったので、先生が撮られた写真をお借りました。
そんな国を挙げての?というくらいの大きな学会にツェンコヴァ先生が招待され基調講演をなさいました。
ボディサイコセラピー学会。
身体からのアプローチをする心理療法を学び研究する学会です。
ソフィア大学でも最も大きな階段教室。
ブルガリア語とフランス語?ドイツ語?3か国の同時通訳付きの英語の講演でした。
聴講者はアクアフォトミクスという科学について、全く知らない人がほとんどだと思います。
そこでの大きな講演。
先生のお話のスタートは・・・。
最初、スライドが表示されないというトラブルの中、ご自身がアクアフォトミクスという科学を生み出したきっかけは、ヨーグルトの原料の牛のミルクの品質の研究からだったと、講演が始まりました。
すると、そこはヨーグルトの国ブルガリアです。
一気に会場のみなさんの心をつかまれたよう。
その後はスライドもOKになり、細かいデータなども表示させながらの講演へ。
アクアフォトミクスの基本概念から、現在どのような研究を行っているか?
意識と水のかかわりなど日本ではまだまだ聞くことのできない研究の一端まで50分にわたり講演されていました。
ここに特別なスライドの写真を一枚載せておきたいところなのですが・・・。
(まだやめておきますね、論文発表前だとまずいので)
でも、この一枚はぜひ共有したい!!
先生は今回の一連のプレゼンでアクアフォトミクスのことを「水光道(みこうどう)」と表現されています。
華道や茶道、剣道など「道」は日本人ならイメージできるずっと続く修練、あり方を学ぶ「みち」です。
神道のことも先生はreligionではなく、philosophyだと説明されていました。
水と光を通して学ぶ「みち」に終わりはありません。
先生の講演で、アクアフォトミクスの可能性が会場のみなさんに伝わったと感じました。
というのも、私たちの前に座っていたこの会議をオーガナイズしているという若い研究者が、こう言っていたんですよ。
「私たち研究者だけでなく人類すべてにとって、これはとても貴重な研究です」と。
そう、先生の講演タイトルは、ずばり!!
Water - Light Interaction for Better Understanding of Life
(生命をより深く理解するための水と光の相互作用)でした。
進んでいますよ、アクアフォトミクス!
ちょっと感動して泣きそうでしたもん、わたし。
科学は、よりよく生きるためのヒントを私たちにもたらしてくれるひとつの「智慧」なのですよね。
ありがとうございます!!!
講演後、リラックスされた先生。
この笑顔がすてき♡
先生が子供のころからほTVに登場していたというブルガリアで有名なニュースキャスターの女性を囲んで。
86歳のこの方のコメントがいい♪
「歳をとったら、自分を二番手として考えるな」
そう「心臓が動いているうちはトップランナー」ですって。
そして会場では4年前のブルガリア訪問の時にオフィスを訪問させていただいたダニエルさんにもお会いしました。
ダニエルさんは、先生の教え子でアクアフォトミクスのセンサーを開発している技術者でもあります。
嬉しい再会でした!!
会場の外、ロビーにはポスターセッセョン。
もちろん、チームゆの里のポスターも。
シニアサイエンティストのアレックスの名前もゆの里ラボのエグゼブティブディレクター重岡社長の名前もちゃんと記載されていました。
8月からイスタンブール、ローマ、ソフィアと3つの学会を続けて参加されてきたツェンコヴァ先生。
これにてひと段落。
ほんとうにおつかれさまでした!!