「ゆの里」発のプレゼン2件については、重岡社長のお話会で詳しく解説していただきましょうね。
そして。この学会で会場の拍手が最も大きかったのが、「月のしずく財団」代表理事の三浦知子さんの10分間スピーチでした。
「月のしずく財団」はアクアフォトミクスを研究する若手研究者を金銭的にサポートするために個人ひとりひとりの善意の集まりで運営されています。
イマココ・ストア(プロ・アクティブ)でも毎年開催している「しずくひめ合宿」などのイベント参加費の一部を財団に寄付させていただいています。
論文掲載にも30万ほどの費用がかかるという現実もあります。
研究者って、ほんの一部を除いて、お金がなくて研究が続けられない・・・そんな人もたくさんいるのです。
今回の学会も会場費は財団から支出し、学会参加経費の一部を3人の研究者にサポートしています。
とはいえ「財団」というと、大手スポンサーが大きな金額を拠出して運営しているというイメージがありますが、「月のしずく財団」はほんとうに一人一人の個人の方の「アクアフォトミクスという新しい科学で新しい価値観がうまれるのではないか?」という純粋な希望と善意の集まりなんですね。
学会の最後に急遽10分時間をもらって「月のしずく財団」のなりたちなどを紹介することになった三浦さん。
1日でプレゼン内容を完成させ、本番は堂々たるスピーチで会場のみなさんを感動させていました。
ちゃんと「しずくひめ」のことにも言及してくださってましたよ。
知子さんのスピーチの後、大御所のリビオ先生が、知子さんのところへ握手にいらしたり、ツェンコヴァ先生はちょっぴり涙ぐんでおられたりもしたのす。
重岡社長が長年誠心誠意「お水のお話会」を積み重ねてこられ、「水に学ぶ」ということを一般の私たちと分かち合ってくださったからこそ、「月のしずく財団」への寄付が集まるのだと思います。
ローマの学会でも「チームゆの里」最高でした♪