今日はお休みをいただいて。
まずは国立博物館での「皇室の名宝展」へ。
音声ガイドに加え、美術に詳しい裕子先生のスペシャル解説付き。
それはそれは贅沢な2時間半の芸術鑑賞でした。
そして国立博物館からすぐ近くだからと、小説を読んでから、見たかった俵屋宗達の「白象」のある養源院へ。
こちら、血天井の話はちょっと怖かったけれど(>_<)「白象」も他の杉戸絵もその供養のための宗達が描いたもの。
何事も縁なくては、いまここに存在はしないのです。
午後は紅葉の始まっている永観堂へ。
御本尊は「見返り阿弥陀さま」です。
体は正面をむき、顔を横に傾げ、柔らかな微笑みをたたえたそのお姿からは、深い慈悲の心が伝わりました。
ほとけさまに性別はないのかもしれませんが、とても女性らしいやわらかくたおやかなお姿でした。
見返り阿弥陀さまが示してくださるのは、
「遅れる者を待つ姿勢。思いやり深く周りを見つめる姿勢。そして自分を顧み、人々と共に正しく前へ進む姿勢」なのだとか。
展覧会も、宗達も、見返り阿弥陀も、本当に素晴らしかった♡のでした。
そうそう!
京都の「たぬきそば」を初めて食べました。