梅雨明けとともに、猛暑の東京。
そんな昼日中。
初めての宮前平へ。
「駅から登り坂10分だけどだいじょうぶ?」との前振りに「だいじょうぶだよ♪この前月山も登ってきたんだもん♪」と自信たっぷりに答えたものの・・・。
噂通りの「富士見坂」。
35℃を超えるこの暑さ。
いったい何の修行か?と思いながら、ひぃひぃ言いながら上って、会いに行ってきました。
この笑顔に。
塩沢節子さん。
共通の友人を介して出会ったのは、数年前。
その後、ゆの里ツアーにお嬢さんと参加してくださったりした、プロアクティブのお客さまです。
わたしは「せっち」と呼んでいますが、ここでは、「しお園長」って呼ばれています。
そう、塩沢さんは、川崎 宮前平の丘の上にある「チューリップルーム」という幼児園の園長先生なのです。
ちょうど夏休みに入ったところだったので、教室はからっぽ。
小さな色とりどりのお椅子に座るのはどんな子たちなのかな?
塩沢さんは、保母さんだった時、当時の保育園で「おとなの都合で子供のせいにしていること」があまりにも多く、理不尽に感じていたのだそう。
結婚退職後、お二人のお嬢さんの子育て生活の中でも、絵本サークルを主催したり、ベビーシッターや幼児教室の講師をしたりと幼児教育の現場に。
さらには、ご自身の子育てでの悩みから、ご自身の学びを深めていき・・・。
ついには、自分の学びをいかした保育、幼児教育の場をと、自宅で幼児園「チューリップルーム」を開園されました。
1歳から6歳までの縦割り保育。
「自分で考え行動する子供になるようにお母さんと共に学び育ちあう園」として今年で22年目を迎えています。
「チューリップルーム」だけでなく、他に小規模保育所を3園経営されています。
一見、かわいらしい、ふつ~のお母さんに見える塩沢さんのどこにそんなバイタリティがあるのか?
不思議に思いますが。。。
会ってお話を伺うと、その秘密がわかるような気がします。
きっと、子供たちが「しお」園長のことが大好きなんですよ。
子供たちにめっちゃ愛されているし、愛しているから、集まって来ちゃうんですよね。
それに、子育て中のお母さんたちにとっても、「チューリップルーム」は居心地がいい安全な場所なんでしょうね。
お子さんを預けに来たお母さんが、「私もチューリップにいるわ、楽しいもん」と、ヘルプしてくれたり。
卒園していった小学生や中学生がオープンディにふらりと遊びに来たり。
しお園長の、天真爛漫、邪気のないこの笑顔に、みんな惹きつけられちゃいます。
マグネティック♪まるで磁石みたいにね。
もちろん、私も惹きつけられているひとり。
子供たちとの日々のやり取りの中で、おとなが忘れてしまっていることや、子供に触れることで湧き上がってくる本当の大人の気持ちみたいなものを、上手に掬い取ってくれて、それを、「しお」の言葉で伝えてくれるのです。
その「しお」園長が日々、感じていることを、少しだけ私たちにも分けてほしいな、と。
秋から始まる「ほっとメッセージ」の連載をお願いしに行ってきたというわけです。
私のだいすきなお友達でもある「せっち」あらため「しお」園長の連載が9月から始まります。
タイトルも決まりました。
『先に笑う 後で泣く』
さて、このタイトルのふか~い意味は?
いずれ連載中にでも教えていただきましょうね。
「しお」園長♪ 一年間よろしくお願いしますね!
トイレットペーパーの芯でつくったへびさん。
これで電車ごっことかするんですって♪
たのしそ~。
というか、これを持って説明してるだけなのに、「せっち」が楽しそう~。
見ている私も笑顔になります~。