兼子ただしさんの講座で、姿勢は何に影響を与えているか?と質問されました。
1.骨格(筋肉)系
2.内臓系
3.血液系
4.呼吸系
5.脳神経系
この5つが答え。
姿勢の良し悪しはこうして健康に広く影響を及ぼします。
中でも、4番目の呼吸との関係は興味深かったです。
姿勢が悪いと確かに呼吸が浅くなりますよね。
30歳の時を100とすれば80歳では40パーセントに呼吸効率が落ちてしまうのだとか。
老化は呼吸機能が悪化することとも言い換えられるのです。
浅い呼吸ではカラダの隅々まで酸素を届けられませんものね。
その呼吸にとても大事なのが、横隔膜と斜角筋だと教わりました。
横隔膜から硬くなるのが日本人の特徴なのですって。
なので横隔膜のストレッチはとても効果的。
横隔膜のストレッチってどうやるの?と思いますよね。
それは、言葉ではちょっと難しいのですが、講座ではちょっとしたコツを教えてもらったら、そのビフォーアフターで自分のカラダの可動域が劇的に変わりましたよ。
もう一つの斜角筋。
これは喉、呼吸をする時に使う筋肉で、ここが衰えると鼻から下が浮腫むのだそう。
なので、この筋肉をほぐすだけで小顔になります!
夜寝る前に、ここをほぐしておくだけで、天然のマッサージになりますね。
呼吸が深くできている人は首がまっすぐなのですって。
できていないと首が前に出て口が開いてしまいがち。
斜角筋をほぐしながら深く息を吹いたり吐いたり。
それだけで、また、ビフォーアフターで大変化でした*\(^o^)/*
横隔膜と斜角筋。
この二つがとっても大事なのです。
そして、5番目の脳神経系に及ぼす姿勢について。
姿勢のいい人は「ま、いっか!」と思えるホルモンが出やすいと言う研究論文もあるのだそう。
ストレスに強いのです。
ニワトリが先か卵が先か?の問題にも思えますが、そのくらい姿勢と気持ちはリンクしているというのはうなづけますよよね。
だからこそ!
兼子さんは子ども達に正しい姿勢を伝えたい、教えたいと小学校での姿勢教育に取り組まれています。
美えな塾の片山弥生さんとその点でも意見は一致されていましたよ!
お話もとても面白くあっという間の2時間でした。