3月15日、佐治晴夫先生の91歳を祝う会「心に刻まれた年輪」を開催いたしました。
北は宮城、南は大分や佐賀まで、本当に全国各地からたくさんの方々にお集まりいただき、満員のご参加者の皆さまと一緒に温かなお祝いができましたこと、心より感謝申し上げます。
第一部は、映画『Pale Blue Dot 君が微笑めば、』の上映。
そして第二部は、佐治先生のピアノ演奏と西嶋監督のトークという、なんとも贅沢で愛に溢れた時間でした。
二部は先生のピアノから始まりました。バッハのプレリュードに続き、ベートーヴェンの『月光』。
先生が音楽の素晴らしさに初めて触れられたのは、戦時中の中学生の時だったそうです。その頃のリアルなお話を伺っていると、まさにこのイベントのタイトルである「心に刻まれた年輪」の1ページを、私たちの目の前で鮮やかにめくってくださっているようでした。
そして、昨年ウィーンを再訪された際のお話も。
シューベルトの墓石に刻まれた言葉から、新たな発見をされたという先生。「これは短い論文に書きます」と楽しそうにおっしゃっていたので、詳しい内容はここには書きませんが、完成が今から本当に楽しみです!
若き日にウィーン大学にいらした時の景色。そして時を経て、90歳になられた昨年の冬の再訪。
墓石に刻まれたメッセージは同じなのに、そこから新たな意味合いを発見された佐治先生。
意味を見出すまでに、丁寧に自分の人生の年輪を一年ずつ積み重ねてこられた「時間」というものが必要だったのですね。
「墓石のメッセージも、遠く輝く星の光も、過去のものなのに“今ここ”にある」
まさに「永遠は今ここに」。
先生の紡がれる言葉一つひとつが、確かに「心に刻まれた年輪」として私たちの胸に響きました。
第二部の最後は、先生ご自身の編曲によるシューベルトの『音楽に寄せて』のピアノ演奏。
今、心にこんなにも沁み渡る美しい調べを奏でてくださり、会場の全員が胸を熱くし、温かな空気に包まれました。
「教育は希望を与えるものでなければならない」
先生はそうおっしゃいます。
まさに、ご参加くださった皆さまの心に、そして私の心にも、ポッと明るい「希望の光」が灯った講演でした。
今回は、イマココ・ストアと映画事務局の両方で主催をさせていただきました。
足を運んでくださった皆さま、そしてボランティアでスタッフとして駆けつけてくださった秦野の皆さま!皆さまの愛とサポートのおかげで、最高の1日になりました。本当に、本当にありがとうございました!
これからも「今ここ」にある奇跡を大切にしながら、皆さまにたくさんの喜びをお届けしていきますね。


