上手い選手は、ボールが来る前にプレーしている | PRO16 PROJECT

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サッカーでプレーが速い選手を見ると、 
「判断が速い」
「技術が高い」 
「頭の回転が速い」
 と感じることがあります。 

でも、その速さはどこから生まれているのでしょうか。

 一つの大きな違いが、
 「いつ見ているか」
です。 

上手い選手は、ボールを受けてから周りを見ているのではありません。

ボールが来る前に、すでにプレーを始めています。


 01|ボールが来てから考えると遅い 

ボールを受ける。 
顔を上げる。 
相手を探す。 
味方を探す。 
そして、次のプレーを決める。 

これでは、どうしても時間がかかります。 

その間にも相手は寄せてきます。 

結果として、 
「慌ててしまう」
「ボールを奪われる」 
「バックパスになる」 
ということが起こります。

だから重要なのは、 
ボールを受ける前に情報を取っておくこと。


02|何を見ればいいのか 

「もっと首を振ろう」 

育成年代では、よく聞く言葉です。 

しかし、ただ首を振ればいいわけではありません。 

重要なのは、 
何のために見るのか。 

相手はどこにいるのか。 
味方はどこにいるのか。 
どこにスペースがあるのか。 
ゴールはどちらなのか。 

そして、 
自分は次に何ができるのか。 

情報を集めるために「見る」ことが重要です。 


03|ファーストタッチは「見ること」で変わる 

第1話、第2話で取り上げた「ファーストタッチ」と「ボールを置く技術」。 

実は、ここにも「観る」が大きく関係しています。 

例えば、相手が自分の右側から来ていることが分かっていれば、相手から遠い左側へボールを置くことができます。 

前に大きなスペースがあることが分かっていれば、足元に止めず、前へ置くこともできます。 

つまり、 
良いファーストタッチをするためには、その前の情報が必要です。 

「置く技術」だけを練習していても、試合で使えるとは限りません。 


04|認知 → 判断 → 実行 

PRO16 PROJECTでは、 
認知 → 判断 → 実行 
という流れを大切にしています。 

認知 
周囲を観て情報を得る。
 ↓ 
判断 
その情報からプレーを選ぶ。 
↓ 
実行 
ファーストタッチ、ドリブル、パスなどの技術で表現する。 

技術だけが高くても、認知と判断が遅ければ、試合ではその技術を発揮できないことがあります。

逆に、早く情報を取ることができれば、プレーする時間を作ることができます。 


05|本当の「プレースピード」とは 

プレースピードが速いというと、
速く走る。 
速くボールを蹴る。 
ワンタッチでプレーする。 

そんなイメージを持つかもしれません。 

しかし、それだけではありません。 

誰よりも早く見る。 
誰よりも早く状況を理解する。 
そして、相手より先に次のプレーを決める。 

これもサッカーにおける「速さ」です。 

ボールが来てからプレーを始めるのではなく、 
ボールが来る前からプレーする。 

この習慣が、選手のプレースピードを大きく変えていきます。 


まとめ

サッカーでは、ボールを持っている時間よりも、ボールを持っていない時間の方が圧倒的に長い。

だからこそ、その時間に何を観て、何を考えているのかが重要です。 

技術を発揮する前には、必ず情報があります。 

見る → 判断する → 技術で表現する。 

PRO16 PROJECTでは、単に「ボールを扱える選手」ではなく、 
自分で観て、自分で判断し、自分でプレーを選択できる選手を育てていきます。 

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