新日ベストオブザスーパージュニア@後楽園大会 | プロレスの素

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5月22日に行われた試合を見に行きました。Bブロックの公式戦4試合、チケットもソールドアウト、事前のお客さんの期待感も高かったし、実際現地で見て感じて、メチャメチャよかった。

ここ最近、新日後楽園は満員が続いてますが、タッグマッチも多くてカードが弱い時も多々あり、「無理に出さなくていいんじゃない?」と思わせる時も多々ありました。やっぱ、シングルのリーグ戦は熱気が違う。節目を外さない新日本の安定感を感じました。特にジュニアの試合はルチャのムーブもふんだんに入っていて、見てて飽きない。

さて、今回の公式戦はSHO vs セイビン、田口 vs ドラゴンリー、KUSHIDA vs マーティスカル、そしてメインはヒロム vs デスペラード、この4試合だけても腹一杯になれました。

どの試合も緩急があって、セミ前には雰囲気が出来上がっていたので、「もしかしてヒロムとデスペラードってすげープレッシャーじゃん?」と勝手に心配しました。

それでもメインは20分を超える激闘で、この日一番の地鳴りを感じました。不思議なもんで、メインのクライマックスの時、会場全体が揺れているような錯覚を感じました。後楽園の独特な雰囲気なんですかね。

その中でも私はセミ前の田口 vs ドラゴンリーの試合がよかった。田口の試合は型が出来上がってそうなところ、ヒップアタックを効果的に使ってて流れを敢えて外すようなテンポが入ってて、見てて心地いい。喜怒哀楽をうまく入れ込んで、作品として完成されている気がします。コミカルから入って、途中スイッチが入って怒りモードで驚かせて最後アンクルホールドに持ち込んで終わるかと思いきや、逆転負けするというスリリングさ。例えが飛んでるかもしれないけど、中邑真輔に影響を受けている気がしました。なんとなく、試合の雰囲気と観客に分かりやすい試合という意味で。そういえば、この2人は同期ですね、それぞれの道を歩んでますが。

メインでヒロムが負けたのは予想外でした。まだ開幕したばかりで、二週間以上続くシリーズ、6/4の最終戦までまだ試合も残っているので、これからですね。