ボカシ肥料をボカシて使う
この冬一番の寒波がやってくるようです。
しかし、我が菜園の玉ねぎたちはそろそろ休眠から目覚めて、朝ごはん(追肥)を待ってるはず。冷たい風の吹く中、畑に出掛けました。
玉ねぎは3種(極早生、中生赤、中晩生)を合計120株、ひとつのウネに並べて植えてます。写真↑は促成栽培でビニールトンネルを被せた極早生、春いちばん。見た感じまだまだですが、例年なら来月(3月)下旬から収穫できるはずです。
玉ねぎ用の黒マルチ9515を使ってるので、これまでは追肥と言えば、粒状の有機化成肥料(NPK666)をマルチの上にパラパラ撒いてました。雨が降れば、肥料はマルチの上を流されて、そのまま大部分が近くのマルチの穴に入る、、、というわけです。
しかし、このやり方にちょいと疑念が出て、、、というのも、水溶性の有機化成は雨が降るとマルチの上で溶けてしまい、濃い液肥みたいな状態でマルチ穴から玉ねぎの根元に流れ込むかも、、、ここ2年連続して玉ねぎに病気が出てるのが、ひょっとして、一因として、そんな追肥のやり方にも問題ありかも、、、と思い当たり、ならば今回は、試しに、追肥のやり方を変えてみるか、となりました。
↑追肥用のボカシ肥料。
使うのは水に溶けにくい、緩効性の有機肥料、市販のemボカシ(NPK343、ペレット)と有機石灰(粒剤)です。いつもなら元肥で土にすき込むこれらを、さらに、穏やかに効くように、写真↑のように、倍量の畑土とよく混ぜて(ボカして)やりました。
↑マルチ穴に追肥。
混ぜ合わせた追肥用ボカシを、軽くひと掴みずつ、マルチ穴辺りに撒きました。たぶん、追肥の量は玉ねぎ当たり20grくらい?水に溶けにくいので、雨が降っても、おそらく、いきなり効くことはありません。
↑玉ねぎ、追肥。
マルチ穴を狙ってまあまあ丁寧に撒いたのですが、それでも玉ねぎ120株に、作業時間は5分くらいでした。
↑玉ねぎ、追肥完了。
我が菜園では、玉ねぎの追肥はこの一回のみ。あとは、マルチ穴からたまに出てくる雑草を取り除きながら、玉ねぎが太るのを待ちます。

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