虫よけのコンパニオンプランツで有名なマリーゴールド、今年はスイカ、カボチャを立体栽培したウネに混植してました。


キク科のマリーゴールドはその独特の匂いを害虫が嫌う他、根っこから出る分泌物にはウリ科野菜の天敵、センチュウに対する毒性があるそうで、プロ農家さんも土壌改良のために積極的に植えているとか。


ただし、最近の情報では、マリーゴールドの花はナス科野菜の難敵、タバコガが繁殖しやすいという話もあり、プロ農家さんは花の咲かないマリーゴールド(エバーグリン種)に切り替えてるとも聞きます。


そんなわけで、昨年までは畑のあちこちに100本くらいは植えてたマリーゴールドでしたが、今年はぐっと減らして、たったの8株。


マリーゴールド、4/29。


ただ、やはりマリーゴールドは花が咲いてナンボ、ですから、種まき(4/1)したのは、ふつうの花が咲く、草丈低めのフレンチマリーゴールド種でした。


そして、写真↑のように、種まきした育苗ポットには100均のダイソーで見つけたリサイクル紙ポット(8cmφ、16個で110円)を初めて使ってみました。メリットは、発芽して本葉が出たらポットごと土に埋めてやるだけという簡単さ。リサイクル紙ポットは土中の水分で加水分解されるので、苗から伸びる根っこの邪魔をしない、、、はずでした。


マリーゴールド、9/18。


写真↑は、カボチャ、スイカの収穫を終えたウネの近況です。雨よけビニールや園芸ネットなどは外して来季まで保管、アーチ支柱は使い回す予定でそのまま放置してます。


秋冬野菜の準備でウネを耕したいため、花が咲いたマリーゴールドたちも、このタイミングで例年、片付けています。


ワサワサのマリーゴールド。


株がかなりデカくなったマリーゴールドですが、葉っぱをかき分けて、太い主茎を掴んで引っ張ると、すこん。繁茂してる割りには、意外とカンタンに抜けました。


が。


マリーゴールドの根っこ。


あららん。


これは、、、カンタンに抜けるわけです。マリーゴールドの根っこには"リサイクル紙ポット"がへばりついてます。土中の湿気でとうに溶けてるはずが、、、しかも、ほぼ原形のまま?


うーん。


リサイクル紙ポット、安くてカンタンそうなので試してみたのですが、これはどうなんでしょう。


きれいに片付いたウネ。


すぽん、すぽん。


混植していたマリーゴールド8株がみんなカンタンに抜けました。全員もれなく、根っこにはリサイクル紙ポットがへばりついてます。


今回はコンパニオンプランツなのでほとんどノーチェック、根っこにポットが残ってたせいで生育がイマイチだったかどうかは分かりません。むしろ、ポットのせいか根っこがあまり張ってなくて、片付けですぽんすぽん抜けたのはありがたいメリット?でした。


ただ、このリサイクル紙ポット、本チャンの野菜に本格的に使うとなると、、、ちゃんと土中で早くに溶けてくれないと根っこが伸びず、、、ちょっと厳しいかもしれません。



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