関東も梅雨が明けました。今朝も空は快晴、天気予報では昼間36℃まで上がるようです。
畑ではきゅうり、ズッキー二がピークを越え、代わりに暑さにめっぽう強いゴーヤー(苦瓜)が勢いよく伸びています。
写真↑は5月下旬(5/24)のゴーヤー、自家採種したタネからの苗がようやく活着して、主枝が地面を這い始めたところ、茎も細くてかわいい株ですが、油断してはいけません。ここからゴーヤーは一気に繁茂開始。
プランターなら根域が広がらないので、まあまあ、なんとかなりますが、うっかり畑に植えると、
ゴーヤー、昨年夏。
あっという間に、支柱を登り詰めて、ワサワサになり、支柱をはみ出したツルは、さらに地面を這い、空を跳ねて、隣りの野菜エリアをどんどん侵食してゆきます。
写真↑は昨年夏のゴーヤー、これでたったふた株ですから、草勢の強さにはびっくり。しかも、放っておいたら、後から植えた落花生を飲み込んでしまいました。下に落花生、上にゴーヤーで同じウネに住み分けようという目論見はあっけなく破綻、、、
そんな反省に立ち、今年のゴーヤーはひと株のみに減らし、他の野菜からは隔離?しました。ツルを這わせる範囲は、
ゴーヤーの支柱、5/19。
写真↑のように、1.8x1.8mの支柱に園芸ネットを張り、ゴーヤーのツルはこの範囲内で抑え込むつもり。
そんなゴーヤーの露地栽培、ここまでをダイジェストで振り返ると、
始まりは完熟したゴーヤーから、昨夏8/21。
柔らかい完熟果を割ると、中には赤い果肉に守られたタネがたくさん入ってました。果肉を洗い、タネを乾かしてから、
乾かしたゴーヤーのタネ、昨夏8/24。
日陰でしっかり乾かしたら、ジップロックに入れて、冷蔵庫で保存しておきました。
種まき、4/3。
他のウリ科野菜たちといっしょに、種まき。市販のリサイクル紙ポット(ダイソー7cm)に市販の種まき培土を詰めて、ひと粒蒔きでした。
本葉2枚で畑に定植、4/25。
ゴーヤーは高温大好き、生育適温が20〜28℃ですが、地温が15℃を下回るようだとなかなか大きくなりません。そんなわけで、春先にまだ寒さが残るときに植える場合は、
ホットキャップ? 4/25。
活着するまで1〜2週間、ビニールを被せておきました。そして、順調にツルが伸び始めたら、
主枝を摘芯、5/21。
定植から約1ヶ月、脇芽をたくさん出させるために、主枝を葉っぱ4枚くらいでぱっつん、摘芯してやります。
すると、
脇芽たちがネットを登る、6/17。
摘芯から1ヶ月、わらわらと出てきた脇芽たちが勝手にネットにヒゲを絡めて、上へ上へと伸びてます。
さらに1ヶ月経った、近況は、
ネット支柱全体に繁茂、7/13。
1.8m四方のネット支柱をほぼ覆い尽くしてしまいました。さすがゴーヤー、ここまではしばらく放任でしたが、予想通り、ネット支柱を征服し、さらに枝を伸ばして、隣りのウネ、キユウリやオクラのウネに侵攻する気配、、、で、ここからはハサミを使っての切り戻しを始めます。
ゴーヤーの切り戻し、7/19。
写真↑のように、ネット支柱から飛び出した枝ツルは、すべて、容赦なくぱっつん、ぱっつん、切り戻してます。たったひと株に減らしたゴーヤーですが、それでも繁茂具合は写真↑のとおり。
花もたくさん咲いて、
収穫も始まる。
あちらこちらに、緑のアバシゴーヤがぶら下がるようになりました。
きゅうりやズッキーニが夏バテで収量が減ってきてるのに、猛暑なんて気にしない、まさに夏野菜のゴーヤーくん、梅雨が明けてもツル枝の伸びはハンパありません。これからも、畑に行くたびに、ぱっつんぱっつん、ゴーヤーの侵攻を抑える切り戻しは当分続きそうです。
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