セロリ苗を4株だけ畑に植えました。そのまま育てると緑色のままデカくなるので、スーパーで売ってるような白いセロリにするべく、茎元を紙で巻いて遮光しながら様子をみています。


脇芽を欠いて、茎元に紙を巻いたのが、苗を定植(5/22)してから約1ヶ月の6/20でした。初めての軟白栽培なので、紙を巻いたのは4株中の3つだけ、残りひと株は違いを見たくてそのまま育ててます。


写真↑は紙巻きから10日後(6/10)の様子ですが、セロリの草丈が伸びて、葉っぱが防虫ネットを突き上げてます。幅が1.8mの防虫ネットなので、高さは60cmくらい、充分だろうと思ってましたが、、、セロリってこんなに伸びるの?


防虫ネットの嵩上げ、7/1。


葉っぱだけじゃなく、伸びた主茎までもネットに当たって曲がりそうになった7月初旬、仕方なく、防虫ネットを嵩上げすることにしました。


写真↑のように、トンネルアーチを組んでいた青色ダンポール(FRP、5.6φx1.8m)を2本ずらし重ねて、1.8→2.4mくらいの長さにガムテープで止めてから、


ダンポールを繋いで高いアーチに、7/1。


防虫ネット2枚を使って、ウネの両側からオーバーラップさせてアーチに被せました。


嵩上げした防虫ネット。


写真↑の感じ、これで、高さは80cmくらいになりました。もっと草丈が伸びるようなら、またダンボールをずらしてアーチを高くしてやるつもり。


こんな面倒くさい思いをしながらも、セロリに防虫ネットを被せる理由は、これ。


モスラ、、、じゃなくてキアゲハ。


ニンジン、セロリなどのセリ科野菜の天敵、キアゲハは葉っぱに産卵、孵化したモスラみたいなデカいイモムシが、食欲旺盛で、あっという間に葉っぱを食べ尽くしてしまいます。


できるだけ無農薬の我が菜園では、モスラ対策、もう、防虫ネットの一択で、収穫まで被せっぱなしするしかありません。


さて、どんだけ白くなったかな、7/11。


紙を巻いて3週間が経ちました。草丈も伸びたので、紙を巻き直した方が良いかもと、防虫ネットを開けてみました。


写真↑手前が、紙巻き無しのひと株、向こう3株が軟白栽培で茎元に紙を巻いてます。


麻紐を解いて、


じゃーん。


確かに、紙を巻いた辺りがなんか白っぽくなってます。これはイケるかも、、、ですが、やはり、茎が伸びた分は日差しが入るようで、上の方は緑色、、、もっと頻繁に紙を巻き足した方が良いのかな。


巻き直しました。


新しく出てた脇芽を欠いてから、紙を広げて巻き直しました。


写真↑奥の株が遮光無しのふつう栽培、脇芽もガンガン出て、美味しそうな青セロリです。ちなみに、栄養価だけで言えば、軟白セロリより青セロリの方がかなり優秀だそう、家庭菜園なら日よけ無しでー、と勧める方も多々だとか。


おー脇芽は緑、、、7/11。


ただ、主茎を太らせるべく脇芽はバンバン欠いた今回、欠き取った脇芽が写真↑のとおり、たった4株からですが、まあまあのボリュームになりました。しかも、遮光してる株の脇芽もなぜか緑色、、、そんなわけで、収穫までの間はこれら、栄養たっぶりの青セロリを美味しくいただきたいと思います。



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