完熟すると重さ10kg、直径は30cmを越えるらしい大玉スイカの"らおう"、この夏はトマトの雨よけセットを流用して、ふた株からそれぞれツル2本(親ツルと子づる一本)を空中に這わせてます。


写真↑は10日前(6/12)の様子、二番花の人工授粉がうまく行って、膨らみ始めたスイカの果実ふたつです。大玉スイカの空中栽培は初めてのことなので、保険をかけて人工授粉は二番花、三番花までぜんぶやりました。すると、見事にほぼ全員着果、授粉日が6/1〜6/7の範囲で、たくさんスイカがぶら下がりました。


しかし、ひとつ10kgにはなるらしい大玉スイカです。支える支柱(トマトの雨よけセット)がクラッシュしないよう、ひと株に成らせる果実はひとつだけ。ふた株で合わせて2個、20kgにしようと決めてます。


で、残す果実を選ぶ基準ですが、

どれにしようかなー、6/16。


大玉スイカも我が家ではたぶん100%自家消費。残すふたつがいっぺんに熟してもとても食べきれないので、収穫日はできるだけずらしたい。そうか、授粉日が最初(6/1)と最後(6/7)のやつをふたつ残せば、収穫は1週間置きになる。うん、それがいいかもー。


というわけで、

3つ並んだスイカの、6/19。


真ん中を摘果しました。


切り取った未熟果たち。


摘果スイカはそのまま持ち帰りました。皮をピーラーでむいてから、スライス。


摘果スイカの麺つゆ漬け。


ひと晩漬けたら、さっぱり美味しい浅漬けになりました。


そして、残したスイカふたつはいよいよ支柱から吊るします。

収穫ネットから園芸ネットに、6/20。


果実が小さな内は風で振られて傷つかないよう、とりあえず、写真↑の赤い収穫ネットでぶら下げてました。玉が10cmを越えたので、緑の園芸ネットに切り替えます。


↑園芸ネット(目合い10cm)、ダイソー。


使うのは100均の園芸ネットで目合いが10cmのもの。今回は"新たに資材を買わない"シバリでやってるので、手持ちの余りネットを60x60cmに切ってから、四方を紐で吊りました。


園芸ネットで吊る。


うっかり果実を落とさないよう、先に園芸ネットの四方を支柱に縛りつけ、果実をゆるく支えてから、赤い収穫ネットを外しました。


スイカの付け根(茎)は、まだ柔らかくて折れやすいので、慎重に、慎重に、、、


吊りました!


はい、うまくゆきましたー。


写真↑の緑色がオリジナルの100均ネット、茶色は念のために5cm間隔で追加した麻紐です。いや、100均の表示"目合い10cm"を疑ったわけじゃないですが、やはり、果実が網目からスポッと抜け落ちたらヤバいーので、保険です、保険。


大玉スイカの空中栽培、近況、6/21。


写真↑手前が6/1授粉、奥が6/7授粉のらおう(byナント種苗)です。それぞれ20cm、15cmくらいに膨らんできました。


初の大玉スイカ空中栽培、触って引っ張ったりした感じ、支柱とネットはまだまだ大丈夫みたいですが、しばらくは、注意しながら完熟(開花から45日くらい)を待ちたいと思います。



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