雨よけミニハウスで栽培中のネットメロンのパンナTF、写真↑のように、親ヅルを摘芯してから元気な子づる2本を選んで立て支柱に誘引しています。


子づる10節めまでに出た孫ツルはすべて切り取りました。そして、6月初旬(6/4〜)、11節め以降の孫ツルに咲いた雌花に、晴れた日を狙って朝イチ、雄花をくっつけて、人工授粉をやりました。


子づる二本立ち、それぞれの子づるに一果ずつ成らせる予定ですが、保険を掛けて、授粉は3〜4個、雌花の花元が膨らんでくるまで、授粉を続けたら、

膨らんできたー、6/9。


こっちも膨らんできたー、6/9。


と、雄花をくっつけてから3〜4日で、雌花の花元があれもこれもと、ぷっくりしてきました。どうやら順調に授粉は成功したようです。ヨシヨシ。


ただ、ふくらんだ実の重みで孫ツルがかなり下がってしまい、すでに実が斜めにぶら下がってるのもいくつかありました。形のよい実にするため、ちょっと早いですが、ここで、たくさん授粉した中からみっつ、形の良いやつを選んで、玉吊りです。


孫ツルを葉っぱ2枚で切る、6/11。


まずは、実を残すと決めた孫ツルは、写真↑のように、孫ツルがそれ以上伸びないよう(養分が実に集まるよう)に、葉っぱ2枚残して切り取りました。


それ以外の孫ツルは雌花を外してから、葉っぱ一枚残して、摘除。ただし、以前に20節あたりで摘芯しといた子づるの先端に近い孫ツル2本だけは切らずに残し、遊びツルとして放任します。


子づる先端に残した遊び(孫)ツル2本。


立ち栽培なので、遊びツルは放っておくとだらーんと下に垂れてきます。見栄えを気にしなければそれもアリですが、私は写真↑のように、ミニハウス屋根下にネットを張って、そこに遊びツルを這わせるようにしています。


遊びツルはワサワサ葉っぱを広げて、メロンの甘さを作る光合成の補給基地になり、また、ふたつの成長点がメロン自体の草勢を保つ役割を果たしてくれるようです。


玉吊り、6/11。


プロ農家さんは専用のフックを使うようですが、家庭菜園なら麻紐で充分でしょう。写真↑のように、紐は実の首を痛めないよう、実が付いてる茎の両側から支える感じで吊るしました。


市販のネットメロンみたいに、茎をきれいなT形で残すため、吊り方は写真↑のように、茎が水平になるようにします。


茎を水平に吊るす。


写真↑のように、自重で斜めってしまった実も、茎を水平に玉吊りしてやると次第にまっすぐに直ってきます。


玉吊りから8日後、

ネットメロン3個、6/19。


はい、玉吊りした3個のメロン、授粉から2週間の様子です。思わくどおり、全員、まっすぐに吊り下がり、形もやや瓜実らしい上下に長く整っています。


大きさは、ソフトボールくらい?


メロンの実が、だいたいこの位、10cm前後になったら、いよいよ涙?の摘果が待っています。家庭菜園あるある、どれもちゃんとしてるしー、みんな残しちゃえー、とここで摘果を見送りたくなりますが、、、ここは甘いメロンを食べるため、心を鬼にして、


ぱつん。


子づる一本にひとつ残しで、摘果!



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