トマトは脇芽からも新しい苗を作れます。


写真↑はそんな脇芽苗たち、ですが、親株は畑で栽培中のトマトではありません。昨年、畑のトマトには疫病らしき症状が出てしまい早めに片付けました。そして、今年の露地トマトは昨年からは大きく場所を変えて栽培しています。しかし、"できるだけ無農薬"の我が菜園では、殺菌剤を撒くこともないので、原因菌が畑にまだ残ってる恐れがあります。


そんなわけで、感染の連鎖を断ち切るために、2番手植えする今回の脇芽苗はあえて畑のトマトからの脇芽ではなく、

冬越しトマト、6/10。


昨年11月に種まきして、室内で冬越し栽培したプランター植えのトマト株(写真↑)から、脇芽を拝借しました。


脇芽切り取りが5月上旬(5/8)でしたから、だいたい40日くらい、新しい小さな花芽が付いたので、畑に持ち込みました。


トマト2番手のウネ、6/16。


予定したウネは前作が春トウモロコシと枝豆の混植、耕転も何もせずに元肥も何も足さず、残った植え穴にトマトの脇芽苗を落としました。我が菜園で"リレー栽培"と呼んでるやり方ですが、トマトは吸肥力、吸水力がハンパなく強いので、たぶん大丈夫。


ちなみにこのウネですが、トウモロコシの前がレタスと人参の混植でした。そしてその前、昨夏は、、、トマト。疫病が出た株とは別場所に植えてたトマトでした。そしてその前、一昨年の夏もトマト、その前もトマト、、、


はい、このウネは夏にはずうっとトマトの連作を試してきた所なのです。確か、今年で5年め、、、


脇芽苗の植え付け、6/16。


三品種(大玉、ミニ、グルメ)5株を株間45cmで植えました。写真↑手前から、グルメ(加熱用)、大玉2、ミニ2の並びです。


ミニトマト、挿し苗。


おっとっと。

植え穴に落とす時にミニトマトがひと株、株元から折れてしまいました。まー、仕方ありません。ハサミで茎を斜めに切り取り、写真↑のように、直接、土に挿しました。が、すぐにうなだれて、、、これはダメかなあ。


遮光ネット。


当地横浜には夏日予報(30℃越え)が出ています。たっぷり水やりして、さらに活着を助けるために、余っていた短い遮光ネットを、写真↑のように、真ん中で繋いで、被せておきました。


翌日、

ミニトマト、復活、6/17。


挿していたミニトマト苗が立ち上がってました。さすが、生育力のあるトマトです。これなら、わざわざ育苗しなくても、脇芽をそのまま土に挿してもイケそう?

(注記、挿し芽の成功率は様々な条件で左右されるようですが、だいたい平均すると6割くらいと言われてます)


さて、トマトの連作5年め、巷ではトマトは連作できません、が常識なのですが、、、実は連作できてる例もたくさんあるようなのです。そんな成功例を聞くと、連作3年くらいまでは収量がだんだん落ちるが、4年めくらいに持ち直し、5〜6年でふつうに実がなるんだとか。


連作トマト、6/19。


さて、我が菜園も5年め、昨年までは連作トマト、草丈も伸びず、実付きも年々悪くなる一方でした。が、はたして、この夏はいかに?



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