畑のトマト、写真↑のように、ようやく1段めが色づいてきました。しかし、この時期は要注意、、、トマトの実が熟すのを待っているのは、人間だけではありません。


毎日のように何処からか現れて、羽根をばたつかせ、ちょこちょことウネ間を歩き回る黒いヤツ、カラス、彼らは夏の畑にある果菜たち、とりわけ熟したトマトが大好きなようなのです。


我が菜園でも昨年、ひどい食害がありました。

大玉トマト(麗夏)、昨年6/22。


ミニトマト(オレンジチェリー)。


グルメトマト(モルトヴォーノ)。


一瞬、ハクビシンかも、、、と思いましたが、食害はクチバシで突いたらしき穴、これはカラスに違いありません。


そんなわけで、昨年はこの後、あわてて、トマト全体に鳥よけネットを被せました。

鳥よけネット、昨年6月。


大玉トマトはこんな感じ↑、オオタバコガ対策の防虫ネット(写真↑の赤と白の袋)と合わせて、厳重な鳥よけ対策になり、以降は被害なし。めでたしめでたし、だったのですが、難点もありました。


いかんせん、作業性が最悪!


脇芽欠きや収穫のたびに、鳥よけネットを外さないといけません。そして終わったらまた、もと通りにネットを取り付ける、、、これは面倒くさいー、ダメだー。


ナイロン糸。


そんなわけで、今年は鳥よけにナイロン糸を使います。これはカラスの警戒心、自分の羽根が何かに触れるのを極端に嫌う、を利用した簡単な鳥よけ策で、トマトのウネ周りにナイロン糸(釣り用テグス)を張り巡らすだけです。


用心深いカラスはいったん地面に降り立ち、周囲の安全を確かめてから、地面を歩きながらトマトに近づくようです。なので、ナイロン糸はそんなカラスの羽根が触れるよう、低め、今回は20cmと40cm高さに張りました。


カラスよけ、6/13。


ナイロン糸は釣り用3号(0.286mm、強さ5kg)のもの、小物釣りに活躍する細めの糸で、写真↑のように、肉眼でも見逃しそうなくらいに細いです。


それでも引っ張り強度が5kgあり、ちょっとやそっとでは切れません。むしろ、自分がうっかり足を引っ掛けて転ばないよう、要注意?


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