6月に入り、空中栽培しているスイカ(大玉2株、小玉2株)の二番花や三番花が開き始めました。
スイカは雌花がツルの7〜8節(葉っぱ7〜8枚)ごとに付くらしいので、二番花が15節、三番花はツル下から数えて23節めあたりになります。一番花は奇形果のリスクがあるため切り取り、人工授粉は二番花と三番花が咲いたらすぐ(朝イチ!)に雄花をくっつけてやりました。うまく受粉できてたら、大玉はひと株にひとつ、小玉はひと株に2〜3個、成らせる予定です。
写真↑は今年初めてチャレンジ中の、大玉スイカ(品種、らおう)空中栽培の様子(6/9)。
真ん中あたりに、授粉が成功して膨らんできたやつが見えてます。背景の園芸ネットが10cm目合いなので、もう5〜6cmはあるみたい。
6/1授粉、かなりデカい。
6/2授粉、これまたデカい。
6/4授粉、まだ小ぶり。
と、大玉スイカは順調、授粉した二番花、三番花はもれなく膨らんできてました。二本立ちの子づるもガンガン伸びてます。
大玉スイカ空中栽培の近況、6/9。
どうやら最初の難関、人工授粉はうまくいったようです、ヨシヨシ。
大玉スイカ、このタイミングでひと作業、膨らみ始めた果実に養分を集中して甘いスイカを作りたいので、株元から三番花までに子づるから出た孫ツルたちはすべて切り取りました。そして、この先(三番花から先)の子づる孫ツルは光合成を稼ぐ遊びツルとして放任します。
ただし、雌花だけは新たな養分食いになるので要注意、これから咲く雌花は勝手に?自然受粉しないよう、見つけ次第、摘花してやります。が、これがなかなか、、、子づる孫ツルが繁茂すると、結構見逃したりするんですが、、、
(注記、今回の大玉スイカは草勢を維持するために親ツルを摘芯せずに、親ツル+子づる一本ずつの2本仕立てにしてます。ですが、ややこしいツル処理が分かりやすいよう、子づる二本立てとして書いております)
一方で、毎年アーチ支柱を組んで空中栽培している小玉スイカ、今年の様子は、、、
小玉スイカの空中栽培、6/9。
6/1授粉、デカい!
こちらの園芸ネットも目合いが10cm、見た感じ、早いやつ(写真↑6/1授粉)はもう15cm近くに育ってます。
小玉スイカ(写真↑の品種はピノガール)の登熟日数は30〜35日と短めです、だから、膨らむのも早い?
ちなみに、大玉スイカは授粉大成功でしたが、小玉スイカはそうでもなく、雌花4個に人工授粉して、今のところ、明らかに膨らんでるのはふたつだけ、ひとつは萎んでしまいました。品種によって、授粉のしやすさには差があるようです。
なお、着果負担が小さめの小玉スイカは人工授粉の第一陣が膨らんできたら、あとは放任(子づる、孫ツル、雌花)で育てています。
株の勢いが良ければ、
小玉スイカ、2020年夏。
小玉スイカは、写真↑のように、アーチ支柱に鈴なりになったりしますから、楽しみです。
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