ズッキーニにはツルありタイプがあると聞き、写真↑の2品種(カボッキーとぐるめペコ)を今年初めて、試しに種から育てて、畑に植えてみてます。
ふつうのズッキーニは主茎が太いので立て誘引してますが、案外風に弱くてポッキリ、それではと横に倒すとあさっての方に伸びてしまい、スペースを食って大変です。しかし、ツルありタイプなら融通が効きそう、たぶん、カボチャと同じように空中栽培してやれば、省スペースかつ誘引も少なめで案外カンタンかも、と思ったわけです。
アーチ支柱が出払ってるため、立て支柱に園芸ネットを張っての縦誘引になりましたが、これでうまくゆけば、そして、味の方もズッキーニらしければ、来季からはふつうのズッキーニは止めて、ぜんぶこっちに切り替える予定。
畑に定植、5/1。
自家苗をそれぞれひと株ずつ、5月初旬(5/1)畑に植付けました。黒マルチのウネ、株間は80cmです。写真↑のように、植え穴を南側に寄せて、そこから北側にウネを横切るように地這いさせてから、上に立ち上げます。
支柱を組む、5/17。
写真↑の手前がツルありズッキーニ用の支柱です。16mmφx1、8m長さを組み合わせて、交差部はフックバンドで固定してます。これに園芸用のネットを張って、ツルありズッキーニのツルを上に誘引します。
ちなみに、奥に見えるアーチ支柱はトマトのソバージュ用、こちらも同じく園芸用のネットを張ってます。
誘引中、6/1。
さすがにかぼちゃの仲間です。カボッキーもぐるめペコも生育旺盛、定植したら、すぐに活着して新しい葉っぱ、そして巻きツルを伸ばしてきました。写真↑の手前がカボッキー、奥がぐるめペコ、、、どちらも勢いがあるので、園芸ネット上でグジャグジャにならないよう、とりあえず主枝のみを誘引しての一本立ちにしました。それで、節々から出る子ヅルは全て切除しています。
よーく見ると、、、早くも小さな花芽らしきものも見えてる? ヨシヨシ、これなら誘引もカンタンだし、イケるかもーーーとニンマリしていたら、、、
ある日、アクシデントが起きました。
隣りのアーチチョークが倒れる、6/4。
南隣りで2mを越えて伸びていたアーティチョークの大株が、突然、“ふつうのズッキーニ“を栽培してるウネに倒れてきたのです。それほどの強風予報もなかったし、まったく油断してました。実(花蕾)をたくさん付けすぎたか、それとも草丈が伸びすぎたか、、、慌てて起こして、支柱を立てて括りましたが、、、写真↑は引き起こした後の様子、左に見えるのが”ふつうのズッキーニ“です。
緑のズッキーニ、折れました。
調べたら、アーティチョークは根っこから折れてるようでした、仕方なし。ついてる実(花蕾)を全部外して、撤収しました。しかし、事件はそれだけでは収まらず、アーティチョークの直撃を食らった緑のズッキーニが悲惨なことに。写真↑のように、これからたくさん実をつけるはずが、成長点からポッキリ折れてしまいました。たぶん、これは再生はムリ、こちらも諦めるしかなさそうです。
まだ6月、”ふつうのズッキーニ“は植え替えるオプションもあります。が、どうするか思案投首の私の目に、飛び込んできたのは、、、
ツルありズッキーニの雌花、6/6。
同じく雌花。
おー、ツルありズッキーニに雌花がたくさん付いてます。これなら期待できるかもー、というわけで、”ふつうのズッキーニ“の植え替えは見送りました。折れたままで放置しておけば、ひょっとして、折れた株元から新しい脇芽が出る、、、かもしれませんし。
そんなわけで、ツルありズッキーニ2品種、お試しのつもりがアクシデントで主役になりました。初のカボッキーとぐるめペコ、一本仕立てでどれくらい採れるか、食感はどうか、楽しみです。
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