軒下に大きなコンテナを置いて、ふどうを育てています。毎年秋に切り戻し、春になったら園芸支柱を組んでトレリス3段仕立てに誘引しながらの7年め、今年も写真↑(4/21撮影)のように、枝のあちこちに花房(果房)が付きました。


品種はマスカットベリーAという、日本では主に赤ワインになる黒ぶどう、しかし、完熟果を生食したらめっちゃ味の濃くて甘いぶどう、一度食べたらもうヤミツキになります。


ただ、菜園と同じく"できるだけ無農薬"でやってるので、ぶどう栽培ではよくある、ホルモン剤を使う種無し処理(ジベレリン)はしていません。よって、我が家のぶどうは種ありです。


トレリス3段仕立て、4/26。


春先に伸び始めた枝を、写真↑のように、園芸支柱(16mmφx2.1m)を組み合わせた垣根(トレリス)の各段に誘引していきます。


基本は、トレリスが左右2本x3段ですから、誘引して実を成らせる枝(結果枝)は6本になります。


トレリス3段仕立て、5/5。


ぶどうは枝から強いヒゲツルを出して、くるくる、近くに何かあれば勝手に巻きつきます。放ったらかしにすると、枝が暴れまくって、管理が大変、見てくれも良くない(玄関先から丸見え)ので、写真↑のように、たまーに枝をチェック、太い枝を6本選んで、麻紐でキツく縛り、支柱に無理やり沿わせています。


これで見栄えはまあまあ、かな。


花が開く、5/19。


5月半ば過ぎ、あちこちに付いていた花房が一斉に開きました。ぶどうは自家受粉タイプ、ぱっと開いた花が勝手に花粉を飛ばして受粉をさっさと済ませ、花房はすぐに果房に変身します。


ぶどうの花房、5/19。


ぶどうの"果"房、5/29。


はい、何もしてませんが、全員、無事に着果しています。ちなみに、この時点で果房を数えたら、、、9つありました。トレリス3段仕立てだと、各段左右にひとつずつがお約束(苗屋さんのオススメでした)、ですから、我が家の場合、最大で六つまで。


そんなわけで、デカい果房を6個残して、泣く泣く?3個、果房を切り取りました。


そして6月。

果房、6/6。


ぶどうの粒々が膨らんできました。プロ農家さんは房を整えるために、このタイミングで密になってる粒を外す作業(摘粒)をやるそうです。が、我が家は放任、、、ここで不揃いな粒があっても、押し合いへし合いして、最終的にはなんとかなってます。


昨年はこんな感じ↓でした。

ふどう、昨年8/17撮影。


それよりも、これから大事なのは水やりです。コンテナ栽培ですから、ぶどうの水源はコンテナ内の水量だけ。ワサワサに繁茂した葉っぱは光合成と蒸散で、毎日、かなりの量の水を消費します。


晴れ予報なら、たっぷり水やり。


ぶどうが色づき始める7月までは、水やり、欠かせません。


ワサワサのぶどう、6/6。


ぶどうのコンテナ栽培、近況↑、葉っぱのボリュームがハンパありません。もう、完全にグリーンカーテン状態です。



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